俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『桜を愛でる』

2008-03-30 11:21:26 | Weblog
朝起きると空は真っ青に晴れ渡り、穏やかな一日になりそうな、正に絶好のお花見日和です。

昨夜から考えていた通り、お花見はやっぱりお江戸、東京でしょう!
東京と云っても、あちこち沢山の桜の名所がありますけれど、やっぱり新宿御苑でしょう!

赤坂御苑で行われる春の園遊会におよばれ頂くなど、天地がひっくり返ったって有り得ないことですし、首相主催の観桜会は毎年、新宿御苑で開かれておりますけれど、これとてご招待がある筈もございませんので、しからば先手を取って、勝手に新宿御苑に行くことに決めました。

折角ですから、新宿御苑に関する能書きを、全くの受け売りですが記載させて頂きます。
《江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園として、一般に公開されました。広さは58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、明治時代の代表的な名園と云われています》 (新宿御苑のネットとパンフから、いいとこ取りして抜粋)  

☆       ☆       ☆       ☆

園遊会、観桜会ではどんな料理が出されるのか想像もつきませんが、我が家のお花見でも、とり合えず高級感を出すには、コンビに弁当ではいけませんので、日本橋三越本店の地下食料品売り場で豪華・お花見弁当を買い求めることに致しました。

ティファニーのある入り口から入り、地下に下りて、途中、肉のコーナーのショウケースをのぞくと、松坂牛100g10,000円が目に飛び込んできました。
やっぱり三越本店だ!高級感いっぱいで溢れていますネ。

高鳴る胸を押さえながら、弁当、惣菜のエリアへ進むと、ありました高級弁当が・・・
中華風、洋風、うなぎ、寿司、ちらし、すき焼き、牛肉弁当、炊き込みご飯、赤飯、お餅、サンドウィッチ風、揚げ物、フライ、角煮、煮物、焼き魚、ローストビーフ、サラダ・・・
あたりを二順しても、頭がくるくるフル回転し続けて、目移りして、品物が決まりません。

あれも食いたい、これも食いたい、心が揺れ動く。
情けない!たかが弁当なのに、決断出来ない。
迷いに迷って、清水の舞台から飛び降りた気持ちで・・・えェーい!しょうがない。
花見だ、和風だ!
和風お花見弁当をゲット!

☆       ☆       ☆       ☆

途中、北の丸、千鳥が淵、英国大使館の桜を見ながら目的の新宿御苑へと道を急いだのでしたが、平河門の信号待ちをしている時に、車の間をすり抜けていった自転車の若者のバッグから、財布が落ちたのです。車が渋滞している間に走り去ってしまいました。

拾い上げた財布をワイフが北の丸の交番へすぐに届けたのですが、なかなか出て来ない。
痺れを切らして様子を見に行くと、おまわりさんは「駐車違反になるといけないから、ご主人は車に乗っていて下さい」というばかり。
要領の悪いおまわりさんで、結局、届出に30分も掛かってしまったのです。

新宿御苑に着いたら大木戸門の駐車場は長蛇の列。
小学校の頃から障害物競走の得意なワルポンは、すぐさま裏通りの駐車場へ。
ワルポンの車の高さは1.62mなのですが、その立体駐車場の車高制限は1.6m。管理人曰く、「奥さんと二人で乗ってれば車体が沈むので大丈夫」とのたまう。ナルホド無事入庫。

新宿御苑への入場券購入にも順番待ちの長い列。
やっとこ入ったら、午後の2時半をとうに回っておりました。

でも、でも、園内は想像以上の豪華絢爛・桜の花の大歓迎を受け、感嘆!感動した。

早速見つけたベンチで弁当を広げ、舌鼓。
花より団子・・・

余は満腹じゃ!
余は満足じゃ!


