南米方面軍司令部の病室で治療を受けていたミリャンは、病室で作戦終了と言う話を警務隊員の話で聞いた。
ミリャンは一体何の作戦かと思ったが、とある女性警務官の話ではゼントラーディ軍を降伏させると言う事であった。
その作戦が終了し、結果は成功・・・・・・・ゼントラーディ軍は降伏したと・・・・・・
ミリャン「ゼントラーディ軍は降伏・・・・・それはそうだよね、マイクローンの惑星いや地球には補給もないし敵の本拠地・・・・・・・・・もうこの惑星にいた時点では負けていたし・・・・・・」
ゼントラーディ軍の降伏の報にミリャンは顔を下に向けて落胆する。
もうゼントラーディ軍は終わり、他の艦隊がいるとは言え地球に取り残された自分達はもう終わりだと。
それもしょうがない、敵地にいれば補給もない。
それに地球人にはカールチューン(文化)がある。
造反者が続出すれば、いつの間にか形勢が逆転一気に有利になる。
ミリャン「これからどうするんだろうね、ゼントラーディ人は・・・・・・・・」
窓から見える模擬の空。
下の吹き抜けの部屋で避難民の親子が笑顔で遊具で遊んでいる。
楽しそうな声に誘われてミリャンは窓の外を見る。
ミリャン「子供か・・・・・・ゼントラーディ人にはいなかったな、最初からあの姿で製造されないし・・・・・・・」
子供・・・・・・ゼントラーディ人時代では見た事のなかった。
なぜマイクローンは製造せず、子供が生まれるのだろうか・・・・・・
それに男と女も・・・・・・
ミリャン「分からない・・・・・・ここに来てから分からない事だらけ・・・・・・」
ミリャンはその事を考えると頭が痛くなる。
親もいない兄弟もいない、むしろ家族もいない。
いるのは戦場で共にする戦友しかいなかった、なんで地球人とゼントラーディ人は全然違うのだろうか・・・・
私達は人間なんだろうか・・・・・・・
ミリャン「考えるのはよそう、真剣に受け止めたら自分の心が痛い・・・・・・・・・・・」
強い心でなんとか振り返ろうと思う、が何かがひっかかる。
同じ顔をしたメルトラン、ミリア・ファリーナ・・・・・・・・
話によれば夫となる男がいるとの事。
ゼントラーディ軍時代であればそれはありえない事である。
だがミリアにはそれがいる・・・・・ミリアにいて私にはいない・・・
ミリャン「ミリアにいて私にはないか・・・・・・・」
このことを再び考えると頭が痛くなる。
昔であれば考えずに済んだ事が今マイクローンと共に同じ屋根の元で同じ食事をし過ごした事で生まれ悩む。
もう昔には戻りたくはないと思うが、その反面悩む。
辛い・・・・・・・・
ゼントラーディ軍時代よりは楽しい事は増えたが、その反面嫌な事も増える。
悩まなくてはいい悩みを抱え込むようになるから。
三木沙羅「ミリャン・ファキアいますか?」
ミリャン「はいいますが・・・・・・・・」
三木沙羅「退院です、もう外へ出てもいいですよ。」
ミリャン「えっ・・・・!?」
突然一人の女性警務官三木沙羅が入って突然退院と言う。
この言葉にミリャンは戸惑う、今更退院なんて一体・・・・・・・
半信半疑のまま統合軍のジャージを着せられ病室の外へ出る。
ミリャン「私は病室から出ましたけど、これから・・・・・・」
三木沙羅「大丈夫です個室は用意してありますし、配給がありますので。」
これからの生活に不安を抱えるが、きちんと個室は用意してあるとの事。
無論食料も至急されると言う。
しかし、このまま病室と同じ暇な生活が続く事になる。
どうせならば・・・・・・
ミリャン「軍に入る事ってできます?」
三木沙羅「軍ですか?」
ミリャン「私はエースと呼ばれています、是非とも役に立つと思います。」
統合軍と言う組織に入って見る。
まずはそこから始める気である、もっとも自分はエースであり腕前も十分であった。
三木沙羅「分かりました、一度上に問い合わせてみます。」
