俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『スカイライナー・テストラン』

2010-04-11 22:16:39 | Weblog
暑くて汗ばむぐらいの一日でした。
下総一のオオザクラ・「吉高の桜」へ、チャリを蹴って行って参りました。

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風も無く暖かな明るい陽射しを浴びながら、印旛沼サイクリングロードの桜並木の下を、ちらほら舞う花びらを頬に受け、うぐいすの可愛らしい鳴き声を聞きながら軽快に愛車をすべるように走らせて突き進む気分は、正に春を全身に浴びるとはこのことかと舞い上がる想いがしました。

途中、風車の広場あたりには出店が立ち並んでいてチューリップ祭りの真っ最中で、人出で溢れて自転車を曳いて歩くのもやっとでした。
“チーバくん”は子供たちの大好きな人気者で、ちびっ子たちが蟻んこのように群がっていました。


成田新高速鉄道と交わる所でサイクリングロードを左折して山道を進むと、「吉高の桜」へ出ます。
ちょうど満開で、菜の花の黄や大根草の紫とのコラボが目に鮮やかに飛び込んできました。


帰途について山道を進むと突然“ゴオー”という大きな音が鳴り渡りました。
切り開かれた谷底を覗き込むと、足下には成田新高速鉄道が通っているではありませんか。
新線の電車が試運転を始めたに違いない!

大急ぎで撮影ポイントを捜し求めました。
北総鉄道の「日本医大前」駅に電話で、成田空港間の折り返し試運転を確認・・・
待つこと15分・・・
やってきました、スマートなスカイライナーが・・・


詳しく見たくなって「日本医大前」へ行きました。
落ち着いた配色の8両編成の車輌と、列車の一両だけに入れられた斬新なネーム、客室はシートを被ったままでした。


運営は京成電鉄が行い、開業は7月17日、スカイライナーと特急は成田空港-京成上野を走り、成田空港と日暮里の所要時間は36分と従来の京成本線経由より大幅短縮されるそうです。
羽田空港へ通じる直通電車も走るそうです。

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スカイライナーは20分から40分間隔で運転されるそうですが、日暮里-成田空港間はノンストップ。
電車の本数は従来どおりですが、スカイライナーの通過待ちがあるようです。
在来線最高の時速160kmのスピードによる騒音の心配・・・

ちょっと待って下さいよ!
地元への恩恵は何かあるのでしょうか?
新線には途中に「成田湯川」という駅が一ヶ所だけ設置されているそうです。

7月17日の開通日より、首都圏で一番高いと言われている運賃が5%値下げされるから、まあ、善しとするか・・・