いえいえ、本当に桜を堪能したのですーぅ。
                         3月29日記

『花の見ごろ』

2008-03-28 21:55:03 | Weblog
娘十八、番茶も出ごろ。
どんな娘でも17・8歳の頃には、人生で最も美しくなって熟れ時、見ごろになると、昔から言われております。


2月17日千倉のお花畑
ポピー、キンギョソウ、ストック、金盞花、菜の花、スイセン・・・色とりどりの千代紙を一面に並べたような南房総の春

3月1日伊豆の河津桜
河津桜の濃いピンクと菜の花の黄色の競演

3月9日水戸偕楽園梅林
紅梅、白梅、枝垂れ梅、紅白桃色の咲き分け・・・と、梅の香り

3月16日成田山梅園
水戸より5・60km南に位置するのに咲くのが遅れている。筑波颪のためらしい。

3月22日花見川サイクリングロード
白いこぶしの花、菜の花、ひときわ黄色に輝くミモザ、可憐な一面のイヌフグリ・・・萌えいずる草芽、芽吹く木々、空を行く雲・・・


冬の渡り鳥はいつの間にか去り、ウグイスのさえずり・・・
どんどん過ぎ行く日々と、刻々と変わる春の景色、風のやさしさ・・・

☆       ☆       ☆       ☆

明日は降水確率“0”%の予報。

今週末は桜も見頃となって、千鳥が淵や上野恩賜公園、飛鳥山・・・などの桜の名所は溢れるばかりの人出となることでしょう。


「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」(林芙美子)

日頃の憂さを忘れて、花より団子!
デパ地下の「豪華・お花見弁当」でもぶら下げて、桜見物としゃれ込んでみますかね。




『草餅』

2008-03-23 21:13:00 | Weblog
お彼岸の中日は春分の日と秋分の日であります。昼と夜の時間が同じになる日です。
今年は3月20日が春分の日でした。去年は確か21日でしたか?

国の祝日には元日のように日付が決まっているものや、成人の日のように、何月の何番目の月曜日と定められているものがあります。
春分の日と秋分の日はそのどちらでもなく日付も曜日も変わるのです。法律には春分の日、秋分の日としか書かれていません。

地球は太陽の周りを365日ちょうどでなく、約6時間多めで一周するので、うるう年を4年に一回設けることで調整しているので、今年は3月20日で去年より一日早く春分の日となったのです。
でも、それだけで決まっているのではありません。

前年の2月に国立天文台が一年ずつ確定して発表しているのです。なぜ、一年ずつ発表しているかと云うと、金星に引っ張られて地球の公転速度が変わったり、地球の自転速度が遅くなったりするせいなのです。

天文台が祝日を決めているのは世界でも珍しいことなのです。(以上は、朝日新聞3月22日付けの「ニュースがわからん!」の受け売りです)

☆       ☆       ☆       ☆

お彼岸の中日に草餅を作りました。

春と云うのに冷たい北西の風と雨を受けながら、印旛沼の堤防によもぎを採りに行ったのです。まだ、少し小さ目ではありましたが、あたり一面に萌え出ておりました。
ものの10分ぐらいで両手一杯のよもぎをゲット、急ぎ持ち帰りました。

早速にレシピに従って、ピンポン玉の大きさの草餅6個を作りました。鮮やかな草の色が程よく出て完成です。
早速、仏様にお供えしました。

お下がりを頂くと、よもぎの香りが口いっぱいに広がり、心が和み、春到来を実感いたしました。



『春に浮かれてサイクリング』

2008-03-22 22:09:53 | Weblog
東京はついに桜の開花宣言となりました。
来週の週末は見頃になるでしょう。

昨日は冬に戻ったような寒さ、南房総に行っていたのですが、鴨川は風も強くて横なぐりの雨、押し寄せる白波は岩も砕けよ、とばかりに怒涛のぶつかり、空高く飛び散っては、更に勢いをつけて繰り返し繰り返し押し寄せておりました。

