マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第84話 死の恐怖

2017-06-24 23:00:34 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
マクロスがフルブス・バレンスに突入し。
それを見た友軍部隊が一斉に地球へ逃げ出した頃・・・・・・・・・・・

デワントン「フェアリ、いい加減そこをどいて!」

フェアリ「それを言って素直にエスケスタと言う敵がいるか!」

と激しい戦いを今もなお続けられていた。
もっとも・・・・・・・・デワントンの方が劣勢であるが・・・・・・・・

                    ズドォォォォォォォォォォォン

デワントン「ヤック!」

フェアリ「ヤック!?これは.....まさか・・・・・・・・フルブス・バレンスが沈んだのか?」

フルブス・バレンス42101がマクロスの攻撃により爆発する。
周辺にいたゼントラーディ軍艦隊100万隻が失われたりダメージを負ったと言う。
爆発した衝撃波は、大気圏ギリギリで戦っていたデワントンとフェアリにも迫る。

                        ズズズズズズズズ

デワントン「何?」

フェアリ「この衝撃波は......爆風!?ならば・・・・・・・・・」

                     ビュゥゥゥゥゥゥゥゥン ガション

フェアリは落ちて行く大型の残骸の上に飛び乗る。
状況から見てこのまま宇宙に漂う事ができないと判断したようである。
デワントンはその姿を見て・・・・・

デワントン「逃げるつもりか?」

フェアリ「逃げる?まさか....見届けてやるのよ、デワントンあなたの答えをね。」

逃げるのかと批難する・・・・・・
だが・・・・・・・・・フェアリから返ってきたのは逃げると言う事ではなく・・・・・・・
デワントンの言葉の答えを見届けると言う事である・・・・・・・・・

デワントン「ヤック?」

フェアリ「デワントンあなたは殺さない、その答えを見せるまでね。」

デワントン「だからって勝ち逃げは・・・・・・・・」

まるで見下すようにデワントンに対し殺さない・・・・・その答えを見せるまでと言う。
デワントンは勝ち逃げはと言うが・・・・

                          ゴゴゴゴゴゴゴゴ

デワントン「暑い。」

フェアリ「それはお互い様だからね。」

                            ゴゴゴゴゴゴゴゴ

デワントン「くっ・・・・・・・・・・」

大気の摩擦熱で熱さを感じ、デワントンは怯んでしまう・・・・・
熱さで空中分解する程ゼントラーディのメカはもろくは無いが・・・・・
やはり熱いし重力の重さを感じる・・・・・・・・・

フェアリ「さてとバランスは取れた、さてと行きますか。マイクローンの星で待っている!」

                         ビュゥゥゥゥゥゥゥゥン

フェアリは何処かへ去ってしまう。
しかしフェアリは知らない、降りた先でまた別の始まると言う事を.......
デワントンは・・・・・・・

デワントン「待て!」

勝手に何処かに行くフェアリを抗議する。
無駄だとは分かっていながらも・・・・・・・・
だが・・・・・・・もうやっても意味がない・・・・・・
今考えるのはマイクローンの星に無事に着地する事である・・・・・

                              ゴゴゴゴゴゴゴゴ

デワントン「くっ引っ張られる、勢いが早い。」

                    スィィィィィィィィィィィィィィン

デワントン「止まれるか?」

                     キュォォォォォォォォォォォン

デワントンは重力に降りる経験は少ない・・・・・・・・
初めてやる事である。
なんどか無人惑星での戦闘があったが・・・・デワントンは結局参加する事ができず・・・・・・
今日・・・・・苦戦していると言う厳しい状況に陥っている。

デワントン「初めて単機大気圏降下だけど・・・・・きつい・・・・・・」

大気圏の層を越えると荒廃した地球の空に辿りつく・・・・・・
砲撃がありしばらくは塵が空に漂っていたが今は晴れている・・・・・・・・

                          ズシャァァァァァァン

デワントン「着地失敗。」

デワントン「ここはマイクローンの星.........」

デワントンは地面にゆるくぶつかり地球の大地に降り立った。
ぶつかったが・・・・・なんとかクァドラン・ローを動かせる状態であった。
見るからに多くの建物が壊れており・・・・・・見るからに無残であった・・・・・・・・・

