ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

ナツツバキ(夏椿)

2018-05-12 | 花花花(2)


今年も庭の夏椿の花が咲きました(2018.5月)。
白色のきれいな花。5枚の花びらの縁(ふち)には細かいギザギザあります。
花の形が椿によく似ていて、夏(6~7月)に開花することから「夏椿」と云います。
幹がヒメシャラの木の様にすべすべしています。





チョウジソウ(丁字草)

2018-05-12 | 花花花(2)



沼地や川岸の湿ったところに生える多年草。丈は30~70cm。
伊東市では一碧湖の沼池(西側)木道付近に咲くチョウジソウの花が有名。
5月~6月初め頃まで咲く。花弁は5弁に先分かれており青紫の小花(直径2cmぐらい)が咲く。原産地は東アジア・北アメリカ。花を横から見ると「丁」の字形に見えるから「丁字草」の名になった。香料で有名な「丁子」に似ていることからともいわれる。
日本では「絶滅危惧種」のひとつとされおり貴重な花です。
(写真は2018年5月一碧湖で撮影)

シャリンバイ

2018-05-08 | 花花花(2)
車輪梅(シャリンバイ)
学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata

城ヶ崎海岸の様な海岸や海岸に近い山地にある低木(1~4m)。4~6月白い小さな梅に似た花(直径1cm~1.5cm)を咲かせる。東北南部から沖縄まで分布(台湾、朝鮮半島にもある)潮風にも強い丈夫な木。葉が枝先に車輪状に集まり、花は梅に似ている事から「車輪梅」(シャリンバイ)と言う。花はバラの様な匂いがする。葉の形が円形に近いものを特にマルバシャリンバイと言う。秋には直径1cm程の紫色の実がなる。
樹皮は奄美大島の特産品である大島紬の染料に使用される。