ミリャン「頼む。」
三木少尉は上に一度、ミリャンが軍に入れるかどうか上に問いただしてみた。
そして上と問いただしてみた結果。
三木沙羅「ミリャン・・・・・・ファキア准尉。」
ミリャン「准尉・・・・・・もしかして?」
三木沙羅「即採用されました、階級は1級空士長に会わせて准尉とします。」
とあっさり採用されてしまう。
もっとも戦力不足である地球統合軍からすればミリャンのようなエースパイロットは大歓迎である。
採用の報告にミリャンは嬉しくなる。
やっと悩みを発散できると・・・・・・・・
配属先は宇宙軍である、無論適性にはこれだと・・・・・・・・
デワントン「ミリャン、あんた軍に入ったの?」
ミリャン「本日付けで軍に入る事になりました、よろしくお願いします軍曹。」
デワントン「軍曹・・・・・・・・」
既に地球統合軍に入隊していたデワントンやメフィア.エリアーノを唖然とさせる。
まさかラプラミズ艦隊以外のメルトランが統合軍に入隊してしまうとは・・・・・・・
デワントンはそう考えてしまう・・・・・・
もっとも・・・・・・・
メフィア「ミリア1級空士長にそっくりよね。」
エリアーノ「でも別人。」
ミリャンの容姿はデワントン達の上官ミリアと同一と言っていい程なのでメフィアとエリアーノはひそひそ話をする。
あまりにも似すぎているので・・・・・・・・・
こうして統合軍に入ったわけであるが、一つミリャンに問題が降りかかる・・・・・・・・
デワントン「折角入ってもらったけど、あなたの機体ないわよ。」
ミリャン「えっ!?」
メフィア「コマンチあるけど、訓練必要だしいくらエースでも多少訓練はしないとね・・・・・・・」
乗る機体がない、ミリャンに降りかかった悲劇の一つである。
こうして統合軍兵士の第1歩を歩み始めたミリャンだが。
最初から難ありである、これからどのように地球の軍人になるのか・・・・それは別の話に繋がる。
ミリャンは一体何の作戦かと思ったが、とある女性警務官の話ではゼントラーディ軍を降伏させると言う事であった。
その作戦が終了し、結果は成功・・・・・・・ゼントラーディ軍は降伏したと・・・・・・
ミリャン「ゼントラーディ軍は降伏・・・・・それはそうだよね、マイクローンの惑星いや地球には補給もないし敵の本拠地・・・・・・・・・もうこの惑星にいた時点では負けていたし・・・・・・」
ゼントラーディ軍の降伏の報にミリャンは顔を下に向けて落胆する。
もうゼントラーディ軍は終わり、他の艦隊がいるとは言え地球に取り残された自分達はもう終わりだと。
それもしょうがない、敵地にいれば補給もない。
それに地球人にはカールチューン(文化)がある。
造反者が続出すれば、いつの間にか形勢が逆転一気に有利になる。
ミリャン「これからどうするんだろうね、ゼントラーディ人は・・・・・・・・」
窓から見える模擬の空。
下の吹き抜けの部屋で避難民の親子が笑顔で遊具で遊んでいる。
楽しそうな声に誘われてミリャンは窓の外を見る。
ミリャン「子供か・・・・・・ゼントラーディ人にはいなかったな、最初からあの姿で製造されないし・・・・・・・」
子供・・・・・・ゼントラーディ人時代では見た事のなかった。
なぜマイクローンは製造せず、子供が生まれるのだろうか・・・・・・
それに男と女も・・・・・・
ミリャン「分からない・・・・・・ここに来てから分からない事だらけ・・・・・・」
ミリャンはその事を考えると頭が痛くなる。
親もいない兄弟もいない、むしろ家族もいない。
いるのは戦場で共にする戦友しかいなかった、なんで地球人とゼントラーディ人は全然違うのだろうか・・・・
私達は人間なんだろうか・・・・・・・
ミリャン「考えるのはよそう、真剣に受け止めたら自分の心が痛い・・・・・・・・・・・」
強い心でなんとか振り返ろうと思う、が何かがひっかかる。
