俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『浪切不動堂』

2012-03-30 19:22:20 | 観光地
関東地方で今年は、「春一番」が無しの年だそうです。
「春一番」とは立春から春分の間に吹く強い南風こと・・・

でも、今日吹いた南風は「遅れてきた春一番」と言うか、「春の嵐」でした。
八街辺りではピーナッツ畑からの砂ぼこりで道の先が見えませんでした。

(運転車中で撮りました)

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そんな嵐も何のその、東金のいちごを買いに出かけました。(入院の方へのお見舞い用です)
その帰り道、山の中腹に建つ真っ赤なお堂が目に飛び込んできました。


通称「浪切不動」、正式には「真言宗智山派・成東山不動院長勝寺」の本堂です。
行基が天平3年(731年)に開基、平安時代の初めに弘法大師が現在の場所に建立したと言われています。

江戸時代初期に、この本堂が現在の石塚山(標高30m)の中腹の岩石の上に建てられました。入母屋造り、間口三間、奥行四間、欄干・回廊がめぐらされた朱塗りの懸崖造りです。
本堂の建っている大きな岩石は、縄文時代の縄文海進によって、この丘が海岸線となった時に、石灰質の物質が浸透したことによって固結して出来た凝灰質砂岩です。


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この頃、日にちの経つのが早すぎませんか?
それに昨日やったこともなかなか思い出せなくて・・・

「浪切不動」の観音堂には“ぼけにかつ”と大きな看板が有りました。
四国八十八箇所の札所巡りも有りましたし・・・

まじめにお賽銭を入れて、“ボケ封じ”を祈願したのは言わずもがな・・・


『待ち遠しい春が・・・』

2012-03-27 17:31:51 | Weblog
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな~

今日は良く晴れて暖かな一日でした。
陽気につられて、鼻歌交じりに自転車で界隈を廻って、春を拾ってみました。

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梅は白梅も紅梅もあちこちで満開です。


椿も水仙もとっくに咲きました。




道端のイヌフグリも宝石をちりばめたようです。


土手のタンポポも陽だまりで暖かそう・・・


野焼きの赤い炎と青い煙が風に煽られていました。


田起こしでトラクターも忙しそうに動き回っています。


キジも、今年も元気に遊んでいます。


春休みの子供らは元気に草野球、日が西に傾いて日が陰ってもオバチャンたちのお茶の時間はなかなか終りそうにありません。


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春の本命・ソメイヨシノは蕾も大分膨らんでは来ましたけれど、月末までには咲くのでしょうか?


やっと、春がやって来たようで~す!

『佃煮』

2012-03-20 20:05:06 | 観光地
この間の日曜日、写真クラブの撮影会で「佃島」へ行って来ました。
レトロな雰囲気を出すために、モノクロで撮ることになったのです。
小雨交じりの生憎の天気で折り畳み傘を出したり引っ込めたりしながらの撮影でした。

一般的に普通には「佃島」と呼ばれていますが、正式には「佃島」という地名はありません。
東京都中央区佃1~3丁目を「佃島」と呼んでいるようです。
もっと厳密に云うと、江戸時代からの「佃島」は佃一丁目で、2丁目は「石川島」、3丁目は明治時代に埋め立てが完成した「新佃島」です。

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明智光秀が本能寺に織田信長を襲った時(1582年・天正十年)、わずかな手勢で堺にいた家康は危急を察知して三河への脱出を計るのですが船がありません。
この時、船を出して助けたのが摂津国佃村(現在の大阪市西淀川区佃町)の漁民たちでした。
献身的な漁民たちの働きは家康にとって生涯忘れることの出来ないものとなったのです。

家康が江戸に幕府を開いた時、佃村の漁民33名を呼び寄せてこの島に住まわせ、故郷の佃村に因み「佃島」と名付けました。また、湾内の漁業権を与え、獲れた魚や貝を江戸城内に納めさせたのです。小魚や貝を醤油煮にして時化(しけ)の時の保存食としたのが、佃島で初めて作られたので「佃煮」と呼ばれるようになりました。

住吉大社の分神霊を祀った住吉神社の社地は掘割に囲まれ、江戸の昔が偲ばれます。

住吉神社の例大祭(佃祭り)の3年に一度の本祭りには高さ20mもの大幟が6基も立ち並び、「佃ばやし」にのって八角神輿が繰り出します。

この立て札は?

