ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

秋明菊(シュウメイギク)

2012-09-28 | 


<シュウメイギク(秋明菊)>
京都北部の貴船に多く見られたので「貴船菊」とも言う。古い中国から渡来。8~10月紅色の花を咲かせる。高さ50cm~100cm。キンポウゲ科であって菊の種類ではない。

タマスダレ(玉簾)

2012-09-28 | 
<玉簾(タマスダレ>
明治時代に南米ペルーから渡来。球根草。7月から初秋に花が咲く。雨の後いっせいに白い花を咲かせるのでRain Lilyの名がある。土から直接出ている細いたくさんの葉があたかも簾の様。葉や球根を食べると吐き気、時に痙攣を起す(毒性)

伊雄山

2012-09-22 | 八幡野・赤沢地区

<伊雄山>
伊東市赤沢別荘地の背後にある山。標高459m。おおよそ2,700年前火山が噴火、伊雄山のスコリア丘とその南東側に流れた約2億トンの溶岩によって浮山溶岩台地が作られました。山頂付近の火口は大室山と違って東側が切れた形をしておりそこから溶岩が流れ出たものと思われる。土地の人は伊雄山を赤沢山とか松室山とも呼んでいる。

賽(サイ)の神

2012-09-19 | 八幡野・赤沢地区

<賽の(サイ)の神>
道阻神(ドウソシン)とも言う。古い村落の辻、村落に通ずる道の傍らや分岐点によく見かける石像です。八幡野の旧道(旧下田道或いは東浦路と呼ばれる道)にはあちこちに賽の神の石像があります。男女一対の石像が多い。
「賽の神」はその村に疫病や悪霊が入って来ない様に、また、災害が起らない様に村を守る「守り神」として村の中心や村への道々に置かれました。また、男女一対の石像は「夫婦和合」を願い村が繁栄することを祈る神としても作られました。その後、道々の傍らに置かれ「旅の安全を願う神」の目的も出てきました。


スズメジマ(雀島)

2012-09-03 | 富戸地区
スズメジマ(雀島)は富戸溶岩扇状地の北端にある。
(ここより北側のゴウドハマや三野原の台地は梅木平火山(約10万年前の噴火)によって出来たものである)
昔は沢山のスズメがこの島に群り集まっていたと言う。



『雀島・・・千羽萬羽の雀、群り集り来て、風景に一層の興味を添え、誠に一入の眺であります。』(昭和13年田方郡對島村役場発行“對島村の名所と舊跡”より抜粋)

シュウカイドウ

2012-09-02 | 

シュウカイドウ(秋海棠)Begonia evansiana
玄関先に美しく咲いたのでパチリ!名前の呼び方が「秋到来」と言った感じです。8月終わりから9月花を咲かせる。長けは60センチにもなる。中国原産で江戸時代に日本に入って来たと言われる。
芭蕉が西瓜(の中身)の様に赤く咲く秋海棠(シュウカイドウ)を見て一句、
『秋海棠、西瓜の色に咲きにけり』