虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《松葉》北店

2021-05-17 10:00:00 | 京都府京都市
2021#16
【虎バカグルメ日誌】

先週のタイガース
*5/11~5/13 対中日D(甲子園)
  △ 5/11  
  ☂️ 5/12  雨天中止
  ○ 5/13   ○岩崎/Ⓢスアレス
*5/14~5/16 対読売G(東京D)
  ○ 5/14   ○青柳/Ⓢスアレス
  ● 5/15   ●伊藤将
  ○ 5/16   ○アルカンタラ/Ⓢスアレス

週間星取表 ( 5/10 ~ 5/16 )
     ㊊ ㊋ ㊌ ㊍ ㊎ ㊏ ㊐ 勝敗 順位
①.阪神 - △ 雨 3-1-1 ➡️
②.読売 2-2-1 ➡️
③.ヤク - 2-0-2 ➡️
④.中日 0-3-2 ↘️
⑤.広島 1-0-2 ↗️
⑥.横浜 0-2-2 ➡️

5/16 終日時点の
セ•リーグの順位表です。
    試合  勝  敗  分┃ 差 ┃
①.阪神 40  27 11  02┃ --- ┃
②.読売 41  21 14  06┃4.5┃
③.ヤク 38  17 14  07┃2.0┃
④.広島 39  15 19  05┃3.5┃
⑤.中日 41  14 21  06┃1.5┃
⑥.横浜 43  11 26  06┃4.0┃

タイガースのチーム成績
打 率: .261 防御率: 2.96
得 点:① 185 失 点:① 124
本塁打: 42  盗 塁: 33

先週は中日Dと読売Gを相手に5試合消化して
結果は3勝1敗1分で貯金を2つ増やしました。
どの試合も1~2点差のゲームばかりで
もう少し安心して観られる試合展開に
ならないものかと思うのですが
僅差のゲームを物に出来ているので
今年のタイガースの強さは本物であると
私は確信しました。

今週は交流戦前の同一リーグ戦前半戦の最終週です。
甲子園に東京ヤを迎えてのホーム戦と
マツダに乗り込んで広島Cとのビジター戦です。
どちらも屋根のない球場です。
梅雨入りしたので何試合消化出来るかわかりませんが
とにかく良い形で交流戦に進みたいですね。

グルメネタに話題を移します。
今回 紹介するグルメ店は
京都市エリアにあるお店です。
京阪電車祇園四条駅や松竹南座がある
京都の中心部を東西に走る四条通
[四条大橋]の交差点で南北に走る川端通りへ
北へ 1ブロック進んだ右側
祇園北座跡に因んで建てられた劇場風の外観の
井筒八ッ橋本舗祇園本店の横に店を構える
にしんそば《松葉》北店です。

*住所*
 京都市東山区大和大路四条上ル常盤町 149-1

松葉は江戸時代末期の 1861年(文久元)創業の
今年160年目を迎えた老舗の蕎麦屋で
にしんそばの発祥店と言われています。
今や京都名物にしんそばと
多くの人に周知されていますが
にしん漁で栄えた北海道の江差辺りの
名物でもあります。
歴史からみても本当の発祥地は北海道だと
私は思いますが
名物と言われるほど京都に広まったのは
間違いなく松葉の尽力に尽きると思います。

京都にしんそばの発祥店として
盛り付けにもこだわりがあるようです。
普通はメインである身欠きにしんが
見えるように盛り付けますが
松葉の盛り付けは違います。
メインの身欠きにしんを隠します。
流石は老舗店!
インスタ映えなんぞ全く気にしません。

店の外の様子です。

メニュー表とサンプルが必要最低限に
置かれているだけです。

店の中の様子です。

カウンター席:6席
6人掛けテーブル席:2卓
小上がり4人座敷テーブル:3卓
松竹南座の横に店を構える本店のような
老舗感はありませんが
小ぢんまりとした落ち着きのある
雰囲気良さげな店内です。

各卓上の様子です。

常備品:メニュー表/爪楊枝
調味料:七味唐辛子

この店のメニューの一部です。

看板メニューのにしんそばを筆頭に
うどん/丼もの/一品料理/甘味 と
食事でもお酒でも どちらにも対応できる
ラインアップです。
本来 蕎麦屋はお酒を呑む所です。
注文を受けてからそば打ちを始めるので
蕎麦が出来るまでの小一時間
客はお酒を呑みながら待つのが
蕎麦屋での正しい時間の過ごし方なのです。
メニュー表とは別に蕎麦前御品書なる
小冊子があり中を見ると
鰊棒煮/鳥やき/玉子焼/わさびいも/そばみそ/
そばとうふ 等々
魅力的なお酒のアテが沢山ありました。

それでは今回 私が注文したメニューを
紹介します。

ビール 770円

何故か見かけたら頼まずにはいられない
正式名はサッポロラガービール
赤星と通称で呼ばれる日本で最も歴史ある
ビールブランドです。
熱処理ビールならでは重味と苦味が特長的な
ビール好きには堪らないビールです。

関東では "お通し" 関西では "突き出し" と
呼ばれるお酒のアテ
そばの実が混ざったそばみその小鉢が
付いてきました。

鴨やき(塩) 880円

塩焼きかタレ焼きを選択出来ます。
私は塩焼きでお願いしました。
濃厚な脂と奥深い旨みの鴨肉の塩焼き
白ネギとの相性は言うまでもありません。

にしんそば(しぐれごはん付) 1650円

にしんそば/しぐれごはん/佃煮昆布/薬味

確かにメインの身欠きにしんは
かけつゆに浸り そばに埋もれていて
全容は確認できません。
グルメブログとしては身欠きにしんの存在を
写真に収めたいので
すみませんが引っ張り出させてもらいます。

見た目真っ黒のにしんの棒煮は
非常に丁寧に煮込まれていて脂が抜けて
臭みを全く感じない上品な甘露煮です。
かけつゆは関西風の優しい口当たりですが
深みのある味わいです。
ピンとしたそばはのど越しも良く
にしんの棒煮との相性も悪くありません。
かけつゆの塩分とにしんの甘みの相乗効果で
口の中は幸せ気分で一杯です。
確かにこれは名物ですよ。

大変美味しく頂きました。
ご馳走さまでした。