大幟の柱と抱木(だき)が空気に触れて木が腐らないよう、川底に埋めて置くのだそうです。
本祭りの年に海水が引く干潮時を狙って掘り起こし、祭りが終ると再び3年の間「佃小橋」の下に埋めて保管して置くのだそうです。

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佃島に来たら佃煮をお土産に買って帰らねば・・・
日本人ならではのご飯のおかずですからねぇ・・・

酒飲みにとっても持って来いのおつまみです・・・


『恵みの雨』

2012-03-17 12:32:03 | Weblog
一週間ぶりに、久方の雨の朝です。

大分前から今日は雨という天気予報でしたので、昨日、一昨日と頑張って畑仕事をやり、じゃがいもを4畝ほど植え付けました。

気象庁の地震予知能力は今一ですけど、天気予報はこの頃良く当たります。
お蔭様で農作物にとっては恵みの雨です。

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畑仕事をご存じない方のために、その手順をレクチャー申し上げましょう。

まず最初に、畑にしようとする場所の四隅に杭を打ち、四方を地面上に縄を張って囲みます。

次に、スコップに片足を乗せて全身の体重をかけて地面に差し込み、スコップの取っ手を手前に引き倒して掘り起こします。
この時、土の塊をひっくり返さずに元の状態のままその場所に浮かせて置きます。
畑予定地の全てを適度のブロックに掘り並べます。

次の作業は草取りと石ころの除去作業です。
低い腰掛、移植スコップ、取った草や石ころを入れる箱を用意します。
掘り浮かせた土のブロックごとに草を抜き取り、小石を取り除きます。
鍬の刃先を傷めないためにも小石は丁寧に取り除きましょう。

次は畝作りです。
畝の幅と、畝と畝の間の間隔の幅を決めて、備中三本鍬で大まかな畝作りをします。
その畝の上に肥料を振りかけます。
消石灰、窒素リン酸、カリ、混合化学肥料、鶏ふん、牛ふん、腐植土・・・

平鍬で掘り返しながら肥料と土を撹拌し、二度ほど繰り返します。
平鍬の横腹を使って畝の上面を平に、側面にはやや傾斜を付けて畝の形をまっすぐに整えます。
これで畑の完成で~す。

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連日の農作業で全身ミリミリの筋肉痛で湯治にでも行きたい気分です。

雨降りなので散歩もお休みです。
ソファーに横になってテレビでも見ながらぐたぐた過ごすぞ!

ワルポンにとっては「救いの雨」になりました。


『新刊本のご紹介』

2012-03-16 22:15:35 | Weblog
かなり前に都内のマンションでお隣さんだった山崎夏生さんが人生訓?の本を書かれたというメールを頂戴しましたのでご紹介いたします。

彼は小さい時から大学まで野球一筋、プロ野球選手になるのが夢でした。
どの球団でもいいからと指名を待ち望んでいたのですが、ついに声がかからなかったのです。
それでも野球にかかわっていたいという一念でスポーツ新聞社に就職したのですが、取材記者ではなくて営業局の配属になってしまいました。

野球に対する未練・愛着は捨て難く、野球審判への道へ突入・・・

ワルポンが本の紹介をするよりも、彼のメールを以下に掲載いたします。

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拝啓、山崎夏生@NPB審判技術委員です。沖縄キャンプを打ち上げた後はしばらく時差ボケならぬ場差ボケでした。すでに南海のタコ入道と呼ぶにふさわしい面相になっています。

 さて、以前にお知らせしました拙著がついに3月10日から発売となりました。タイトルは「プロ野球審判 ジャッジの舞台裏」で版元は北海道新聞社、価格は税込で1365円です。帯の推薦文はサッカー元日本代表監督の岡田武史氏が書いてくれました。

 自分では野球人が書いた野球本とは思っていません。ただ単に題材や舞台が「野球」だった、というだけです。ラグビーでもマラソンでも、もちろん仕事でも良いのです。テーマは一途一心に打ち込めるもののある幸せ、真面目にやっていればきっと報われるという単純な楽観主義、前だけを見つめろというメッセージ、支え続けてくれた家族への思い、そんなことを考えながら筆を進めました。

  今は書店の店頭が気になって気になって仕方がありません。我が子が陳列されているような気分です。幸い講演で出かけた札幌市内や空港の書店ではばっちり置いてありました。いずれも縦ではなく、表紙が見えるように横に並べられていたのには感激しました。ただ知名度のない著者ですから首都圏では苦戦してます。相当に大きな書店に行かなければ置いてないのです。今後もマスコミへの露出、ネット上でのプレゼン、「さくら」満開作戦を展開するつもりです。

 マスコミは今後、日刊スポーツ、スポニチ、フライデーに載る予定です。共同通信も内容次第では「新刊案内」を発信してくれるそうです。明日は西武第2球場で「フライデー」の取材です。もちろん異色の元プロ野球審判が本を書いた、という内容で、決して扇情的なシモネタ狙いではありませんし、もちろん身に覚えもありません(きっと)。来週号(23日)に掲載予定ですが、まだ取材前ですので極秘です。

 ネット上での宣伝効果の大きさにも驚いています。予約買いだけで2300部達成もこのアイテムあればこそ、でした。

 「さくら」満開作戦とはNPB審判団61人や、友人・知人らに自宅での読みは禁止、必ずや電車内でカバーをつけずに高く掲げて読むことをお願いしています。さらに書店の前を通るたびに拙著があるか?と店員に尋ねること。

