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機能マヒの国際連合や日本行政

2016年09月18日 | ブログ
機能マヒの国際連合や日本行政
人間の能力は、2018年にはコンピュータが追い越すという話がまことしやかに言われています。しかし人間の精密で緻密な構成や仕組みや機能・能力は、現在コンピュータが遠く及ぶものではありません。

人間の遺伝子は、人間細胞の体細胞分裂(生殖細胞以外の細胞)や減数分裂(生殖細胞を作るときに行う細胞分裂で、それにより、生殖細胞中の染色体の数は元の半分になる)で男女両親から半分ずつ受け継ぎます。染色体の組み合わせには無限の組み合わせがあり、たとえ兄弟でも異なる個性が生まれます。
また遺伝子そのものにも特殊な機能を持っているものがあります。それが細胞核以外に存在する唯一のDNAであるミトコンドリアDNAです。  ミトコンドリアDNAは細胞内に数百から数千個あり、らせん構造ではなく環状になっています。その一部分が生きるためのエネルギー源となるATPという物質をつくる働きをになっています。  通常の遺伝子が父母両方の性質を受け継いでいるのに対して、ミトコンドリアDNAは母親からの性質だけしか伝えません。ミトコンドリアDNAによって母親からしか遺伝しない身体的な特徴があることも確認されています。通常、この遺伝は母性遺伝と呼ばれています。


1、人間の記憶能力
記憶容量だけで言えば、米国ノースウェスタン大学のポール・リーバー(Paul Reber)教授は、少し無理やりに例えるならば、脳の記憶保存能力はコンピューターのペタバイトのクラスになると話しています。1ペタバイトは、MP3の音楽を2000年間、続けて再生することができる容量です。ただ実際には、人間の脳とコンピューターのメモリチップを比較するのは難しいが、人間の脳には、コンピューターCPUに例えられないほど広い記憶空間があるということだそうです。


日本とドイツの研究者チームが、人間の脳の神経回路シミュレーションとしては史上最大規模のものを、8万2944個のCPUと、1.4ペタバイトのメモリー量を持つスーパーコンピュータ京で行いました。17億3000万個の神経細胞が10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションを行い、生物学的には1秒間に相当することを、京は40分かけて計算したようです。また、この10兆4000億個のシナプスというのは、ちょうど人の脳の神経回路1%程の規模に相当し、小型霊長類であるサルの全脳の規模に達しているとのことです。
その他に次に述べるような、凄い潜在能力を持ったのが人間なのです。


2、人間の体のエネルギーの仕組み
人の細胞学はまだ解らないことが多く、日進月歩の勢いで解明されているところだそうですが、人の体は約37兆2000億個(今まで60兆と言われていたが最新の科学誌に発表論文では)といわれる細胞から成り立っており、その細胞は核やミトコンドリア、細胞膜などから 成り立っているそうです。さらに、これらの構成要素はタンパク質(アミノ酸)や脂質、糖質、デオキシリボ核酸(DNA) などの分子から成り立っているそうです。
これらの構成要素の中でも半分以上を占めるのはタンパク質で、あらゆる生物はタンパク質を利用して生きています。 このタンパク質はアミノ酸という材料分子を1列につなげてできた鎖状の分子で、10万種類以上あるといわれています。そして栄養素を取り入れそれを分解吸収し、活動エネルギーを得ています。


一個一個の細胞は、平均してだいたい300分の1ミリといわれ、形は千差万別でありながら、人間社会のいかなるハイテク工場もかなわない、想像もできない程の精巧なシステムが組み込まれているといいます。


3、人間の運動や感情・理性等のコントロール能力
人間の細胞には非常に多くの種類(200種類以上) の細胞が存在しています。そして、それぞれの細胞が独自の構造と機能をもっています。たった一つの受精した卵細胞が、次々に規則正しく分裂して増えていき、形や動きの似たものどうしで、「組織」をつくります。これらの「組織」がいくつか集まって臓器(器官)ができ、人体が形づくられるわけです。これら細胞は、外界から栄養素を取り入れて消化し、それをエネルギーに変えたり、分裂して仲間を増やしながら、私たちの体を維持しているのです。
そしてその細胞を脳が、神経伝達物質やホルモン分泌等で運動や感情・理性等をコントロールし、正常に保つ仕組みを持っています。


4、人間の免疫システムの能力
また人間の体には生まれながら、「自己」と「自己でないもの」を区別し、「自己でないものを食べたり殺したりする仕組みが備わっています。風邪のウイルスや花粉、ホコリ等の「自己でないもの」が体に入ろうとするのを防いだり、入ってしまったものを排除しようとしたりして、体がそれらに侵されないようにします。これを免疫システムといい、主に血液中の白血球がその役割を担っています。体内に発生するがんのもとになる異常細胞も、免疫システムによって排除されています。