今朝はうって代わって明るい朝の陽に起こされて、外に出ると風も無く絶好のサイクリング日和。
こつまなんきんのデジカメを連れて出かけようと決めた。

朝ごはんを食べながら我が女房殿にその旨告げると、一緒について来るという。
今日は久しぶりに、花見川のサイクリングロードを海まで行ってみようと思っていたので、40km以上にはなるのです。日頃、運動不足気味で大丈夫だろうかと思ったが、来るなとも云えず、「ああ、行こう、行こう」と誘ってしまったのでした。

決めてから出発までの時間が、かなり並はずれてかかることはいつものことなので、あきらめてはいることなのです。
その間、彼女の乗るバイクを準備万端用意周到に面倒見て時間を待ちましたが、今日も出発したのは10時を回ってしまいました。

☆       ☆       ☆       ☆

梅は終りにかかっていましたが、こぶし、白もくれんが咲き始め、黄色がまぶしいミモザの花も咲き乱れておりました。
桜のつぼみも膨らんで、明日にでも咲くかも・・・
足下に目を落とすと、可愛い水色のイヌフグリの花々も一面に咲いていました。

川面に浮かんだカワウは一瞬でいなくなり、しばらくすると魚をくわえて現れて、一生懸命に魚とり。
亀も土手に上がって甲羅干し。
ウグイスもまだ少し下手くそでしたが、“ホーホケキョ”と繰り返し練習中でした。

2時間以上掛かって、お昼をとうに回って、幕張新都心に着きました。
腹が減っては戦が出来ぬ。スーパーで全国名物弁当を買って公園で食べました。
空弁でしたが、あまり褒めることの出来ない味でした。駅弁には結構美味しいのが多いのですが・・・。

ついでに言わしてもらうと、羽田空港の食事処は概してまずい、成田も同じ。
何故でしょうかねェ!
どうにかしてくださいな!関係者どの!

でも、すばらしい天気に免じて、ビール付だったし、勘弁してあげましょう。

☆       ☆       ☆       ☆

往きはよいよい、かえりはこわい。
帰途についたら、向かい風。
大丈夫かな、帰り着くかな、女房殿。
休み休みの向かい風、根性者で、やっとこ帰り着きました。走行距離44.7km。

女房殿は、帰宅早々、電気按摩器「モミモミタタキロボット」で、繰り返しマッサージ。

うわーっ! 今晩は、きっと、脚揉みをさせられる・・・クワバラ クワバラ

『こつまなんきん』

2008-03-16 23:51:12 | Weblog
今回も馬鹿話でありますので、真面目な方には時間の無駄ですから、お読みにならないで下さい。

☆       ☆       ☆       ☆

ワルポンの趣味と言えば“女性”です。

善い趣味か、悪い趣味かは別として、40数年の間、いや、それ以前から、“女性”との遍歴があるのです。
若かりし頃は、月給のほとんどを女性に注ぎ込んだものでした。

マリリンモンローやブリジッドバルドーのような本格的なグラマラスな外人の女性は官能的で、手でさわっても、その重厚さや、気高さは心の中に入り込んできて、ずっしりと抱き応えがあります。
それに女性のあそこを指で押すと、「ズシン」と反応がいいのです。軽快でありながら、なお且つ、重厚な音も心に響く快感を与えてくれるのです。

でも、ワルポンも寄る年波には勝てず、あまりにも官能的な女性はグラマー過ぎて、重くて、扱いが大変で、手に余すようになりました。

昨年の暮れに会社をサボってゴルフに行き、ダフッて右ひじを痛めてから、もう3ヶ月にもなろうとしているのに、まだズキンと痛むのです。
大瓶のビールを片手で持ってのお酌は、未だに出来ません。

蚤の夫婦とは、ご主人の方が小さい夫婦のことを言ったものですが、昔、「トランジスター美人」というのが流行ったこともありました。
男性にぶら下がる様に腕を組んで歩く二人ずれも、結構絵になったものでした。