                          グォン グォン

デワントン「降りて来たのは私だけか.....」

ここの地に降り立ったのはデワントンのみ・・・・・・・・

                   ズタタタタタタタタタタタタタタタタタ

デワントン「小さな戦闘音・・・・・・・」

遠くから戦闘の音が聞こえる。
何処からかマイクローンの生き残りとかが戦闘を繰り広げているのだろう・・・・・・・
それにしても一体何処なのであろうか・・・・・・・・・

                          ズズズズズズズズ

デワントン「?あっ!!」

                          ドシーン

突然デワントンの前に巨大な物体が落ちてくる。
落ちた衝撃で砂埃が発生し目の前が何も見えなくなってしまう・・・・・・
段々と砂埃が晴れてくると・・・・・目の前にあったのは・・・・・・・・・

デワントン「ぐぐぐぐ.....あれはケアドウル・マグドミラ?」

3000m級戦艦ケアドウル・マグドミラ。
無残にも被弾を受けており壊れている箇所がかなり見られた・・・・・・・・・・
友軍か敵かどうかを確認しようとするが・・・・・・・

                          チュドドドドーン

デワントン「爆発した。」

突然ケアドウル・マグドミラは爆発を起こした。
一体何が起きたのか確認しようとするが・・・・・・・・・
爆発したのはハッチの部分・・・・・・
そこから巨大な人型の緑色の兵器が出てくる・・・・・・・・

                           ズシーン ズシーン

デワントン「あのヌージャデル・ガーは.........」

姿からしてヌージャデル・ガー・・・・・・
だけど・・・・・・若干装備が違う・・・・・・・・・・・

                      ズドドドドドドドドドドドドド

デワントン「えっ....攻撃?」

                      スターン スターン スターン ガコーン

デワントン「きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

友軍か敵かどうかを確認する前に攻撃してきた。
攻撃してきたと言う事は・・・・・・・・・敵のヌージャデル・ガー・・・・・
攻撃を吹けると至近弾であったためか吹き飛ばされる。

                             ガション

ケアドウル・マグドミラの破壊されたハッチから出てきたのは・・・・・・・・
ゼントラーディ軍エース用ヌージャデル・ガーであるランドベル・ガー2機である。

「データ称号、ラプラミズ艦隊所属機ミリア隊です。」

「裏切り者のラプラミズ艦隊か、ふふふいい獲物だな。」

「どうしますか?」

「どうせこいつは消去刑だ、殺してしまえ!」

「そう来なくてはなぁ、嬲り殺しにしましょう。」

「あぁメルトランはたっぷり苦しまなければだなぁ。」

ランドベル・ガーに乗るゼントラーディ軍兵はラプラミズ艦隊・・・・・・・裏切り者と認定され攻撃しようとする・・・・・
無論対処は消去刑・・・・・・・殺してしまえと・・・・・・・・
それに日ごろメルトランに恨みがあるのか・・・・・・・・すぐに楽に殺すのではなく・・・・・
じっくり苦しめてから・・・・・殺すと・・・・・・・・・

                   ズドォォォォォォォォォン ズシュ

デワントン「あぐっ。」

デワントンは攻撃により左腕をやられた・・・・・・・
と言っても・・・クァドランが盾になるので・・・・・・かすり傷程度とである。
とは言え・・・・・出血する程度であり下手に腕を動かすとかなりの激痛が走る・・・・・・・

「左腕をやったぞ!」

「次は左足だ!」

デワントン「ぐっそう簡単に....やられてたまるか!」

                   ビュィィィン ズドォォォォォン

「逃げるぞ!」

「逃がすな!殺せ!」

                     ズドォォォォォン

デワントンは攻撃を受けた傷の痛みに耐えながら必死に逃げる。
上官ミリアとの再会、そしてあの時助けてくれた敵であるマイクローンのパイロット。

このまま会えずに死ぬのか.......

死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない死にたくない

誰か助けて........ミリア1級空士長......あのマイクローンのパイロット..........
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