俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『蓼科高原』

2013-10-26 14:46:33 | 観光地
20日の日曜日は生憎(あいにく)の天気でしたが、蓼科高原の女神湖のほとりに宿を予約してたので愛車で出かけました。

新宿を過ぎたあたりから雨も本降りとなり、八王子を過ぎて山あいに入ると霧も出てきて、スピードも控えめの80km程度しか出せません。

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諏訪湖に着くと、蓼科山は雲の中・・・


これでは山は無理です。
松本城でも見物するしかないか?
ということで、とりあえず、松本へ・・・

松本城を眺め、松本藩校の開智学校へ・・・


そうだ、木曽路の奈良井宿へ行って、「杉の森酒造」の清酒を買おうっと!
一度飲んだら忘れられない感激の美味さのあの酒を・・・
ハンドルさばきもルンルンで、駅前の駐車場へ留めて・・・
宿場町の通りを、傘をさして、小走りで、雨の中、そんなに急いでどうするの?

見覚えのあるあの店構え・・・
でも、杉玉が無い? 戸も空いてない? 日曜なのに休みか?
“平成24年11月に閉店”の張り紙が窓ガラスに・・・

靴もびちゃびちゃ、ずぶぬれで寒いし・・・
蕎麦屋はどこも満員・・・、5,6軒廻って、やっとのことで入ったけど、頼んだ山菜そばがなかなか出てこない。じっと待つしかない・・・

雲の中を通って、1500mの蓼科高原の宿へ・・・
こんな日もあるのです。
お風呂に入って明日に期待です。

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朝、5時に宿を出るとあたりは真っ暗です。
でも、満天の星空が・・・ 大きなお月さんが西の空に・・・ 快晴です!


女神湖畔へ・・・
蓼科山の山頂に雲が載っています。


ところが、あっという間に霧が出て、何も見えなくなりました。


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宿に戻って朝ごはんを食べてから湖畔に戻ると、さっきの霧は嘘のように晴れていました。


自然の景色は瞬間瞬間で目まぐるしく変化し、そのシャッターチャンスは、正に、一期一会です。

『上高地』

2013-10-24 15:06:29 | 観光地
21日に上高地へ行って来ました。

行ったのは3度目ですけど、これまでは河童橋あたりを散歩してご飯を食べて帰っていたので、明神池まで行ったのは今回が初めてです。

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上高地は、穂高連峰、焼岳、六百山(ろっぴゃくさん)、長堀山などに囲まれた盆地で、その中心を明神池、田代池、大正池を連ねて梓川が流れ、この地域が神域となっています。
上高地は、神様が降り立った地の意の神降地とも、神様がお合いになる地の神合地、神様がお住まいになる神域の神垣内、そしてまた、神様の神域の川の意の神河内とも呼ばれるそうです。

上高地へ行くには道幅が狭いので交通混雑を避けるためや自然環境保護のために一般車両は通行禁止で、途中の沢渡(さわんど)からバスかタクシーに乗り換えとなります。
上高地に入るための入口である釜(かま)トンネルの上り車線側の路面からは水が吹き出していて、神域に入る車両の足元を清めているのだそうです。

梓川沿いから見上げる穂高連峰は秋色に映えて、そびえ立っていました。


明神池から直接そそり立つ明神岳を見上げる光景は、正に神々しく見え、圧倒されます。


晴れた陽を浴びる紅葉・黄葉が梓川に浮かんでいます。


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本格派登山のお兄さんや山ガールも、おじいさんやおばあさんのリタイヤ組も、ちびっ子も、車椅子の方も、洋の東西からの外国人も、いかに黄葉シーズンとは言え、老若男女にかかわらず大盛況でした。
さすが、“特別名勝及び特別天然記念物指定”です。

それにしても上高地は本当に大した観光地です。



『台風26号』

2013-10-16 15:44:37 | Weblog
昨夜は台風26号が駆け抜けて行きました。

10年ぶりの大型の台風だということで、テレビでも、市の防災放送でも注意喚起が繰り返されました。
我が家も一階も二階も雨戸を締め切って備えました。

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夜中はぐっすり寝ちゃいましたので様子は判りませんが、五時に起きてテレビを付けたら、東海沖を北北東に進んでいて、房総半島に上陸するような様相でした。

つけっぱなしで見ているうちに、また寝ちゃって、次に起きたら6時でした。
風がごうごう鳴っていたので、雨戸を開けたらすごい大嵐です。
この“風”をカメラで撮ろうと思ってシャッターを切ったのがこの一枚です。

大声で怒鳴るような風の音と横殴りのすさまじい雨音が写っていませんか?

孔雀草も一晩中、嵐に翻弄されて、すっかりしょげかえってしまいました。


街路樹の楠の葉っぱもあたり一面に落ちて、中には枝ごと吹き折られたのもありました。
こりゃ~、掃除が大変だ...


