俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」

2014-09-24 17:12:34 | 観光地
この間の日曜日に埼玉県日高市の「巾着田曼珠沙華公園」に、別名彼岸花とも呼ばれる曼珠沙華を見に行って来ました。

500万本ともいわれる曼珠沙華がほぼ満開で咲きそろい、赤いじゅうたんを敷き詰めたように咲き渡っていました。


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巾着田とは高麗川が巾着の形のように蛇行していることから名づけられました。
ちょうど「巾着田曼珠沙華まつり」が開催中で、“おもてなしステージ”では熱演の演奏会があったり、地元産品の沢山の出店が出たり出、あふれんばかりの人出で大賑わいでした。

会場付近は車が混雑するので、日高市役所からシャトルバスが30分置きに運転され、埼玉女子短期大学(通称・埼女)の学生がバスガイドになり、巾着田や曼珠沙華、日高市の観光地、特産物などを懇切丁寧に紹介してくれます。
これは大学のゼミと市がコラボして、埼女の才女たちが市をアピールしているのです。

一見の価値あり! 五百万本の曼珠沙華群生地です。


高麗川(こまがわ)の水面に映える曼珠沙華


高麗川で遊ぶ人たち


案山子君たちも歓迎でした。


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お陰で帰りは加藤牧場に寄ってソフトクリームを食べ、サイボクハムに寄ってはハムやら肉やら買い求めてきました。
大学と市のコラボに、才女たちのガイドに、すっかり乗せられて財布の紐、いえ、巾着の紐を緩めた次第です。


【参考】9月27日(土)、28日(日)も9:00~16:30に30分置きでシャトルバスが市役所⇔巾着田間で運行されます。美人の才女のガイド付きです。

『蒸気機関車』

2014-09-22 13:09:09 | 観光地
最上川舟下りの乗船場である「戸沢藩船番所」が陸羽西線の古口駅のちょっと先にあります。
最上川の船着き場など立ち寄ったことも無いので、船頭さんの許可をもらって覗いてみました。


最上川の岸に繋がれた舟を入れて、山や川、空の写真を撮っていたら、「ここから同じ構図の四季の組写真を撮って新聞社の写真展に出したら特別賞をもらったんだ」と話しかけて来た。

どうして舟下りの舟が出ないのか聞いたら、川の水位が低くて出せないのだそうです。
今日はSLを撮りに来たのか?11時半に駅に着くんだ、今から撮りに行くんだと、急いで陸に上がって行った。
他の何人かの船頭さんは暇そうに待ち合い室でテレビをみていました。

陸羽西線が旧・国鉄から通して今年が開通百周年になるとのこと。記念事業の一つとしてSL列車が走ると云う。
野次馬のワルポンとしては一枚撮らねばなるまい。
駅での写真じゃ面白みがない。

むかし撮った(?)杵柄、トンネルから出て鉄橋を渡る撮影ポイントを思い出して先回りしました。
現地には同じように考える人が多いらしく、沢山のカメラマンが三脚を立てて待っていました。


その一人に到着時間を尋ねると12時51分だという。一時間以上もあるじゃない。
同級会の集合時間が1時半なので間に合わないかもしれない。
いや、写真の方が大事!
パンと牛乳で腹ごしらえをしながら、そして撮影ポイントを探しながら待っていました。

高校通学は汽車通だったので、蒸気機関車D51の引っ張る客車のデッキにぶら下がって乗るのが毎日でしたから、SLなど珍しくも何ともありませんでした。
でも、その後ディーゼルカーになり電車に移行したのです。

汽笛を鳴らしてトンネルから這い出してきました。
保存機関車として真岡鉄道を走っている「C11 325」です!


汽車(きしゃ) 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等(ぼくら)をのせて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
スピード スピード 窓(まど)の外
畑(はたけ)も とぶ とぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ
鉄橋(てっきょう)だ 鉄橋だ たのしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
汽笛(きてき)をならし
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆかいだ ゆかいだ いいながめ
野原だ 林だ ほら 山だ
走れ 走れ 走れ
トンネルだ トンネルだ うれしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
けむりをはいて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆこうよ ゆこうよ どこまでも
明るい 希望が 待っている
走れ 走れ 走れ
がんばって がんばって 走れよ

満足しました!

「古希の祝い」

2014-09-19 19:55:12 | 観光地
先週の土曜日、故郷に「在った中学校」を卒業した同期の連中で、古希を祝う会が田舎の神社であったので出席して来ました。
“在った中学校”とは、過疎地ではどこも同じでしょうが、人口減のため統廃合で廃校になって無くなってしまったのです。

神社の神主の丁寧な古希を祝う「のりと」を頂いた後で、山の上にある温泉宿泊施設に場所を移して夜遅くまで祝宴を上げました。
当時一学年に百数十人はいたのですが30名ほどの参加でした。判明しているだけで一割の方がすでに他界してしまったと幹事の話があり、集まった皆で黙祷を捧げました。

宴会場からは、足下を流れる下る最上川が蛇行しては日本海にそそぎ、その水平線に入る黄金の落日の様はこの世のものと思えぬ何ものにも例え難き光景でした。

翌日、宿舎のある山頂から故郷の山々を眺めました。


遠くに見えている雲が山頂に載っている山が出羽富士の名ある鳥海山です。
目の前のゲレンデが「外山スキー場」で、中学時代にレースと云った距離競走で優勝したことのある思い出のスキー場です。
今では夏も人工芝でスキーが楽しめるのです。

すぐ下に田んぼの見える谷会いの村が旧・旧・田沢村という我がふるさとでした。
旧・旧というのは、その後町村合併で平田村から平田町となり、更に平成の大合併で酒田市となったのでした。

都度、田沢中学校、高畑中学校、飛鳥中学校と統合合併し、今では入学した田沢中も、卒業した高畑中も廃校となり無くなってしまったのです。小学校も同じ道を辿り、今ではありません。
住居表示は郡名も田沢も平田も無くなり、酒田市大字小字番地と簡単になりました。

さみしい限りです・・・
でも、ふるさとの山々は昔と何にも変わりがありません・・・

       ふるさとの山に向かひて
       云うことなし
       ふるさとの山はありがたきかな

久々に会えた幼なじみと山々に感傷的になりました。
感謝、感謝!!!



『秋たけなわ』

2014-09-08 18:25:20 | 観光地
久々に海が見たくて8月の19日に鴨川へ行って来ました。

海水浴客の姿も見えず、海も空も青く澄み切って、すっかり秋の色模様でした。


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千葉県内の最高峰(408m)愛宕山の山麓に「嶺岡牧」があります。

これはいったい何でしょう?
 

白牛(セブー種)です。


八代将軍徳川吉宗公がインドから輸入し、そのオッパイで乳製品を製造したのが日本酪農の始まりだそうです。
明治になって伝染病で途絶えてしまい、ホルスタインに代わってしまいましたが、戦後、酪農発祥の地「嶺岡牧」のシンボルとしてアメリカから輸入され飼育されているのです。

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愛宕山の裏側に廻ると「大山千枚田」が広がっています。
大分、黄金色に色づいていました。


ふもとでは、もうすでに刈り取りが始まっていました。


今年も豊作のようです。