そういう意味では、ワルポンもコンパクトな女性がいいなあ、と思うこの頃であります。

☆       ☆       ☆       ☆

西欧の女性より、コンパクトという意味では、アジアの女性がいいですね。

秋葉原や有楽町辺りを女性探しにふらついて歩いてみると、中国、タイランド、インドネシア、フィリピンの女性が多いです。ほとんどがこれらの国々の女性です。次から次と見ますと、気が多くて目移りするんです。心がてんでに乱れて浮かれています。

でも、ワルポンは日本男児、やっぱり日本女性がいいですね。
国産愛用!

小さいけれど味がいい「こつまなんきん」。大阪の勝間村(こつま)、今の西成区玉出地区で採れるかぼちゃのことで、小さいけれど上品な甘味ぎっしりのおいしさ。
大阪では、小柄でぽっちゃりふくよか、肌きめ細かく、活発でかわいらしい若い女性のことを「こつまなんきん」と言うらしい。

今東光の小説で「こつまなんきん」は映画にもなりましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

ワルポンはこつまなんきんのようなキュートな女性が好きです。

☆       ☆       ☆       ☆

この間は、借り物ですけど、こつまなんきんの女性を連れて、伊豆へ一泊旅行に行ってきました。
とても感じがよくて、いっぺんで好きになってしまいました。
でも、その女性は中国人なのです。しかも借り物で・・・

自前の女性が欲しい。恋焦がれて、居ても立っても居られません。いつも、女性のことばかり考えて、数週間が過ぎて行きました。

ところが、昨日、ついに、近くのショッピングモールで、もっと、ワルポンの好みの女性を見かけたのです。しかも日本人です。

すぐに声をかけ、口説きました。
いくらにまけてくれる?ビタ一文引かない?
でも、ワルポンの好みにぴったりのタイプです。何が何でも手に入れたい。
その場で、言い値で、その女性を買っちゃったのです!

ワルポンは、ついに“こつまなんきん”を手に入れたのです。
小柄だがふっくらぽちゃぽちゃ、出るところは出ています。
手触りも極上、あのボタンを押しても、反応素早く、可愛い音で応えてくれます。
正に、小粒の名器です。

いつでも何処でも一緒です。
ワルポンの首にぶら下がって、会社でも何処でもついてきます。
その女性は、今やワルポンに首っ丈なのです。

☆       ☆       ☆       ☆

いや、みなさん、ちょっと、待ってください、怒らないでください。
ワルポンはそんな女タラしだったのかと、呆れ顔のみなさん!ふざけが過ぎて申し訳けありません、お許し下さい。
恋焦がれたのはコンパクトカメラです。

文中の“女性”の文字を“カメラ”と読み替えて、もう一度読み返して下さい。
スミマセン・・・

PS
買い求めたカメラは、「Panasonic DMC-TZ5」なるコンパクトデジカメです。28mmからの10倍ズームで、2月発売の日本製です。
借り物はリコーのR7で、中国製です。新発売のR8との比較になると思います。

それにしてもカメラの多くは、東南アジアの国々で作られているのには驚きました。


『偕楽園散策』

2008-03-10 22:39:36 | Weblog
やっと本格的な春の到来を思わせる気候となりました。
暖かさに誘われて、昨日は水戸の「偕楽園」に観梅としゃれ込んで行ってみました。

見頃の梅もありましたが、ざっと見て四分咲きと言ったところでしょうか。
今度の週末には本当の見頃を迎えるのではないかと思われました。

「偕楽園」は金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とともに「日本三公園」のひとつに数えられています。
周辺の緑地と合わせて「偕楽園公園」と呼ばれていて、その面積は300haもあり、市街地にある都市公園では世界一のニューヨークのセントラルパークに次ぐ広さになっているそうです。

