ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

宇根(ウネ、富戸海岸)

2014-02-26 | 富戸地区

===富戸海岸の宇根(岬)===
凡そ4000年前、大室山の噴火によって流れ出た溶岩は現在のグランバル公園のある小高い山で遮られたため、一部は富戸駅の方へ流れ下って海に達しました。こうして出来たのが小さな岬が12も並ぶ美しい富戸海岸の扇状地帯です。この溶岩扇状地帯を「根原半島」とも呼びます。その一番南側(富戸払側)の岬を「宇根」と言います。宇根(ウネ)は「生根」とも書きます。
宇根の付け根には源頼朝と八重姫との愛の結晶”千鶴丸”が富戸の漁師によって手厚く葬られた場所として有名な”産衣石”(産毛石とも言う)や海の安全/大漁祈願の龍宮神社があります。また岬の先端には展望台やジオ看板が設置されています。



雪景色

2014-02-15 | 八幡野・赤沢地区

2014年2月14日(金)昼ごろから夜半にかけ関東地方は記録的大雪に見まわれました。丁度1週間前(2月8日)も関東地方は大雪(都内で積雪27センチ、45年ぶり)となったばかりのことです。伊東市に於いてもしかり。市内あちらこちらで道は通行止め又はチェイン規制が敷かれました。大室山も真っ白に雪をかぶりました。

蝋梅(ロウバイ)

2014-02-04 | 

伊東市松川湖湖畔、ログハウスからロウバイ広場にかけて毎年1月から2月にかけて黄色い小さな花が見ごろを迎えます。ロウバイ(蝋梅)の花です。辺りに甘酸っぱい香りも漂います。
”ロウバイ”と言う名前の由来は「花が梅の花に似ていることとロウ細工の花の様だから」とも言われます(他にもいろいろ説あり)
ロウバイは江戸時代に中国から日本に渡来。高さ2~4mの低木。つぼみを乾燥させて解熱・鎮痛剤になるそうです。

クロマツ

2014-02-02 | 城ヶ崎海岸( 2 )

クロマツ

城ヶ崎海岸に群生するクロマツは城ヶ崎海岸の美しい景観を作る植物の代表です。
クロマツは世界で日本と朝鮮半島の一部にしか見られません。このクロマツは日本に今から270万年ほど前に出現した木だということが最近分ったそうです。もともとは今から1700万年前ごろ(日本列島が大陸から分れ日本海が出来た頃)大陸側から移ってきたフジイマツが元祖で、その後地球の寒冷化によってフジイマツは絶滅、クロマツが分かれて出現したと。クロマツの化石は日本以外では見つかっていないそうです。(2014年1月27日 朝日新聞による)