ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

三島神社の「参籠石(おこもり石)」

2008-07-15 | 富戸地区
富戸の三島神社の境内(拝殿前)に浜石が多数コンクリートで固められて小山が作られている。昔、富戸の若い漁師達は不漁が続くと「参籠(おこもり)」と言って三島神社に1週間みんなでこもって(合宿の様なもの)夜になると境内で火を焚いて神様に大漁を祈願しました。その時、若者達は夜中になるとふんどし一丁の裸で富戸の海岸に行って石を拾ってきては神様に奉納したと言う。その石の一部が今でもこの様に保存され当時の若者達の意地と度胸と信仰を偲ぶものです。今はこのおこもり行事は行われていません。