俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『おみくじ』

2010-01-05 20:02:23 | Weblog
茨城県鹿嶋市へ行ってきました。

昭和43年1月~3月頃水戸に住んでいた当時、銚子港へ向かうこの辺りから先の国道は未だ舗装されていなくて、
車で走ると砂漠の中でも疾走しているかのように砂塵が舞い上がって、口の中まで砂が入って来るような田舎道でした。
今ではすっかり近代的で快適な都市へ変身しています。

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ところで、鹿島市と云えば何を思い付かれますか?

鹿島石油コンビナートと答えられる方は地理・社会科が得意な方ですね。
鹿島アントラーズを思い浮かべる方は、熱烈なサッカーファンです。
太平洋を眺め見る鹿島灘の海水浴の思い出がある方は埼玉県、栃木県、群馬県の内陸県の方が多いようです。

「鹿島神宮」とお答えの方は信仰心の厚い方です。
常陸国一之宮です。

鹿島神宮の表参道を進むと、道の両側には屋台・夜店が並んでいました。
その間の石畳の道をゆっくり車で進みました。
途中、どの駐車場も800円の看板を出しています。

駐車場の呼び込みのお兄さんやオバサンが、“ここに入れ!”とばかりに旗を振って、大袈裟な身振り、手振りで招いています。
構わず無視して奥まで進んで、大鳥居の前を右折したところの駐車場に留めました。
ここは500円でした。300円儲け!(セコい?)

朱塗りの楼門(ろうもん)をくぐり、「本宮」にお参り致しました。


杉の巨木に圧倒されながら、鬱蒼とした森の中の長い荘厳な参道を更に進んで、「奥宮(おくのみや)」にもお参りいたしました。
なんか今年は良い事がありそうな・・・

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参拝のついでに運勢を占う「おみくじ」を引くことはよくありますよね?
あれれっ!「おみくじ」と「みくじ」があるじゃないですかぁ・・・


お札やお守りを“売っている”いえ、“授けている”可愛い巫女さんに聞いてみると、“えっ?”と言って、しばらく考え込んでから、
“「くじ」の中には「おみくじ」と書いてありますけど・・・”と云う。

今度はコチトラが「おみくじ?みくじ、それとも、くじ?」と考え込んで、更に一層こんがらかりました。

仕方が無いので家に帰ってから辞書を引くと、〔おみくじ【御御籤】〔「お」「み」は接頭語〕神仏に祈って、事の吉凶を占うために引くくじ。〕と有りました。


巫女さんをからかったからか、引いた「おみくじ」は“凶”でした・・・