マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

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第98話 佐枝子と桐原兄弟の現在の状況

2017-07-09 01:07:21 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
ボドルザー基幹艦隊決戦から3日間が経った。
各地では今だに戦闘中・・・・・・・・お互いやる気がない戦いであり、各地で膠着状態になっていた。
桐原のいる南米方面軍では次々に友軍将兵や民間人の救助が進みかなりの人数になってきた。
食料問題と飲料水問題は数は3年間持つのでなんとかなる・・・・・・

アマゾン川は流れているが水質に不安定な部分があり飲料水としてまだ安全域ではない・・・・・・・・
もう少し中和剤を投入しないと取水する事ができず農業用水として適さない・・・・・
当分は倉庫分の食料と水だけで我慢するしかない・・・・・・・・

そんな話題もいいのだが・・・・・桐原達はある事を考えていた。
それは・・・・・・・・・

桐原中尉「佐枝子と茂義と明美は元気だろうか?」

イェル「そう言えば・・」

ウォルター「確かにいましたね、三浦少尉と茂義の小僧と明美ちゃん・・・・・・・・・」

                            カチャ

桐原中尉「俺の弟と妹に気安く名前を言うんじゃねぇ!」

ウォルター「す.すいません・・・・・・隊長。」

それは桐原の幼馴染みである佐枝子と桐原の兄妹である茂義と明美の事であった。
愛理は宇宙軍に属しており配属先のARMD-08ミッドウェーに勤務しているため無事と分かっているが・・・・
SDF-1マクロスが無事であるかどうか分からない・・・・・・・・
無事だとしても地球に残留したゼントラーディ軍に襲撃されて破壊されて佐枝子や茂義.明美が死んだりしていないか心配である。

桐原中尉「もっとも滝田やボリスにカールのおっさんとかも心配。」

イェル「早瀬大尉は統合軍司令部が壊滅しウィルソン大尉と合流してないから戦死したんでしょうね。」

桐原中尉「あぁそうだと思う。」

もっともいろんな人を心配しているが(早瀬大尉は死んでおらず存命)・・・・
やはり身近な人を最優先に心配するのは人間として当然の考えであり・・・・・
佐枝子と茂義や明美が死んでしまうと当然悲しいしいなくなるだけでかなり寂しくなる。
それに桐原の両親も茂義と明美の事を心配している・・・・・・・

早く情報を入手しなければ・・・・・・・・と桐原は思った。
その時・・・・・・・・・・・

桐原大佐「茂人ここにいたのか?」

桐原中尉「親父か?どうした?」

桐原大佐「直ぐ様通信室に来い、茂義と明美そして佐枝子君は無事だそうだ。」

桐原中尉「本当か親父!?」

桐原大佐「あぁ元気にやっているよ三人とも。」

父茂政から茂義と明美そして佐枝子は無事だと伝えられる。
それを聞いた桐原と部下であるイェルとウォルターは歓喜する。
無事であればそれでいいと・・・・
さっそく父の言われた通りに通信室に向かう。

イェル「滝田中尉やボリス君にカールさん無事だったんですね。」

桐原中尉「それに俺と親しい人が全員生きているのはラッキーだ。」

イェル「でも中隊長や他の小隊の面々の8割は戦死・・・・・・・・・その訃報もありましたね。」

桐原中尉「あぁ・・・・・・」

嬉しい事もある半面残念な事のある。
SVF-64の8割はボドルザー基幹艦隊との決戦で失ってしまう。
中隊長も含めた損害であった。
ノンバリケン小隊が一人も欠けずに生き残れたと言うのは奇跡であった。

デワントン「茂人。」

桐原中尉「デワか?その書類は・・・・・・・・」

デワントン「地球の事を学ぶために独学で勉強しているの・・・まぁ難しいけど・・・・・・茂人達においつきたくて・・・・」

桐原中尉「そうか・・・・・・・頑張っているんだな。」

デワントン「えぇこのままではいけないと思ってね・・・・・・・」

通信室に向かっていると地球文化勉強中のデワントンと出会う・・・・・・
いろいろな書類や書籍を持っておりかなり勉強しているらしい・・・・・
頑張り過ぎて視力悪くするなよと・・・・・・・桐原はデワントンを心配する。

デワントン「ところで・・・・・・・茂人は?」

桐原中尉「俺達はマクロスと通信するんだよ、仲間達に生存報告するためにもな。」

デワントンに行き先を聞かれたのでマクロスの仲間に生存報告すると伝える。
それを聞いたデワントンは興味を持ち始める。
イェルやウォルターはどんな事に興味があるんだと言う疑問の目線をデワントンに送るが・・・・・
そんな事はデワントンは知らない・・・・・・

興味を持っているデワントンに対し・・・・・・・・・

桐原中尉「勉強休憩に会ってみるか・・・・俺達の仲間に・・・・・」

デワントン「いいんですか?」

桐原中尉「あぁ・・ひょっとしたらデワの仲間もマイクローン化とやらして通信に出てくれるかもしれないしな。」

デワントン「私の仲間・・・・・・茂人・・・・・・・・ありがとうございます。」

佐枝子や茂義と明美などの仲間に会って見ないかと伝える。
会って見ないかの言葉に対しデワントンは無邪気な子供のように喜んだ。
だがこの時点で桐原はある危機的地雷を踏み込んで後で爆発する事には現時点では気づいていない。
その危機的地雷とは何か?

桐原らは通信室に入る。
既に担当通信オペレーターがおり、モニターを繋げて待機していてくれた。
アラスカ基地の生き残った地下施設を利用し通信が行われているらしく、アラスカ側もオペレーターが待機していた。

桐原中尉「さぁて......始めるか.......こちら地球統合軍南米方面軍司令部アマゾンベースから地球統合軍総司令部アラスカ・ベースへ。地球統合宇宙軍.桐原茂人中尉、どうぞ。」

桐原はアラスカ基地に向けて呼びかける。
するとオペレーターが席を立って、ある女性と代わる。

三浦佐枝子「茂人君、久しぶりね。生きている顔を見れて嬉しいわ。」

桐原中尉「こちらこそだ、佐枝子生きて安心したよ。」

代わったのは佐枝子だ。
お互い生きている事に安堵する、しかしそれは同時に地雷が爆発する前触れでもあった。
桐原の背中からデワントンが親しげに出てくると、佐枝子の表情が桐原にとって悪く変わる。
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