Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

太陽の塔

2019年11月03日 | 日記
9月28日は私のお誕生日です。先ずは、イタリア料理店「poLpo」のランチでお祝い。

                

       

            

  antipasto


primo piatto



caffé


女性オーナーが「Buon compleanno. お誕生日おめでとうございます♪」の言葉を添えて。



「太陽の塔」の予約時間に合わせて、万博記念公園へ。

50年間もの長い時間、じっと立って、どうだとばかりに自己主張してました。




「太陽の塔」の形は何を表現しているのか、作家「岡本太郎」さんが語っていないので、
残念ながら分からないようです。

私が思うに、岡本太郎は、作家が何を表してるのかではなく、個々がそれぞれの時を、それぞれの想いで、
自由に何かを感じて欲しいのではないでしょうか。

太陽の3つの顔の事は、はっきり分かっていて、
お腹の「太陽の顔」は「現在」を、頂部の「金の顔」は「未来」、背部の「黒い太陽」は「過去」を
表しているそうです。

                      

50年前の大阪万博当時の「太陽の塔」
    初々しい感じ
        

「太陽の塔」の中に入ると、デッサンが数枚紹介されてました。


「太陽の塔」のデッサンの1枚
    

万博閉幕後に行方不明になり、復元された「地底の太陽」
   キンキラ金に輝いていました。
また、光と映像、音で彩られ、幻想的な空間の中に私たちが浮かんでいるようでした。 

  

12名位ずつで太陽の塔の胎内に入って行きました。
目の前には、高さ41mの巨大な「生命の樹」。そこは、岡本太郎の世界のど真ん中で、目まいが
しそうなくらいの衝撃的な色彩と、明る過ぎる光と独創的な造形のなかで、暫くその場で
ゆらゆらしていました。

            

写真撮影が許されるのは「生命の樹」の足元でのみ。
あまりの色の中で、取り敢えずシャッターを押すしかありませんでした。

   

                
単細胞生物からクロマニョン人までの生物進化を表す「天空に伸びる生命の樹木」は、階段を上りながら
の見学でした。

      

              



殆どのオブジェは修復されていました。
しかし、ゴジラだけは顔の半分の毛が抜け、土台の金属を覗かせたまま「生命の樹」の上で目立っていました。
そのゴジラはナイスガイだったのですが、残念ながら写真撮影は出来ません。
私には、一番輝いて見えました。

是非、「太陽の塔」を訪れ、あなたの何かを感じて下さい。
見学予約をした上での、30分の説明案内付き見学ですが、自分自身の過去、現在そして未来をしっかりと
大切にして行こうという思いを持ちました。

忘れられないお誕生日会になりました。企画してくれた家族にありがとう

万博記念公園も広く、楽しめそうでしたが、何しろ真夏日のように暑かったので、
ららぽーとエキスポシティでティーして帰りました。