ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

マンリョウ(万両)

2020-12-13 | 花花花(2)



12月、我家の玄関先にあるマンリョウ(高さ約50cm)が今年はたくさんの紅色の実をつけました。マンリョウ(万両)はヤブコウジの仲間だそうです。とは言え万両はヤブコウジのイメージではなく、名前は最高位でめでたく、色は美しく、たくさんの実がつき、日本ではセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされています。
常緑小低木。英語名は Ardisia crenata。

神子元島灯台

2020-12-04 | その他


南伊豆町大瀬の海岸から見た神子元島灯台
(左の大岩は「うのね島」)



昔から海の難所と言われた伊豆半島南端、南伊豆町(大瀬)の沖合約10km(約5miles)に神子元島灯台があります。明治4年(1871年)『灯台の父』と云われたスコットランド人のR.H.ブライトンが設計/監督し建てられた日本最古の洋式灯台です(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、劔埼、伊王島、佐多岬、潮岬の灯台8基のうちの一つ)。来年竣工150周年を迎えます。
(灯質等詳細)
 灯質:G.Fl(2) 16 sec. (16秒に2回光る)
 高さ:51m(海面より)
 光達距離:19マイル(約36km)

個人的なことですが、私は南伊豆町大瀬の生まれです。子供の頃より目の前の海に16秒に2回ピカ、ピカっと光る神子元島灯台を毎晩のように見て育ちました。又、船員現役中は当時は現代の様ないい電子航海計器もなく、航路の要所にあるこの灯台を有り難く利用し本船の安全運航に努めました。150年間、有難う、感謝、と云う気持です。