水戸郊外までは快適なドライブでしたが、目的の偕楽園が近づくにしたがってダラダラ渋滞し、2km手前からはほとんど進めない状態となったので、横道へ逸れ、千波湖西岸にある桜山橋のたもとの駐車場に車を停めました。

沢渡川のほとりのまだ小さめの梅を見ながら、午後の暖かな陽射しにまもられて、2kmの道のりをぶらぶら散歩歩きです。
常磐線の跨線橋であるエレベーターの付いた梅桜橋を渡ると、そこは偕楽園でした。急坂の丘を登りきると、目的の好文亭です。

☆       ☆       ☆       ☆

「腹が減っては戦もできねぇ」とばかりに、好文亭入り口前にある土産物屋の奥の茶店に飛び込みました。
メニューを覗くと“梅そば”とある。さすが梅林、梅の里。
早速に“梅蕎麦”なるものは何か、酸っぱくないか?と訊いたら、「蕎麦に梅ジソと梅干が入っています」という当たり前のような説明。「それほどの酸っぱさではない」と、高校生のアルバイトとおぼしき可愛い子ちゃんが云うので所望した。

しばらくして出てきた“梅蕎麦”なるものは、掛け蕎麦に梅ジソと梅干一個が入ったものでして、云わば、梅茶漬けの御飯の代わりに蕎麦を入れ換えたものでした。~あ~すっぱ!

好文亭に入ると、人、人、人・・・、来る途中の車の大渋滞状態です。
三階に上がる急階段など手すりにつかまっていないと落っこちそう。前に後ろに人が連なって、一歩上がっては待つ、待っては又一歩の大渋滞、なかには二本の杖を持ったお婆さんまでもが這いつくばって、次の一歩を待っている状態でした。

それでも三階の「楽寿楼」に出ると千波湖が眼下に広がり、3000本の梅林が丘のかなたまで見渡す限り・・・
そして、風が「ふぅ~っ」と吹き抜けると、その心地よさに、おもわず、皆んなの「ウワーッ」という歓声が上がったのでした。

☆       ☆       ☆       ☆

帰りがけ、庭園を散策しながら丘を下りると、水戸梅まつりの2008年「梅大使」をモデルに、3~40人ぐらいのカメラマンが群がって撮影会が行われていました。
早速にカメラを向けましたが、午後の3時を回っていたので撮影会も終りに差し掛かっておりました。

「これで終了です!最後に大使のみなさんはぁ!一番良い男の方を見てやって下さい!」と司会者が声を張り上げた。

すると、可愛いモデルちゃんは、ワルポンのほうに目線をくれたのです。
シャッターチャンスを逃す筈がありません!
だって、しばらくの間、ず~っと見つめていてくれたんですから・・・


水戸は仙台、名古屋と並んで、○○の日本三大産地と言われておりますが、ワルポンは今日から考えをあらためたのでした。




『花見酒』

2008-03-07 23:19:13 | Weblog
日本人は花見が好きですねェ。
正月が過ぎると、もう花見が始まります。

南房総の早春はスイセン、ポピー、ストック、キンセンカ、マーガレット、菜の花などの花畑が、暖かな春の陽を浴びて色とりどりに咲き乱れ、正に百花繚乱、毎年、花見・花摘みの沢山の人々であふれかえっています。

観梅も、熱海梅園、水戸の偕楽園の梅園、越生梅林なども見事です。

早咲きの濃いピンクの河津桜も1月下旬から咲き始め3月上旬まで楽しむことが出来、このシーズン100万人の人出でごった返しています。

他にも、椿、山茶花、藤、つつじ、さつき、コマクサ、あじさい、ラベンダー、バラ、ひまわり、コスモス、紅葉などの名所が日本全国各所にあり、その季節季節に花見を楽しめます。

でも、花見と言えば江戸っ子にゃ、やっぱり“さくら”じゃぁないでしょうか?