人間の脳は10%しか活用できるエネルギーを持っていないという説もありますが、それは団体行動や、環境や努力によって違うでしょうから、とても正解の回答とは思えません。
条件が単純化された計算の能力の速さだけの戦いで言えば、既に人間はコンピュータに負けているのかもしれません。しかし情や動の部分、体の動かし方、判断・心理学領域の感覚記憶、短期記憶、長期記憶等や上記潜在能力を考え合わせると、まだまだ、コンピュータは人間に遠く及ばないようです。ただ人間が個人にしろ、団体にしろ、その潜在能力を使いこなせていないだけのようです。しかし人間生まれてから死亡するまでの寿命は一世紀もありません。人間は機械より、緻密で繊細ですから、色々な仕組みが正常な動きでなければすぐに壊れてしまいます。またいずれ寿命で皆死亡します。そんな短い人生を有意義に過ごす世界でありたいものです。

その人間同士が原始時代の昔から相も変わらず戦争やテロや暴力で殺しあうという、各国の国益中心の武力等暴力の力が正しいとする行政が進歩のないまま続いています。
その上人殺しの武器の生産拡散も戦勝国を中心に増え続けています。米等では正当防衛のためには銃は必要だとしてライフル協会のような圧力団体等が商売の為政治をも動かし生産を止めようとしません。正当防衛のためだけであれば、人の命を奪わない即効性の麻酔銃やスタン・ガン、電子ガン、眼つぶしスプレー等を開発強化すればよいのではないのでしょうか?


世界人民が平和によって有意義に短い人生を過ごせるよう、世界の人間の能力を引き出すことが出来ないのは、この力や武力で勝つことが正しいとする各国国際政治家の行動が、無能と怠慢の為としか言いようがありません。


国際政治家の役目は何でしょうか?それは世界の平和と安定を繁栄実現することだと思います。

しかし現状は各国のトップ政治家である大統領や首相や議員たちは、なりふり構わない自国大衆に受けるための、見返りの約束、買収、駆け引き、妥協、情報操作、等その場限りの大衆向けの美辞麗句で、当選すれば手のひら返しの魑魅魍魎の世界をローマ時代の昔から繰り返しています。
また各国世論といっても自国益の為の世論ですから、世界平和や世界人類にとっての世論とは当然違ってきます。ですから世界では国際平和に取って何が世界人類の紛争解決や平和の手段や基準になるのかという問題が残ります。
各国の国益ではなく世界の人類にとっての益の方が重要であるということを人民も国際政治家も認識しなければならないと思うのです。

今それをできるのは世界で認められている国の90%以上である193ヶ国が加盟している国際連合しかありません。今の未完成の国連憲章や国際法をすべて守れと言っているわけではありませんが、少なくとも人間として当たり前の基本的な「罪なき人を殺すな、人に暴力を振るうな、人に迷惑をかけるな、泥棒をするな、」ぐらいは基本的基準として守れば、紛争・戦争やテロ等人殺しは少なくなると思うのです。まずそれが平和の始まりだと思うからです!国際連合加盟各国は国連憲章や国際法を.守ったうえでの、各国の国益で、一方的国益はありえないなのだと思います。国連憲章や国際法を.守ったうえでの各国の国益であり主権だと思います。それを出来なかったら、世界から多分紛争や戦争やテロはなくならないと思います。


そして国際政治家達は世界の平和・安定・繁栄を目指すどころか、未だに他の動物より劣る、政治権力者の力の論理である、他国の人を敵とみなす人種差別・自国資源の確保・領土の拡張や他国の基地化等自国の人民だけが良ければいいという国益中心のエゴイズムの行為が続いています。その結果テロが先か治安攻撃行為が先か判然としない、戦争実行権力者の罪のなすり合いの殺し合いである、大勢の無実の人達を巻き込む、テロや戦争が絶えることなく世界で続いています。
またその恨み、つらみによる、神は偉大なりという神の名を語り、人殺しを正当化する詐欺師IS等の多数の武装テロ集団の出現で、ただの縄張り争いの人殺しのテロも延々と繰り返されています。
それらの争いは、平穏に暮らしていた人達迄、財産や定住生活を奪われ、世の中に失望し、多数の難民発生の原因になっています。そして世界中がいま平和・安定どころか不安定な状況に置かれてしまいました。


また何度も述べていますが、その国際連合の目的・原則・組織・機能など基本的な事項を定めた条約である国際連合憲章は各国の国際協定より優先し、各国が順守しなければならないとしています。又国連憲章の前文や条文にあるような精神は当然国連加盟各国は守らなければいけないわけですから、加盟各国の憲法や法律も憲章の趣旨に反する法律は作ってはいけないことになります。

