俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『川越・喜多院』

2013-11-26 13:47:43 | 観光地
喜多院の紅葉の美しさに惹かれて見に行って来ました。

喜多院には「家光公誕生の間」があるので、三代将軍は川越の生まれかと思っていましたら、喜多院が寛永15年(1638年)の川越大火で消失してしまったために、江戸城の客殿や書院を移築したために「家光公誕生の間」も引っ越して来たのだそうです。


でも、あいにくと来年の八月まで屋根の葺き替えと耐震補強工事中で足場が邪魔で写真撮影には雰囲気が出ませんでした。


景色が駄目なら食い気と行きましょう。
老舗の鰻屋もありますけれど、門前の蕎麦屋で天ざる定食で空腹を満たし、街中へ・・・

江戸・日本橋から川越・礼の辻まで十三里だったそうで、「栗(九里)より(四里)美味い十三里半」といわれる “さつまいも”は川越名物です。
九里と四里で十三里ですが、美味しさがその上を行くので“13里半”としたのです。

小江戸川越の魅力の一つが蔵の町です。
中でも、どっしりと建つ“亀屋”は他を圧倒する店構えです。


出るは出るはさつまいものお菓子・・・
いも最中、いもかりんとう、いもせんべい、いもかりんとう、いもまんじゅう、いもどらやき、いもあられ、おさつチップ、さつまいもプリン、さつまポテシュー、いもおこわ、いもきんつば、スィートポテト、いもパイ、いもババロア、いもドーナツ、いも甘納糖、いもソフト、さつまいも大福、・・・

他にも芋に関する名物は、芋料理、芋ランチ、芋懐石、芋焼酎などなど・・・

芋ようかん、芋最中、こがね芋なるお菓子をゲット・・・
年寄り並みにお茶のみでもしましょうかね。


『サントリー白州蒸留所見学』

2013-11-23 10:26:30 | 観光地
南アルプス甲斐駒ヶ岳の麓に広がる「サントリー白州蒸留所」の見学に行ってみました。


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ネットで予約した12時の10分前に到着、見学者用駐車場に車を止め、入場受付窓口へ・・・
受付嬢に「運転者の方はこれを首にかけて下さい」と、幅広の紐のついた大きなカードを渡されました。“飲酒はダメ”のカードです。

標高700mの高地とのこと、林の中は空気がひんやり・・・
カエデやモミジがきれいに紅葉(黄)していました。


でも、ゆるい坂道を5分ほど登ると汗ばみました。

指定された建物でガイダンスを受け、蒸留所のガイドツアーです。
製造工程順に見学した後、バスに乗り、40年前からウィスキーの眠る倉庫へ案内されました。

この写真はパンフレットからコピーしました。

見学後は当然の如くウィスキーの水割りやハイボールの試飲会です。
当然のことながら運転者は絶対飲んじゃダメ、口に含むのもダメ、匂いを嗅ぐのもダメ、グラスを受け取るのもダメという厳しい決まりです。

その上、信用していないのか、「運転者は首からカードをぶら下げて下さいね!」と、例のカードの念押しをされ、飲んじゃダメの徹底ぶりでした。
仕方がないので、ここで作っているという「サントリー天然水」を悔し紛れに、がぶ飲みして来ました。

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蒸留所の駐車場から目の前に、雪をかぶった八ヶ岳がそびえ立っていました。


ところで、ウィスキーの白州の40年ものは一本10万円もするのだそうです。
そんな高いのは要りません。
売店で、12年ものと新発売というウィスキーを買いました。
でも、クウォーター瓶を、です。普通サイズはデスカウントショップの方が安いですから・・・

家に帰ってから飲み比べてみましたが、どちらもさっぱりし過ぎていて口に合いません。
元々、角瓶派ですから・・・


『名古屋城本丸御殿』

2013-11-21 12:00:57 | 観光地
“伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ”と「伊勢音頭」にうたわれるように、金の鯱で知られる名古屋城です。


でも、最近では過去最高収益に迫る好調な勢いの“TOYOTAでもつ”かも知れません。

名古屋城本丸御殿の第1期工事分である「玄関・表書院」部分が今年5月より一般に公開されています。
総ひのき造りの建物に、虎などの襖絵には圧倒されます。



(上2枚の写真はパンフレットのコピーです)

平成28年度には第2期工事分の「対面所」が、第3期工事分の「上洛殿」を含む全体公開は30年度の予定だそうです。

完成の暁には、やはり“尾張名古屋は城でもつ”でしょう・・・

『信州諏訪』

2013-11-19 18:58:39 | 観光地
諏訪湖を取り囲む諏訪地域は長野県の南に位置し、山梨県と接する盆地で“東洋のスイス”とも称されています。
残念ながらその日は雨でした。
諏訪湖の夜景でもご覧下さい。でも、明日は晴れますよ!