もうすぐ春ですねェ~♪

☆       ☆       ☆       ☆       

東京の桜の開花は、「気象庁の職員が靖国神社の桜の開花予想の標本木に5~6輪以上咲いたことを確認した最初の日」としているそうです。

千鳥ケ淵緑道や浅草・隅田公園、上野恩賜公園、飛鳥山公園などなど、桜の名所が東京には沢山あります。

日本気象協会から3月4日に発表された今年の東京(都心)の桜(ソメイヨシノ)の予想開花日は3月28日で、予想満開日は4月5日とのことです。

「花より団子」で花を見ながら酒を酌み交わすのは最高ですよねェ。・・・でも、くれぐれも呑み過ぎないように!

☆       ☆       ☆       ☆       

ワルポンも「呑み助」の範疇に入る一人で、365日(いや、今年は366日)一日たりともアルコールを欠かすことはありません。最大の理解者である筈のワイフにさえも、とっくの昔に愛想を尽かされています。

「酒豪」といえば大人物と云われているようで褒め言葉として受け止められます。
「大酒呑み」と云われると、ちょっと蔑まされているようであまり面白くありません。
「アルコール依存症」は病的で困り者です。
「酒乱」に至っては、その取り扱いに難儀します。隔離入院の必要があります。


では、花見シーズンを迎えるにあたって、ワルポンが良い酒の飲み方をお教えいたしましょう。
・ 明るく楽しい話をする
・ 料理や、つまみと共に楽しむ
・ 静かに話す
・ 量的に呑みすぎない
・ 適度な時間とする

・ 批判、非難をしない
・ 噂話をしない
・愚痴を言わない
・ 自慢話、手柄話をしない
・ 俺のお前ぐらいの時はなぁ、とかの昔話をしない

・ 仕事ばかりの話をしない
・ 同じ話を繰り返し言わない
・ 知ったかぶりをしない
・ 他人の悪口を言わない
・ 説教はしない

・ キザな話し方をしない
・ やたら横文字を使わない
・ 無理やりなお酌をしない
・ スケベな話をしない
・ やたら握手したり、他人の体に触らない

・キスしたりしては駄目
・柔道、相撲、レスリング、ボクシング、空手などの格闘技はやらない
・ 大声を出さない
・ 大声で笑わない
・ 大声で歌わない

・ カラオケのマイクを一人占めしない
・ ストリップや裸踊りをしない
・ 暴言を吐かない
・怒鳴らない
・酒をこぼさない、
・ はしご酒に誘わない


じっと、黙って呑むしかないか、ストレスの溜まる呑み方じゃなぁ~ 

お前、そんな呑み方、本当に出来るのか! と言う声が聞こえます。 

もうすぐ春ですねェ~♪




『みなみの桜』

2008-03-02 13:53:28 | Weblog
男ばかり5人で伊豆に河津桜を見物に一泊で出かけました。

見物と言うと、物見遊山で出かけたようで、一緒に行った皆さんにお叱りを受けますので、もう少し、はっきり申し上げますと、河津桜の写真を撮りに行ったのであります。
一行のうちのY組の3人は金曜日の朝から、G組の二人は夕ご飯に間に合うように出かけたのです。

Y組というのは、悠々自適の生活をおくっておられる方々で、悠々の頭文字のYをとってY組と呼ばれていますが、決してヤングのYではありません。
皆さんの現役時代は企業戦士であり、会社人間であり、夫々に出世の階段を上り詰められて、お子様も独立され、夫婦お二人だけで仲良く、何一つ不自由の無い、ゆとりの生活を送っておられている方と、お見受けいたしております。

G組のGは現役のGで、ジジイのG(ジー)ではありません。
まだまだ現役の企業戦士真っ只中、G組には4人いるのですが、そういうことで今回の参加は二人だけ、あとの二人はお仕事で欠席です。

