ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

水原秋桜子

2010-03-24 | 補足説明など
水原秋桜子
明治25年生まれ。大正-昭和時代の俳人であり医学博士。昭和56年88歳で死去。高浜虚子(きょし)に師事、「ホトトギス」で山口誓子(せいし)等と4S時代をきずく。その後ホトトギスを離脱、独立する。昭和6年主宰誌「馬酔木(あしび)」で虚子の写生観を批判、新興俳句運動の口火をきった。

水原秋桜子句碑

2010-03-24 | 城ヶ崎海岸( 2 )

橋立は大淀・小淀の近くにある広場(一名”はしだて広場”)には、俳人水原秋桜子(しゅうおうし)自筆の句を刻み込んだ真鶴産の小松石で作った句碑がある。
『磯魚の笠子もあかし山椿』
冬、城ヶ崎海岸一帯には真っ赤な山椿がたくさん咲くが、その見事な花の色は磯魚の笠子をも真っ赤に染めるほどで見事であるという情景を詠ったものと思われる。
 昭和47年5月に建てられたものである。