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昼、テレビをつけると、伊豆大島では土砂崩れによる大変な大災害が起きていました。

台風被害の、こんなブログを書いているヒマはありません...

『秋の花』

2013-10-12 17:49:57 | 観光地
曼珠沙華といえば日高市の“巾着田”が有名です。

一度は行ってみたいと毎年思っているのですが、10月の初旬に終わってしまったようで、今年もその時期を逸してしまいました。
曼珠沙華はお彼岸の頃に咲くので彼岸花とも呼ばれるぐらいですから、その時期でないとねぇ...

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幸手市の権現堂堤は桜の名所として知られていますが、先月末に通りかかったら、曼珠沙華がきれいに咲いていましたのでご紹介しましょう。

桜の大木が並ぶ土手の斜面には赤い絨毯を敷いたように咲いていました。


真っ赤な花は青空にも映えます。


中には白い花も...


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うちの小さな庭にアキアカネがやってきました。


フジバカマやミヤコワスレ、ホトトギスも咲き始めました。






もう、すっかり秋です。
秋は駆け足で過ぎて行きます...


『犬吠埼』

2013-10-08 18:42:37 | 観光地
昨日は久々に銚子へ行って来ました。

途中、飯岡の刑部岬の展望台に上ってみました。
あれから3年、飯岡の港もすっかり復興され、漁港には真新しい漁船が並んでいました。


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漁港近くに下りて、津波災害の後でオープンしたという漁師料理の店「しらす」で、今がシーズンのさんま焼き定食で昼にしました。

その先の少し低い海岸沿いでは未だ津波の爪痕が残っている住宅も見受けられましたし、“座頭市”の牌のある国民宿舎も閉じられたままでした。

犬吠埼の真白い灯台が青空にすっくと立っていました。
でも、夏の賑わいは何処へ行ったか、移りゆく秋の寂しさか、何かしら閑散としていました。


「ヤマサ醤油」の工場見学歓迎の看板を見つけたので立ち寄ってみると、残念ながら15時が最終でしたので次回回しにしました。

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空港近くの西の夕空に真っ赤なうろこ雲が広がっていました。
秋ですねぇ...


明日も、きっと晴れるでしょう!

『白馬・栂池高原』

2013-10-04 18:36:27 | 観光地
9月月末の土・日・月と信州に行って来ました。

初の転勤で上京して西も東も分からなかったころから引退するまでの約40年もの間、何かに付け教えを頂いた取引先の大先輩を訪ねたのです。
信州の秋といえば紅葉ですけど、時期的には未だ早くて・・・、それでも高いところに行けば少しは見れるかもしれないということで、白馬の栂池高原へ連れてって頂きました。

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長野を抜けて406号線から、「日本の道100選」の一つで古くは信濃の国に塩を運ぶ街道であったことから「塩の道」とも呼ばれる国道148号線に入ると、北アルプスの山容が恐ろしいような迫力で目の前に迫ります。


JR大糸線白馬駅の先から左折して、いよいよ山道を上り栂池高原の駐車場へ車を置きました。

栂池高原駅から「栂池ゴンドラリフト」で栂の森駅へ、徒歩5分ほどで栂大門駅へ、そこから「栂池ロープウェイ」で栂池自然園駅へ、合わせて27分間の「栂池パノラマウェイ」によるすばらしい景観を眺めながらの空中散歩を楽しむことが出来ました。

栂池高原駅の標高は939mで栂池自然園の標高は1829mですから一気に990mも登ったことになります。
栂池ロープウェイのガイドさんは、「あと一週間すれば最高の紅葉になる」と云っていましたが、
結構綺麗に見えませんか?








白馬乗鞍岳です。


小蓮華岳です。


白馬連峰の主峰の白馬岳(2932m)です。


高層湿原の細流(せせらぎ)には岩魚が、人が近づいても逃げることも無く、ゆったりと泳いでいました。


アキアカネもいました。

彼らは、どうやってこんな高いところまで上って来たのでしょうか?

遠く雲間に浮かぶ浅間山や八ケ岳の眺望にも感動しました。




白馬岳の1900mの高地では、それなりの秋景色に浸ることが出来たのです。

下界に下りて、戸倉上山田温泉の隣の坂城の湯に浸り、その夜は奥様の手料理に舌鼓打ちながら一升瓶を空っぽにしたのでした。

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帰路は一人弥次喜多で、あちこち眺めながらのカメラ旅です。

浅間サンラインから田んぼ道を上り、今では珍しい「はざ掛け」を見つけたり、畦道の傍らに鎮座する道祖神に出くわしたりしては、昔、田舎で見た光景のようで懐かしさがこみ上げて来ました。


中軽井沢では、浅間山の山頂にかけて吹き飛んだ大亀裂の噴火口を見て、その爆発の大きさはいかばかりだったのだろうかと恐れおののきながらシャッターを切りました。


更け行く信濃路の抜けるように真っ青な秋の空を満喫することが出来た旅でした。