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<富戸(払)のジンベエザメ供養塚>
富戸(払地区)の県道の海側、漁協近くの土手に「供養 南無妙法蓮華経」と書かれた高さ3m程の柱がたっている。これは一体何んだろう?
富戸は定置網漁業で有名なところですが、時々「ジンベエザメ(ジンベイザメとも言う)が網に入るそうです。ジンベエザメは大漁をもたらしてくれると言う言い伝えがあって、網にかかったジンベエザメを漁師さんたちは必ず丁寧に海に返してやるそうです。或るとき、一匹のジンベエザメが網にかかりましたが、たいそう弱っていて漁師さんたちが海に返してやる前に死んでしまったそうです。ところがその日から定置網漁は毎日不漁の日が続いたそうです。「これはきっとジンベエザメが往生していないからに違いない」と言う訳で、海岸の近くに塚を作ってジンベエザメを供養したと言うことです。それがこのジンベエザメ供養塚だということです。
因みにジンベエザメはジョーズの様な恐ろしいサメと違って、人になつこく、心まろやかなおとなしいサメだと言うことです。また、軟骨魚類の中では最大の魚で10mもの大きさにもなります。