同じ顔をしたメルトラン、ミリア・ファリーナ・・・・・・・・
話によれば夫となる男がいるとの事。
ゼントラーディ軍時代であればそれはありえない事である。
だがミリアにはそれがいる・・・・・ミリアにいて私にはいない・・・
ミリャン「ミリアにいて私にはないか・・・・・・・」
このことを再び考えると頭が痛くなる。
昔であれば考えずに済んだ事が今マイクローンと共に同じ屋根の元で同じ食事をし過ごした事で生まれ悩む。
もう昔には戻りたくはないと思うが、その反面悩む。
辛い・・・・・・・・
ゼントラーディ軍時代よりは楽しい事は増えたが、その反面嫌な事も増える。
悩まなくてはいい悩みを抱え込むようになるから。
三木沙羅「ミリャン・ファキアいますか?」
ミリャン「はいいますが・・・・・・・・」
三木沙羅「退院です、もう外へ出てもいいですよ。」
ミリャン「えっ・・・・!?」
突然一人の女性警務官三木沙羅が入って突然退院と言う。
この言葉にミリャンは戸惑う、今更退院なんて一体・・・・・・・
半信半疑のまま統合軍のジャージを着せられ病室の外へ出る。
ミリャン「私は病室から出ましたけど、これから・・・・・・」
三木沙羅「大丈夫です個室は用意してありますし、配給がありますので。」
これからの生活に不安を抱えるが、きちんと個室は用意してあるとの事。
無論食料も至急されると言う。
しかし、このまま病室と同じ暇な生活が続く事になる。
どうせならば・・・・・・
ミリャン「軍に入る事ってできます?」
三木沙羅「軍ですか?」
ミリャン「私はエースと呼ばれています、是非とも役に立つと思います。」
統合軍と言う組織に入って見る。
まずはそこから始める気である、もっとも自分はエースであり腕前も十分であった。
三木沙羅「分かりました、一度上に問い合わせてみます。」
ミリャン「頼む。」
三木少尉は上に一度、ミリャンが軍に入れるかどうか上に問いただしてみた。
そして上と問いただしてみた結果。
三木沙羅「ミリャン・・・・・・ファキア准尉。」
ミリャン「准尉・・・・・・もしかして?」
三木沙羅「即採用されました、階級は1級空士長に会わせて准尉とします。」
とあっさり採用されてしまう。
もっとも戦力不足である地球統合軍からすればミリャンのようなエースパイロットは大歓迎である。
採用の報告にミリャンは嬉しくなる。
やっと悩みを発散できると・・・・・・・・
配属先は宇宙軍である、無論適性にはこれだと・・・・・・・・
デワントン「ミリャン、あんた軍に入ったの?」
ミリャン「本日付けで軍に入る事になりました、よろしくお願いします軍曹。」
デワントン「軍曹・・・・・・・・」
既に地球統合軍に入隊していたデワントンやメフィア.エリアーノを唖然とさせる。
まさかラプラミズ艦隊以外のメルトランが統合軍に入隊してしまうとは・・・・・・・
デワントンはそう考えてしまう・・・・・・
もっとも・・・・・・・
メフィア「ミリア1級空士長にそっくりよね。」
エリアーノ「でも別人。」
ミリャンの容姿はデワントン達の上官ミリアと同一と言っていい程なのでメフィアとエリアーノはひそひそ話をする。
あまりにも似すぎているので・・・・・・・・・
こうして統合軍に入ったわけであるが、一つミリャンに問題が降りかかる・・・・・・・・
デワントン「折角入ってもらったけど、あなたの機体ないわよ。」
ミリャン「えっ!?」
メフィア「コマンチあるけど、訓練必要だしいくらエースでも多少訓練はしないとね・・・・・・・」
乗る機体がない、ミリャンに降りかかった悲劇の一つである。
こうして統合軍兵士の第1歩を歩み始めたミリャンだが。
最初から難ありである、これからどのように地球の軍人になるのか・・・・それは別の話に繋がる。
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