民主主義とは人民が主権を持ち、自らの手で、自らのために人民全員と話し合いながら、人民が自らの自由や平等や権利を主張し労働や納税という義務を果たし、それが全体の為に行き過ぎであれば修正し、人民が委託した、立法・司法・行政が一か所に権力集中することなく、三権分立で政治を行う主義だと思います。国際連合等の趣旨や考えも、同じような考えを言っています。

資本主義とか社会主義とか共産主義とか、党が圧力利権団体等と結びつき、富や権力を党に集中させ人民を支配する形式はとても民主主義とは呼べません。資本主義の選挙制度が民主主義と言われていますが、それは仕組みとして人民が政治家を選ぶという部分だけです。それも前記の様な圧力団体の利権などが政治を動かし、とても民主主義とは言えません。


従って今の世界で、民主主義を行っている国は一国もないと思います。
また民間の運営中心である株式会社は、株というお金に換算できる資本を多く持った人達が権力を持ち会社を運営します。従って民主主義とは程遠い仕組みで、とても民主主義とは思えません。人間1人の管理能力は50名が限度と言われています。
人民全体がなるべく広く公平に参加する、民主主義行政と、50名以上などある程度の規模以上の民間の企業が民主主義になって初めて民主主義に近い制度が出来上がるのではないでしょうか?


国際連合加盟国は、国際連合に加盟しているにもかかわらず、今も戦争を続けている国や、国際連合の勧告を無視し自国の方が正しいというわがままな戦勝大国や、武力増大を図る戦勝国や戦争を挑発する加盟国等殆ど国連憲章の目的や趣旨を理解せず、守っている様子もありません。
また昔から戦争の度に培われてきた国際法も守っている様子がありません。
これでは第二次大戦後、二度と戦争が起きないようにと、戦勝国が主導して国際連合を作った意味がありません。



そして第二次世界大戦後、戦勝国同士の資本主義と共産主義という民主主義とは程遠い、思想の争いである東西冷戦に端を発し、その思想の為の加盟各国の代理戦争やテロ等で毎年のように戦争が行われ今も続いています。1945年から2016年の約70年に、戦争をしていない国は国連加盟国193ヶ国でたった8ヶ国しかなく戦勝5大国を始め殆どの国が国連憲章を守ることなく、
戦争をしているわけです。
そして推計約6千万人以上の人が戦死しているそうです。それも圧倒的に民間人が多くなっているようです。まさに終焉世紀末のようですね!


また現代では契約を重んじる世界の中で、一番うるさく契約を重んじろと世界に要求する、戦勝五大国等が、国際連合国の契約である国際連合憲章を拒否権などで、自ら重んじぜず、力で戦争や他国に基地を作る行為等法律を無視する行為は、加盟国が国連憲章や国際法を守らないでいい見本になっています。

国際連合の見本であるべき戦勝五大国等戦勝国の国連憲章を作った人たちが憲章の法律の契約を守ろうとしないのですから、加盟国は守るわけがありません。
その結果が何でも力で勝てばいいという、今の戦争やテロだらけの世界無法・無秩序状態を生み出しました。

そんな現代の世の中では、前にも述べたように世界は、技術は進歩しても、人間性としてはローマ時代より後退しているようです。また一番進歩が遅れているのが政治と企業の経営とそれに絡む金融という世界のようです。
ローマ時代の昔から変わらない政・官・業トップが癒着しその権力に選ばれた政治家で行われる、各国の国益中心で金や武力(暴力)の力を持ったものが勝ちの行政が、世界の進歩を妨げている原因としか考えようがありません。

国際連合も各国の国際政治家が自国のルールだけを正当化し、世界人民のことは後回しで、国連憲章や国際法の世界のルールを守らなかったら、世界の平和のためには何の役にも立ちません。
特に過去戦勝5大国の拒否権は東西冷戦に始まり世界平和のためにはマイナス要因にしかなりませんでした。

また日本では、アメリカのイラク・アフガン戦争支援や世界一ダメな財務省財政運営等で、21世紀に入り約15年で日本政府債務が倍増し、世界一の借金大国に陥ってしまいました。


多分アメリカの戦争支援が主だと思いますが発表がないので不明です。年金は約170兆円近く積立がありますし、消費税等税収もあります。15年間で社会保障費で500兆円も増えるわけがありません。