 モットーは「人生の扉は自分でこじ開けるもの」、今後も図々しく展開します。「恥」などという感覚は31年前にこの業界に入った時に捨て去りました。

 最寄りの書店で見かけましたらぜひご一読ください。もちろんネット書店でも流通しています。もしも読んでもつまんなかったら・・・返本、受け付けます(とか言って)。

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彼はいつも朗らか天真爛漫の万年野球少年です。しかもお酒大好きの大酒豪・・・
ワルポンも、そんな彼の大ファンです。

このブログをご覧頂いている皆様にワルポンからもお薦めいたしますので、どうぞ本の購入方よろしくお願い申し上げます。

地元の本屋を2軒ほど回ってきましたが、発見できませんでした。
ネットの方が早いかも・・・



『非常食』

2012-03-09 18:17:59 | Weblog
3・11東日本大震災から、もうすぐ一年が経とうとしています。
東海・東南海・南海連動型地震の巨大地震も迫っているという。

東京大学地震研究所が“首都圏直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる”と、1月下旬に発表しました。

3月7日には文部科学省が、マグニチュード7級の首都直下地震が「いつ発生しても不思議ではない」、東京湾北部を震源とする地震の揺れは、従来想定の震度6強を上回る震度7との推定を正式に公表したと、連日、盛んに報道されています。

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テレビに感化されて少しは対応しなければ、ということで今日は安売りのスーパーをはしごして、非常食の買出しに出かけました。

・飲み物
 飲料水2L・6本入り・2ケース
 玄米茶500mL・24本入り・1ケース
 サイダー250mL・30本入り・1ケース

・保存食
 さんまの味付け缶詰、さばの味噌煮缶詰
 海苔のつくだ煮

・インスタント食品
 レトルトカレー、レトルトのビーフストロガノフ
 インスタントラーメン、カップヌードル、カップヤキソバ

・嗜好品
 キシリトールのど飴

・その他
 携帯用ガスボンベ
 トイレットペーパー

・・・などを思いつくままに買い揃えました。

簡易トイレ、テント、ブルーシート、寝袋、防災笛などもあればいいとは思いますが・・・

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震度7では、家具やタンスの転倒防止品は壁や天井が壊れてしまうので役に立たないらしい。

懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話の充電器、乾電池、救急セット、・・・
他にどんなものがあれば良いのか思いつきません!

『野良仕事』

2012-03-05 16:37:58 | Weblog
梅は咲いたし、椿も咲きそう・・・
そう、もう春がやってきたのです。

冬眠から目覚めて働かねば・・・

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久々に野良仕事をしました。
畑を備中鍬で掘り起こしたのです。


雑草も少しは生えているのですが、根はしっかり張っているので、引っこ抜くのに一苦労です。
春は晴れの日が続かないため、土が湿ってて重いのです。
その上、鍬に張り付くので、一回掘る毎に張り付いた土の塊を取り除かねばなりません。

一回掘り起こした後で、土の塊に今度は鍬の頭を打ち付けて砕きます。
更にもう一回耕しながら、おおよその畝を作ります。
石ころが出たら拾い上げ、後で片付けなくて良いように石ころ置き場へコントロールをつけて放り投げます。

粗造成の畝の上に、消石灰、窒素、鶏ふん、腐植土、化学合成肥料などの栄養素を撒き施してから、畝に良く混じりこむように二回ほど耕して畝作りをするのです。

今度、晴れの続いた雨の前日に苗を植えたり、種を蒔くのです。
ジャガイモ、きぬさや、トマト、ナスは定番です。
ネギ、ニラ、アスパラは植えてあるし・・・
後何を植えようかな?

棒状に切ったキュウリにマヨネーズを混ぜた味噌をつけたらビールのつまみに最高!
ソラマメもいいし、枝豆もいいなあ・・・
八つ頭と牛肉の煮付けも食べたいぞ!

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でも、決定権はありません。

労働力の提供だけなのです・・・ “働かざる者は食うべからず”

いや~ぁ、腰が痛い、肩が痛い、足が痛い、腕が・・・
たった六畝ですけど・・・

『春ですよ~』

2012-03-02 12:20:22 | Weblog
一昨日、関東では久方ぶりの大雪で大混乱でした。

東京スカイツリーが完成した日(2月29日)でもあったのですが、落雪事故を警戒して半径400m以内に多くの警備員を配置したりして対応、近隣住民は不安を感じているとのこと。

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昨日一日暖かかったせいで、春の淡雪はもうすっかり消え去ってしまいました。
春の天気も変わりやすく、今日は、またもや春を呼ぶ雨です。

そんな中、固い地面からひょっこりと顔を出したクロッカス・・・


外に置いてあった鉢植えのパンジーもいつの間にかしっかり咲いていました。


水仙も香り高く咲いています。


白梅は一輪また一輪だったのに、急に見頃となりました。


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赤い実の万両も、白い実の万両も、ヒヨドリが毎日来てはすっかり食べつくしてしまって・・・
現金にも、もう来なくなってしまいました。

でも、良いんです。
我が庭には、もう春がやって来ていますから・・・