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西伊豆堂ヶ島、三四郎島のトンボロ現象は有名ですが、ここ南伊豆大瀬の蓑掛岩に至る海でも広大なトンボロ現象が見られます。干潮時干上がった磯の長さは約200m、幅は10mから30m程にもなります。磯ではワカメ、テングサ、ヒジキ、青海苔などの海草の他、とこぶし、サザエ、その他”いせもん”または”いそもん”(クボガイ、クマノコガイ、シッタカ、イシダタミ、-ハビロ、クロメ、ツンズルマイなどの通称)が採れます(関係者以外禁漁)。又、磯カサゴやクシロ(グロ)がよく釣れます。
潮が満ちるとよしこの海、とでよしこの海、本瀬の海(大瀬の更に西側の海域の名称)で漁をしていた舟が大瀬漁港に帰る時は、丁度このトンボロの真中辺を近道の水路として横切ります。
写真は2018年5月28日12時撮影(この日満潮時=0436 +163cm, 干潮時=1130 +13cm 潮高差 1m50cm 大潮。
大瀬の蓑掛岩のトンボロ現象はあまり宣伝されてはいませんが(先日伊豆新聞にやっと掲載されました)西伊豆の三四郎島のトンボロに比べ勝るとも劣らないトンボロです(地元生まれの者としての感想)
(蓑掛岩の場所ー地図)
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