マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第137話 再会する戦友たち

2017-08-14 14:29:08 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
南米方面軍司令部から離陸して数時間後。
地球統合軍総司令本部が置かれていたアラスカ基地付近に辿りつく。
グランドキャノン跡に着底し、そこに降った雨により湖が形勢されていた。

強攻型形態であり、見る者を圧倒するかのような姿のSDF-1マクロスは。
地球統合軍残党にとってゼントラーディに抗うためのシンボルにもなっているかのように見える。

周辺にはバルキリーやインベーダーなどの実戦部隊が警備しており。
生き残った戦車部隊やデストロイド部隊などの戦力、通常戦闘機が南米と比べ物にならない程あった。
無論ゼントラーディ部隊の戦力がいた。

南米方面軍司令部とは比べ物にならない戦力。
すると駐機していたクァドランの1期が動き出した。

「そこの機体、所属を確認する。」

友軍を示す、赤いラインが入っている、地上で駐機していたはずの1機のクァドラン・ローが桐原達に接近する。
警告する声はメフィアとエリアーノはもちろんデワントンは知っていると思う。

メフィア「モーアでしょ。」

モーア「メフィア・・・・・・エリアーノは・・・・」

エリアーノ「きちんと生きているよ、モーア久しぶり。」

メフィア「そっとも・・・・」

エリアーノ「無事に生きて・・・・」

その声の主は問題児モーア・カリダムである。
しかし、様子からして性格が真面目になっておりすっかり人が変わっていたが・・・・
仲が良かったメフィアやエリアーノは喋り方の特徴を知っていたためすぐにモーアだと分かった。
モーアは・・・・・・・

モーア「長旅御苦労さまでした。滑走路まで案内します、ついて来てください。」

桐原中尉「了解したエスコート頼むぜ。」

桐原達を飛行場の滑走路まで案内する。
案内されるとそれぞれの着陸地点に降り立ち駐機させ。
機体から降りる。

エマ「久しぶりですね、桐原中尉。」

桐原中尉「出迎えはあんたか、グレンジャー中尉。」

エマ「えぇ早瀬大尉は現在多忙なので私が代理にあなた方を迎えました。本日は疲れたでしょうし、当日に備えてゆっくりしていてください。」

桐原中尉「ありがとう。」

桐原達をさっそく迎えたのは、未沙の副官格のエマ・グレンジャー中尉。
本来は未沙が出迎えるはずであったが、今回はエマが迎える事になった。
エマや複数の女性兵士の誘導の元、アラスカでの兵舎まで案内される。
案外整備が整っておりかなり綺麗な印象が桐原がこの兵舎を見た感想であった。

エマ「ちょっといい?」

桐原中尉「なんでしょうか?」

エマ「ジーナス准尉にそっくりなメルトランの方は誰?」

桐原中尉「ミリャン・ファキア准尉、臨時に俺達と行動しているメルトランだよ。」

エマがミリアに瓜二つなミリャンを見て質問し、桐原が返答する。
まったくウリ二つであり、多くの統合軍将兵とすれ違うと必ず振り返る。

ミリア「また会ったなミリャン。」

ミリャン「まさか再会するとはね。」

ミリア「あぁ・・・・・」

目的地に到着するとミリアが出迎えて、上記のようなやり取りをする。
むろんマックスもこの後出てくるので、ミリアと間違えミリアが激怒し殴る。
ミリアと勘違いする程の姿であり、後にミリャンが惑星エデン時代に紙をセミロングに帰る事になる要因になる。

滝田英史「久しぶりだな茂人。」

カール「元気そうだな。」

桐原中尉「お前らも良く生きていたな。」

滝田.カール.マルコスなど統合軍の精鋭パイロット達が揃っていた。
お互い死んでいたと思っていたが、いざ再会した時はものすごい感動を覚える。
生きていればいい事があるとはこういう事だなと。

そして仲間との再会はともかく指定の部屋に向かう。

メフィア「准尉、他のメンバーと和解できました?」

ミリア「早瀬大尉のおかげでなんとかな。」

メフィア「そうですか、それは良かったです、部隊全員の安否は?」

ミリア「安心しろ奇跡的に落伍者はいない、全員無事だ。」

メフィアは他の部下との関係と部隊の落伍者がいないかどうかを確認する。
結果は改善は成功し、部下の落伍者は無し。
それを聞いたメフィアは安心する。

話の後、作戦室に入る。
中にいたのはマイストロフ大佐とその他の幹部将校らである。
案外いかつい表情ではなく少し落ち着いているかのような表情をしている。

マイストロフ大佐「よく戻ってきたな桐原中尉。」

桐原中尉「おかげ様で、他のSVF-64の面々は最終的にどうなりました?」

マイストロフ大佐「16人中、君を含めて5人しか生き残ってないよ、指揮官損失の全滅と言っていい。降下時には8名いたが、2名戦死.4名負傷。戦闘可能なのは貴君らと佐藤少尉.キング准尉合わせて5名だよ。」

桐原中尉「そうですか・・・・・・・」

SVF-64は全滅、生き残ったのは桐原.イェル.ウォルター含めて5人。
指揮官が戦死し部隊は全滅と判断される、生き残ったとは佐藤少尉.キング准尉の2名との事。
自分が南米にいた時、これほどまでの被害になっていたとは・・・・・・・

あまりの被害の多さに桐原は衝撃を覚える。

マイストロフ大佐「そろそろ座りたまえ。」

桐原中尉「分かりました。」

マイストロフ大佐に席に座れと言われたので桐原は席に座る。
無論、席に座るのは護衛チームになる予定の面々も同様である。

マイストロフ大佐「さて早速だが桐原中尉・・・・・・・君をジーナス中尉と共に護衛チームを形勢してもらう。」

桐原中尉「その件は南米方面軍司令部で父から知りました。」

マイストロフ大佐「桐原代理南米方面軍司令が言っているならば話が早い、残留ゼントラーディ側の使節の護衛だ。何があるか分からない、全員生きているパープル小隊も同伴させるがここの防衛が最優先だ。まぁとにかくやってもらう。」

桐原中尉「分かりました。」

案外分かっているような事をマイストロフは言った。
桐原が言うのはただ分かりましたと答えるだけである、特に何もする必要なんてないのだ。
ただ終戦を無事に迎えされすればいいのだから。

その一方で別の最悪なエピソードも出てくる。
それは別の物語・・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日はうますぎ | トップ | お盆 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