Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

「手紙は憶えている」

2017年03月17日 | 日記
前回一度見逃した映画「手紙は憶えている」を観て来ました。

老人介護施設で暮らすナチへの復讐に燃えるふたりの老人の話です。
妻の死も忘れてしまう認知症のゼブ(クリストファー プラマー)と車椅子生活で身体の不自由なマックス(マーティン ランドー)。

マックスがゼブに1通の手紙を渡す。それには、70年前アウシュビッツで殺された家族の復讐のための細かい旅程や段取が書かれている。

その仇はアウシュビッツで亡くなったユダヤ人に成りすまし、アメリカで暮らしている。その同姓同名の4人から、容疑者ひとりを見付け出して復讐をする旅である。

寝ると記憶を失うゼブは、自分の腕に「手紙を読む」と書き込む。私は〈シャワーを浴びると消えちゃうんではないの?〉なんて心配しました。

ゼブは目覚める度に先ず一番に奥さんの名前を呼び、探す。その繰り返しである。90歳の認知症ゼブの旅を見ている私はハラハラ、ドキドキで気を抜くことが出来ません。当然、容疑者もまたゼブと同じぐらいの高齢である。

ある日、ごった返す街の中で愛する奥さんと見間違い、交通事故にあう。運ばれた病院の病室でテレビマンガを見て、声を出し 笑って 心底リラックスしている一場面が 唯一ホッと息つける瞬間であった。

不思議なことに、この映画には回想シーンが全くない。

静かで、美しい森の中で暮らす4人目が 捜し求めた仇であったが・・・。

この映画の原題「Remember」は、和訳すると「思い出せ」。

最後にゼブは「 I remember.」と言って・・・。

ずーっと、息の付けないサスペンスでした。

結末を語りたーい‼︎
是非 何処かの映画館で見かけたら見て下さい。


鳴子温泉

2017年03月15日 | 旅行
こけしの温泉町で買った印鑑入れ。可愛いいでしょう。



温泉街の土産店の留守番をしながらこけしを作るおじさん。



こけしの郵便ポスト、電話ボックス、マンホールなどたくさんのこけしが町を盛り立てており、思わず笑みが溢れます。





極熱で強酸性のインパクトの強い蔵王温泉に比べ、鳴子のお湯は少しとろみのあるまったりした温泉。

公共の外湯は、蔵王温泉と同じく水道も洗い場も無く、お風呂と床が同じフラットな作りでこれぞ温泉という感じで楽しめました。



入り口に「深いのでご注意」と張り紙が。白濁しているので底が見えなく深さが分りませんが、地元の人は難なくすっと出入りされてました。当然、私はお湯に入るのに難儀しました。

のどかな鳴子温泉を皇太子さまがお越しになられた「五つ星ホテル」(←ツアーのテーマ)でゆっくりと過ごしました。

銀山温泉

2017年03月11日 | 旅行
銀山温泉に行って来ました。





「千と千尋の神かくし」のモデルのひとつ(台湾の九份と聞いていましたが・・)と言われたり、「おしん」の母が銀山温泉の旅館で働いていたという設定で撮影された温泉街です。



訪れた日も大変良いお天気で、屋根から落ちる雪解け水もそこだけ土砂降り状態で 激しい春の雪解けでした。 でも、家などの雪囲いを外すのが4月で、本格的な春の訪れは5月ごろだそうです。



意外とこじんまりとした温泉街で、夜はガス燈が点いて よりノスタルジックな雰囲気になるようです。

残念ながら銀山温泉は散策のみでした。
大正ロマンを感じさせる銀山温泉旅館で仲居として働いて見たかったぁ。( ^ω^ )/***

最上川舟下り

2017年03月08日 | 旅行
「五月雨を あつめて早し 最上川 」 松尾 芭蕉
(帆掛船に乗る前の句 「五月雨を あつめて涼し 最上川」)



50分ほどの舟下りを体験。

難所(さほどではなかった)は三箇所ほどありましたが季節の違いや当時の帆掛船との違いもあり、穏やかな流れでした。



船頭さんの吉本ばりのユーモアを織り交ぜてのガイドや最上川舟唄を楽しみました。
舟唄を英語、仏語、韓国語、中国語で歌うこともできるそうです。時代ですね。

最上川を挟んで両側の岸(陸地)のいっぽう側には人が住んでいないという理由で橋がひとつも作られていませんでした。 用事(山菜採りなど)のある時には、個人持ちの小さな船で行くそうです。

無人島には、小さな滝が何本も見られました。



白糸の滝








強酸性湯

2017年03月05日 | 旅行
伊丹から30分ぐらい飛んだところで眼下に富士山が見えました。感動❣️

先ずは蔵王温泉。

源泉掛流しの外湯 三箇所に浸かってきました。

先ずは上湯。熱くて、熱くて、入ったのは良いが動くと熱さが増すので動けません。
シャワーも何もないちっちゃな浸かるだけのお風呂で、白濁したお湯です。
湧き出た温泉に囲いを作っただけという感じ。





次は川原湯。 お水で温度調節していて上湯の後だったのでぬるう~~~。でも、万人向け。



三箇所目は下湯。
上湯と同じく凄く熱いお湯で、やはり身動き出来ませんでしたが、温泉らしい温泉を堪能しました。



今夜が最後だというライトアップされた蔵王山頂上の樹氷を見て来ました。
氷点下の寒さでした。







写真を撮った後、滑って転んで唇を負傷し腫れました。(/ _ ; )
アンジェリーナ・ジョリーばりのセクシー リップになりました。

冷え切ってしまった身体を旅館の温泉でゆっくりと温めました。
では、明日の朝は8時15分出発で最上川舟下りと銀山温泉へ向かいます。

おやすみなさい。