Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

長~い影!

2021年12月23日 | 日記
澄み切った青空に渋柿がぽつぽつと赤色を添えて、冬のお出迎え。
     
 
ウォーキングに長~~い陰が「お先に」とばかりお供。ほんとにながい!!!
        

お鍋の材料、完熟白菜も「お先に」と青虫さんたちのご馳走に。
  

畑でのんびり、ゆったりと育った巨大な大根。
         

お正月を迎える準備。紅白の「南天の実」。

 
綺麗な鶏さんも愛嬌良くご挨拶「今年も無事に終わりそうです」と。
         

独特の渋みのあるグミ。子供の頃、「ビービー」とよんでました! 懐かしい~♡
 

イチョウ並木の足下には、たくさんの「銀杏」を発見!
     


大谷翔平の愛読書

2021年12月18日 | 読書
モーニングショーで「大谷翔平」の話題の中で、大谷選手は中村天風著「運命を拓く」に影響を受けているのでは、
との話しを聞き、早速読んでみました。
      
世界的に凄い選手にも関わらず、心身共に立派な大谷選手は早くからこの本を読み、鍛錬してきたのではないかと
この本で感じました。

天風は肺結核で苦しみ、救いの道を求めて、アメリカ、イギリス、フランスそしてドイツと
真理を求めて渡ったが答えを得ることが出来ず、失望し日本に貨物船で帰る途中カイロで
出会った人物によって救われます。
彼は「ヨガの聖者カリアッパ師」でイギリスの国王にあった帰り道だったそうです。

ヨガ哲学としての「心の思考が人生を創る」ということが一環して書かれてました。

「言葉」は哲学であり、科学であり、人生を左右する力があると。人生哲学の第一原則である「暗示の法則」を応用し、
「積極的以外の言葉を使わないように心がける」ことで自分の生命全体を強くすると。

思考=観念=想像=理想=成就;「心身統一法」
いかなる事情があろうとも、自分の一旦描いた理想は、一念不動の状態で固く把持し、
変更しないことで成就実現すること間違いなし、と強く書かれています。 
すぐに諦めてしまう私には、かなりハードルが高いことです。

「感謝と喜びで人生を考えるように習慣づけよう」とても難しいことですが、無理矢理でも
習慣づけ、これからの人生を心豊かにしたい、、、

『せっかく六十、七十まで生きたのなら、もう少し我慢して八十、九十まで生きよう。
そしたらもっと我慢して百を越せ! そして人生世のために生きる自分を、輝かしく
活かしていかなくては。』   

林真理子「小説 8050」

2021年12月14日 | 読書
図書館予約して受け取るまでの時間は数ヶ月、読み終えるのに2日間。

中学校から七年間も引きこもった息子のいる歯科医師家族の苦悩、更に解決に向けて
戦う父親、そして母親、姉、当事者「翔太」の心の葛藤を描いた小説でした。


母親と引きこもりのひとり息子と暮らし、その母親が年老いて亡くなった後、空き家だと
ばかり思っていた近所の家から借地料も払えなくて、強制執行で出て来た50歳代の息子を
見て、主人公夫婦は30年後の自分たちを想像し、ショックを受け、今まで以上に模索し始
めます。
「8050問題」に発展する要因のひとつ、「学校のいじめ」をテーマにした小説でした。

あらゆるいじめは絶対許してはいけないことが分かっていながら、なぜ解決出来ず同じこ
とが繰り替えされているのか。いじめの現場にいるみんなが「NO!」とはっきりと態度で
示すことだと分かっていても、、、やはり子供たちにとっては難しいことなのかも知れません。

アメリカでは「ノーブレス・オブリージュ(noblesse oblige)」ということを学ぶそうです。
自発的な無私の行動を促す言葉のようで、「財産、権力、社会的地位を持つものは社会的義がある」
という考え方だそうです。
この精神に則って、学校、先生や大人たちがしっかりと解決に向けて「いじめは絶対に
許してはならない」と、毅然として行動すべきだと思います。

引きこもりの翔太の姉が本音で親に迫ったり、自分の幸せのためには弟をも切り捨てる(?)
え~と思うような態度であっても、それが反って私には救われる場面でもありました。

父親の強い思いが翔太を動かしたように、自分を犠牲にしてまでもとことん本気で解決しよう
とすることが必須条件ではないでしょうか。
この話の中でも親の立場でしか考えることが出来ませんでしたが、結末では”希望の光”が
差していました。


2022年のコンサート「テノールとマンドリンの詩」

2021年12月13日 | 日記
マンドリニスト「川口雅行」先生からメール案内が届きました。
来年3月の「テノールとマンドリンの詩」コンサート
       


テノール歌手「千代崎元昭」、「赤松充子」さんのピアノ

数年前にイタリア語教室のソプラノカンタータである「須賀真奈」先生も外国のマンドリ
ニストと名古屋で共演されたことを思い出しました。

やっとCoronaが日本では収まり掛けたのに、「オミクロン」なんてかわいいネーミングの
新型Coronaのニュースが毎日のように報道されてます。
感染力は強くても重症化率は低いとか言われてますが、まだまだ不明のようです。



クリスマス オルガンコンサート2021

2021年12月11日 | 日記
大阪に出掛けるのも二年ぶりでした。
先週の土曜日(12/4)にシンフォニーホールで開かれた「クリスマスオルガンコンサート」
にmio maritoと久々に音楽を楽しみました!

シンフォニーホールの玄関前、ブルーのイルミネイションで静かに輝いていた樹木。

19時からの開演に合わせて、すぐ近くのRistorante Italiano「パポッキオ(papocchio?)」
でcena.
         あさりと春菊のパスタ..........Era un po' salata per me.
       
       ピッツァ・マルゲリータ.........Volevo bere vino rosso.
                                           

開演までの時間が余りなかったので取り敢えずお腹を満たし、久々の外食を楽しむ余裕も
ありませんでした(^^;)
 
オルガニスト「富田一樹」の曲の説明を交えながらのコンサートは、バッハの意外な職業
も知りました。
 

バッハは作曲家、オルガニストであっただけでなく、オルガン鑑定士でもあったそうです。
新しいパイプオルガンを細かくチェックし、問題点を指摘し、試奏して品質保証を与えて
いたそうでバッハのレアな話しを聞けました。
       

聖なる響きがホール全体を包み込み、ひとときバッハの世界へ。
s.バーバーの「アダージョ」のヴァイオリン曲をオルガンのために富田一樹氏が編曲し、
演奏され、また違った感覚で魅了されました。

アンコール曲「甘き喜びのうちに」を聴きながら、今年も静かに無事に過ぎてていくこと
を願いました。
         シンフォニーホールのクリスマスツリー
        

夜も遅く我が家の最寄り駅に着くと、駅前がイルミネーションでしんしんとした雰囲気で
満たされ、お気に入りのクリスマスソング「恋人たちのクリスマス」が私の内で響き渡
ました!   Come una giovane donnna🎄   
    
    バスターミナル