もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

重大な局面

2011-04-04 | 世情

今夜の報道によれば日立沖で捕れた小魚の一種コウナゴから高いレベルの放射性ヨウ素~ほうれん草の基準の二倍~が検出されてしまいました。ついに来たか…という感じです。福島原発から流出が続いている超高レベルに汚染された水の影響でしょう。さらに今夜からは「最悪の事態を回避するため」に「低レベル」汚染水一万㌧以上が濾過無しで五日間にわたり放出されるそうです。「低レベル」といっても、それは通常許される値の100倍。この放出の事実を会見で明らかにした東電社員の涙で震えるような姿は、これが尋常ではない事態であることを物語っていたのではないか。してみると、これから海産物の汚染はさらに進むことがとても心配。食物連鎖によって放射性物質はより大きな魚に濃縮されていく訳だし…。いったい原発は、そして海はこの先どうなるのか…。現在までの所、いろいろな手を尽くしてはいるもの、危機的な状況が拡大しているといわざるを得ません。

さらに今夜は気象庁の「放射性物質飛散予想」が日々データを取っていながら全く公開されて来なかったことが明らかに。TBSの番組でちらっと見たら、風向きと放射線の濃度が色で分かるので、どっち方面にどんだけの放射性物質が流れていくのかが一目瞭然の映像だった。これを今まで公表しなかったのは明らかに意図的な情報隠しではないのか?許しがたい!!