俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『箱根駅伝』

2010-01-03 21:03:59 | Weblog
「箱根駅伝」を見物に行きました。

今日は復路、神奈川県芦ノ湖から東京大手町まで109.9km、5区間、19大学と関東学連選抜の20チームが参加して行われました。

復路のゴール付近での観戦の模様をお伝えしましょう。

       ☆       ☆       ☆       ☆

車で12時半頃、永代通りと中央通りの交差点に差し掛かると、歩道には見物客がもうすでに鈴生りです。
日本橋を渡り左折してすぐの三越の立体駐車場へ入庫し、ゴール付近を目指しました。

途中、各大学の応援合戦を見ながら、シャッターを切りました。
ブラスバンドの大音響がビルの谷間に響き渡る中、応援のチェアガールのお姉さんたちのピチピチの太腿に圧倒されながら、シャッターを切っては、押し合いへしあいしながらゴールのある地点を目指して進みました。


可愛い“黄色い声”の応援も、お腹の中から絞り出す“だみ声”の声援も、見物客の“押すな、押すな”の声に負けるぐらいに混雑ぶりです。
群衆の波に押されて歩道に並べられたコンクリート製の花壇に脛をぶつけて倒れそうになったり足を踏まれたり・・・
身の危険を感じましたので、裏通りに回ってゴールへ急ぎました。


やっと辿り着いた読売新聞本社横の復路のゴール付近も黒山の人だかりです。
ここもすでに身動きの取れない混雑振りでした。
これでは、ゴールする選手の劇的な写真など撮れそうにもありません。


しからばと、地下鉄の地下道を通って丸の内線のA5出口へ出ました。
でも、やはり歩道は身動き出来ません。
再び裏通りを回って永代通りに出て日本橋方面へ進むと、山手線と日本ビルの間の通りが空いています。

先導車が役目を終えて、コースから外れる所らしく、コースがすっかり開いて見えましたので、ここでカメラを構えました。

ランナーがすぐそこのゴールを目指して最後の力走で駆け抜けます。


東洋大学が昨年に続き2年連続優勝を飾りました。

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ブラスバンドの軽快で勇壮なリズム、天にも轟く応援団のエール、チェアガールの華やかで俊敏な動作、音を立てて小旗を打ち振る見物客の声援、それらが駅伝コースのビルの谷間で完全に一体化して雰囲気をいや応なしに高めてくれます。

若者たちの名誉を懸けてひた走る姿を見て興奮しました。

年の初めに、久々に“深くときめく感動”を覚えたのであります。