ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

バクチノキ

2013-03-06 | 八幡野・赤沢地区

[バクチノキ]
伊東市と東伊豆町の境を流れる草崎川(小川)の近く、旧下田街道(東浦路)脇に樹齢300年と思える大きなバクチノキがあります。別の名を毘蘭樹(ビランジュ)とも云います。伊豆の様に暖かい地方に生育する桜の木の仲間ですがこの木は常緑樹です。木が生長すると木の肌がこけらが落ちるようにはげ落ちて茶褐色になることが特徴的です。丁度、賭博師がバクチに負けて身包み剥ぎ取られる様子に似ているのでこの名が付けられたといいます。葉のエキスからは咳止め/去痰の薬が採れます。

八幡野の高台から見た伊豆諸島

2013-03-02 | 八幡野・赤沢地区

伊豆高原桜並木から八幡宮来宮神社に向かう旧道(東浦路)の途中に延命地蔵と呼ばれるお地蔵さんがあります。最近その近くの立ち木が整理され晴れた日にはそこから伊豆諸島が見えるようになりました。海抜が約105mあるため城ヶ崎海岸(海抜20~30mとして)からは物理的に見えない島まで見ることが出来ます。左から伊豆大島(上図では省略)、三宅島、利島、フヅシ根、新島、地内島(ジナイトウ)、式根島、神津島です(鵜渡根島は利島に隠れて見えません)