そして行政の実施予算問題では、国立競技場問題では当初予算より1300億円が2651億円に膨らみ問題になり、見直した結果、違約金68億円も含めると約300億円の増加で1600億円強になったようです。また都の移転問題では予算が1.5倍にも膨れ上がっています。いま世界では実態経済金融の分野では短期会計制度で長期会計制度が確立していません。それをいいことに、「豆腐の勘定じゃないんだから」と言った人がいるほど、トップ政治家は予算が当初より何兆と増加しても平気なようです。

例えば民間では、築地市場の様な開発行為の許可を都道府県に申請したら、各部門からとても厳しい規制をされ、民間はその条件をクリアーしてやっと許可が下ります。
しかし国等公共部門は、図のように自分たちでやる開発行為は、特権と思ってるかとても管理が甘いようです。
都の築地市場は他より食の安全という問題があるので、何故、民間と同じ様な手続きで、尚且つ民間より厳しく審査しなかったのでしょう。
私が疑問に思うことは、一番最初の部分です。行政に対する自分たちが作る甘く緩い法律もあると思いますが、予算が決まる時点では当然専門会議や技術会議や住民の意見も聞いており議会の承認も得ていれば、住民の同意の問題、法規制の問題、議会承認の問題、それに基づく行政予算の問題等三権分立に基づきちゃんと手続きを取っていれば、それに基づく原価計算ですから、そんなに予算が大幅に変動することはありえないのだと思います。
それを今のように右往左往しているということは、最初の築地移転決定時に問題があったとしか思えません。
1、国や都道府県や市町村や公的施設管理者等との法的規制問題やその他の調整。
2、事業者や近隣住民に対する事前相談、や計画の周知徹底
3、都民に対する計画や予算収支計画の情報開示
等民間の開発行為と同じような手続きを取り、(もちろん都と民間では指導する側と指導される側ですから多少内容が違うでしょうが?計画過程はそう違わないと思います。)詳細計画が決まり、基本設計や実施設計が行われていれば、行政が行われる官の場合、商売の問題の利益追求という部分は余りないのですから、そう大幅な予算変更は起こりえないはずです。


それとも官という行政は行政だけは別格で、その手続きを取らず、知事や都議や都の責任者が、強力なリーダーシップで、トップダウンで決める仕組みになっているのでしょうか?であれば政官業癒着が起きやすい、トップシークレットで、秘密主義になる可能性が高いでしょうからありえますね?
国民は日本の国や都等公共の行政財政運営では予算はあってないようなもので、予算管理・原価計算などがとても杜撰で、まずトップの政・官・業の利害があり、彼らの利益の為に予算があることを思い知らされることとなったようです。


また上記杜撰な予算管理に加えて、最近は民間企業の経営陣の株は潤っているのに、国民の積み立てた年金は国民はだれも頼んでいないのに、株博打運用で、常に何兆円もマイナス運用のようです。何か政官業トップの癒着で、どこかの予算の穴埋めという政府の意図的なものを感じます。
国の借金が世界一に増えるのは不透明なお金の使い方ですから、当たり前ですよね。
政府の借金は、年平均約35兆円の増加!=税収の約70%で、15年で倍増しています。





戦争は争いが続けば続くほど、戦争当事者双方とも多大の費用がかかり、疲弊し国が物理的に壊れたり、経済的に破綻していきます。その破綻は世界を巻き込んで連鎖して行きます。そして知らない人同士が殺しあい、憎みしみ合い世界人民にとって、何の得にもなりません。一般人民を巻き込み憎しみ合い、泥沼に入る戦争は百害あって一利なしです。


現状の世界の紛争を見ていると今のままの国際政治では当分、自国益中心のローマ時代からの権力と金を持ったものが勝ちの思想である、戦勝大国や、いくら説得しても国連の国際ルールを守る様子のない国連加盟国等、進歩のない力の論理と、権力エゴイズムな各国行政がまだまだ続くと思われます。当分世界平和を考える国際政治家は表れないのが世界の悲しい現実かも知れません。
また日本においても国際際連合のルールの言う事を聞かない国が核を発射したら、日本はどう防衛するのでしょうか?
過去莫大なお金をかけ、今後も莫大なお金ばかりかかるであろう、アメリカに米軍基地を与えて日米安保条約が何か役に立つのでしょうか?抑止力といっても核や爆弾が飛んできたら何の役にも立たないのではないでしょうか。

ですから当分日本や世界の一般人民は、常にテロや空爆や核の脅威に不安を抱えながら、自分の身は自分で守るという心構えをし、不安が現実になったら、運を天に任せて、生きていくしかないのかもしれません。

そして世界平和を望む一般世界人民は、国際政治家の人達が、各国のローマ時代から進歩しない国益中心の力(暴力)の行政を止め、世界人民が納得する、世界平和の為の世界共通のルールを作りそしてそれを厳守し、一層の努力と研鑽をしてくれることを願うのみです。
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