チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

長崎市長選から知事選を考える

2010-02-05 | 石木ダム・諫早干拓など
長崎県知事選は東氏の辞退により5名で争うのかと思いきや、2名が駆け込んできた。
それも、このお二人の方々は...なぜ立候補したのか、理由が分からない。
売名行為なのか、次の何らかの選挙に出るための...?

ふっと考えると、数年前の長崎市長選も何のために立候補したのか分からない高齢の女性がいた。
繁華街に彼女はたすきをつけて立っていただけであった。
しかし、後でこの女性が立候補した理由が分かってぞっとした。
後妻が立候補したので、それを選挙妨害したかったようだ。
だから、同じ苗字だったんだな....と理解したが、あぁ怖い話。

さて、伊藤前市長の無念の死のあと、新しく市長になった田上市長。
口コミのようなメールの効果で無党派層の票を取り込んだのかも。
わたしのところにも信頼できる方からメールが来た。

メールの文面に「田上さんが長崎新幹線は反対している」と書いてあったことを覚えている。
市長就任直後も「新幹線反対」といったようですが、その直後に「反対」を撤回し現在に至って「賛成」し続けている。
なぜ、田上市長は「新幹線は反対」から「新幹線を推進」というようになったのか。

草の根的な選挙活動を始めたものの、前市長と仲が悪かった金子知事や商工会議所らの目にとまり、支援してもらった。
推進派の選挙支援を受けたことで、本音を封印してしまった。
田上市長は、「しがらみ」との共存を選んだのである。

そういったことから考えると、今度の知事選は中村氏と橋本氏のどちらにも強固な「しがらみ」が付いてまわるのである。

もし、「選挙の支援はしてもらったが、それはそれ、これはこれ」ということが出来るなら、クリーンな政治が出来るだろう。
今まで応援してくれた味方が敵に変わろうとも、想いを貫く勇気があるかどうか。

順風満帆で来られたお二人に、それが出来るだろうか。