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朝、早起きし、外に出ると車の窓ガラスは霜で真っ白に凍っていました。
急いでエンジンを温め、暖気を目一杯開いても運転できるようになるまでは10分もかかりました。
朝日の昇る前の富士山です。


諏訪温泉の山の中腹にある「立石公園」に登ると、諏訪湖の全貌を見下ろすことが出来ます。


視線を上げれば、右の山裾の奥には遠く北アルプスの穂高、乗鞍が・・・、その右には中央アルプスの御嶽山や木曽駒ケ岳、左手には南アルプスの仙丈ケ岳、入笠山、甲斐駒ヶ岳の山々が・・・日本アルプスが一望の下に見渡すことが出来るのです。


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諏訪といえば、あの勇壮な「御柱(おんばしら)祭り」が思い浮かびます。
6年に一度の寅年と申年に行われ、引き出された御柱(径が1m、長さ17m、重さ10トンものモミの大木)は社の四方に建てられます。


諏訪大社上社本宮(すわたいしゃかみしゃほんみや)の祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)という男の神様で、鹿島神宮や香取神宮と同じく武運長久、出世の神様です。


諏訪大社下社(しもしゃ)には八坂刀売神(やさかとめのかみ)という女性の神様が祀られていて縁結びの神様で、2月から7月は春宮(はるみや)に、8月から1月は秋宮あきみや)へと交互に鎮座が代わるのだそうです。
秋宮の手水舎(ちょうずや)は温泉でした。


寒い冬に、諏訪湖に出来る“御神渡り(おみわたり)”は上社の男神が下社の女神のもとへ渡る恋の道とも言われています。

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諏訪は、セイコーエプソンはじめ多くの企業が立地する工業地域でもあります。

タケヤ味噌などの美味しい味噌もありますが、でも食べ物では、下社秋宮の門前にある「新鶴本店」の“塩羊羹”を忘れる訳にはいきません。
海の無い山国ならではの“塩羊羹”の上品な味は左利きにも好まれること間違いなしです。

左利きといえば、真澄、麗人なども忘れられませんけど・・・



『箱根旧街道』

2013-11-04 15:31:51 | 観光地
先週の日・月曜日に、毎年一泊旅行でやっている郷里の小・中学校の関東在住者による同級会が箱根湯本でありました。
新宿からロマンスカーで遅い昼ごはんを食べながら早速のビールで乾杯です。

宿に着いて、ひとっ風呂を浴びてからの宴会は、いっぺんに若返って気のおけない仲間内の歌あり踊りありの大演芸会でした。
何年ぶりかの参加で最初は少々引いて見ていましたが、そのうち誘われるがままに何曲か歌いました。でも、芸達者の皆さんにはとても太刀打ちの出来るものでは有りませんでした。

翌朝、8時からの朝食をみんなで食べて、来年の古希を祝う同級会への参加を約して、皆さんとはお別れしました。

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今回、箱根行きのもうひとつの目的が“箱根旧街道を歩いて見たい”でした。

       ♪箱根の山は、天下の嶮(けん)
        函谷關(かんこくかん)も ものならず
        萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷
        前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ
        雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
        昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木♪

と、詠われるように登りはかなりきつそう!
ということで、湯本から元箱根までバスで行き、逆に下りを歩こうと計画しました。

芦ノ湖畔の船乗り場で旧街道への登り口を教えて頂き、地図を頂戴しました。
曹洞宗瑞龍山興福院の山門前を横切って案内表示に従って階段を上るとすぐに杉並木の旧街道へ出ました。


雨が続くと膝までもぐるほどのぬかるむ道だったそうで、当初はハコネダケという細竹を毎年敷いていたそうですが、費用も労力もかかるので石だたみを敷き詰めたのだそうです
でも、早速の上りです。不揃いな石だたみは滑りやすく歩きづらいので、ふらつきます。


途中、旧道から少し入って、お玉観音にお参りしたり、展望広場から二子山やロープウェイ山頂駅のある駒ヶ岳を眺めたりして、やっと昨夜の酒が抜けました。


一時間かかって「甘酒茶屋」に着きました。
この間、すれ違い会ったのは3組7人だけでしたけど、茶屋の中や周りには沢山の人たちが・・・甘酒を飲んだり、餅などを食べていました。バスや車の人たちです。
話のタネに甘酒を注文、熱いので飲み干すのに30分もかかりました。

このあたりは標高700m、車道とはいえ、あのきつい坂道を自転車で登ってきたのにはびっくりしました。
しかも若い女性が、しかも一人で、しかもかなりのベッピンさん・・・

石だたみの石は苔むしていて、うっかり乗ろうものならスッテンコロリンです。
何度も転びそうになりましたが、なんとか運動神経で躱(かわ)しました。


当時の旅人は一日10里(40km)を歩いたそうですが、箱根地域は8里にペースダウンしちゃうそうです。
「東海道名所日記」には「橿(かし)の木坂」は「けわしきこと道中一番の難所なり。橿の木の坂を越ゆれば苦しくて団栗(とんぐり)ほどの涙こぼる」と書かれていると看板にありました。


道端の花や、まだ早い紅葉を眺めながら、甘酒茶屋から一時間かかって畑宿の一里塚に着きました。


台風が去ったばかりの「須雲川自然探勝道」は須雲川の水量も多く、崖から流れ出る谷川の水が横切る道を越流してたりと危険と隣り合わせでした。


湯本の「玉簾の滝」到着です。


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畑宿にあった看板には、
湯本←5.0km90分→畑宿←2.5km60分→甘酒茶屋←1.8km30分→元箱根
とありましたが、雲助か修験者でもない限り、上りでは相当の健脚でも到底無理だと思います。


ちなみに、途中横道に入ったり、茶屋で30分休んだり、写真を撮り々々しましたが、下りで5時間もかかりましたよ・・・
でも、箱根は国際観光地ですね!
道案内の看板には“Old Tokaido Highway”とありました。


22500歩、5時間歩いた自分へのご褒美に、「そば茶屋・はつ花」で、天ざると生ジョッキを頂きました。


【当日は大丈夫だったのですが、翌日から3日ほどフクラハぎ痛で歩行に苦労しました】