Y組のN氏は鼻ひげをはやして来て、戦国時代の武将のような、なかなかの貫禄です。伸ばし始めて10日目とのこと、「奥さんが嫌がりませんか」と聞きましたら、「いや、『似合うわよ』と惚れ直されたよ」と、のろけられました。嫌がられるどころか、逆に、伸ばすことを奥様に勧められたのがきっかけとのこと。
あまりにも仲良く永いこと連れ添って来た上に、二人だけの生活となったので、「ひげを伸ばす前の顔に飽きが来た」から、気分一新のためにと言うのが真相ではないか、と仲間のご意見。

会社人間のG組は「亭主元気で留守がいい」と云われてもしょうがないけれど、つまるところ、結局、Y組も「タンスにゴン」の状態にあるらしい。

☆       ☆       ☆       ☆

ホテルでの夕食後、部屋に集まって再び酒宴を張りました。

先発隊であるY組が行って来た河津の感想は・・・
・ 桜の木が小さい
・ 人が多い(このシーズン、毎年100万人の人出があるらしい)
・ 電線がある
・ ガードレールがある
・ 屋台が出ていて干物の焼ける匂いが臭い
・ 歩く道路が汚い
・ 飲んだ喫茶店のコーヒーがまずい
・ コーヒー屋の女将がババアすぎた
・・・などなど、桜の写真を撮りに行ったのですから、当然のご意見もありますが、中には、あまり関係ないのも混じっていて、全体として河津の印象は最悪で、明日は行かないことになりました。(河津の皆さんごめんなさい。Y組の意見であり、ワルポンは聞いていただけですので悪しからず)

と言う事で、明日は「みなみの桜」に行くことになりました。

・・・就寝零時。

翌朝6時起床。

多々戸浜の海辺を散歩後朝食。

9時出立。
下田駅でレンタカーを借りるため、ホテルのバスに乗る。
20人も乗ると一杯になるようなマイクロバスは、ほぼ満杯となって、ホテルの従業員たちに手を振られての、ちょっと恥ずかしくなるようなお見送りを受けながら、バスはゆっくりと走り出しました。

カーブの度にアノラックの裾が引っ張られるような感じがしたので見ると、隣のご夫人の大きな立派なお尻の下敷きになっているではありませんか。彼女も気づいてワルポンの横を掴んで引っ張り上げて尻から外してくれました。

「袖摺り合うも多生の縁」どころか、「お尻の下敷きの縁」だったのですから、申し訳ないと思ったのか、気を使って話しかけてきました。

「これからどちらに行かれるのですか?」
『レンタカー借りて、みなみの桜へ行くんです』
「私たちも、レンタカーで石廊崎に行くのですけど、桜を見についていこうかな」と旦那さんとおぼしき斜め後ろの補助イスを見やる。
『河津の桜はもう見ましたか?』
「電車の中から見てきました。でも、混んでるみたいで行きませんでした」と、ここでも河津はいまいち評判芳しからずでした。

駅までの10分弱の間に、秋田から来たこと、秋田はまだ雪に埋もれているのに伊豆は桜が咲いて暖かいこと、今日は伊東に泊まること、桜の花は角館が日本一だとのお国自慢、などなど秋田弁丸出しで、しゃべることしゃべること・・・

この夫婦も仲良し旅行のようでも、やっぱり「タンスにゴン」の仲間なのかなぁ?とか考えているうちに、下田駅に着きました。
お気をつけて・・・と云って別れました。

☆       ☆       ☆       ☆

南伊豆町・下賀茂温泉近くの青野川の両岸2kmにわたって河津桜800本が満開で、「みなみの桜と菜の花まつり」の最中、ピンクと黄色の美しい競演が見事でした。

石廊崎を回り、下田駅へ戻り、昼食。
またまた、ビールに清酒「下田美人」を飲みました。

酒瓶のラベルに《~伊豆の下田に長居はおよし 縞の財布が軽くなる♪》とありました。

しょうがねェ、家へ早く帰ろーっと!