Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

ベランダ菜園は 🍅??

2022年06月28日 | 日記
異常気象が続いています。
毎日々、蒸し暑い (>_<;)

買い物への遊歩道で、ハッと目に止ったピンク色の一輪の花。
「ゼフィランサス」、「ハブランサス」、「サフランモドキ」と
 たくさんの名前を持っている花のようです。
  「レインリリー」という愛称でも呼ばれ、
   今まさにぴったりのかわいい花。
   愛称にほっこり(^^)

     

今年のベランダ菜園は、
昨年よりも遅く、5月半ばに、キュウリ、トマト、バジルの苗を
植えました。
昨年よりも多くの収穫量を期待して、有機肥料や石灰を多めに
混ぜて栄養タップリの土作りに励み、植えたのですが、、、

葉ばかりが大きく育ち、キュウリは雄花ばかりで雌花が一つ咲いたと
思ったら、そのまま成長せず、しなびてしまいました。(T_T)
黄色の可愛い雄花はたくさん、ぎっしりと咲き揃っているのにーー。
どうやら、巨大な葉を付けると雄花しか咲かないようです。
肥料のやり過ぎが原因だったかも、、、🌱```

トマトも同じく、葉っぱが立派!!
花は三つだけ、しかも今朝見るとそのうちの一つの花が落ちてました(T_T)
その側に植えたバジルも一向に生長してません(T_T)

今年は目に優しいグリーン色を印象づけてくれただけで終わりそうです🍃
来年に期待~~♡

「本心」 平野啓一郎著

2022年06月25日 | 読書
 『ロスジェネ世代に生まれ、シングルマザーとして生きてきた母が、生涯隠し
  続けた事実とはー 急逝した母を、AI / VR技術で再生させた青年が経験する
  魂の遍歴    
  四半世紀後の日本を舞台に、愛と幸福の真実を問いかける、分人主義の最先端
  「心配だっただけでなく、母は本当は、僕を恥じていたのではなかったか?」』
                              本の帯より

この本は2019年から2020年にかけて新聞連載されたものを、2021年に単行本発行。
物語の設定は2040年代。
    

誕生からずっと母一人、子一人の二人だけで生活してきた主人公「朔也」の物語。
(1日生まれの「朔也」の『朔』は、古い言葉で『一日』を意味するとは知りませんでした)
そんな彼が突然母を亡くし、寂しさに耐えられず<母>のVFを作り、その<母>を
より母に近づける過程で、自分が全く知らなかった母の人生を知ることとなり、母が
「自由死」を決めていたその思いをも理解していく朔也。
VFの母は<母>、亡くなった母は、母として区別して語られていました。

[VF]って?? 「ヴァーチャル・フィギア」の略で、人型ロボットのようなものかと思って
いたら、違いました。ヘッドセットを付けての<母>との生活でした。
[VF] 制作会社があり、そこで働く嘗て人の夫であり、親であったVFの男性と朔也との会話は
完全な生存者としか思えない感情溢れるもので、切なくなるほどでした。

「自然死」に対しての「自由死」はこの時代には認められているようでした。
かつての「安楽死」を「自由死」の言葉で語られていました。
この「安楽死」が話題になった数年前に、友人たちと話したことがありました。
先ず「死後にあの世があるか」との話しに友人はあの世があると信じなければ、死が怖いと。
私は死んだら、「無」しかないと思っていました。
が、両親や祖父母、叔父や叔母、周りの知人が亡くなっていく中、みんなのためにあの世が
あって欲しいと望むようになりました。

そして「安楽死」についてはあまりにも難し過ぎて是非は議論出来なかった、、、が、
クリスタルなカプセルの中で、夢のような美しい風景と爽やかな風、小鳥の楽しそうな
さえずり、花びらが舞う中、私もきらきらと花粉のようになり、宙に舞って逝きたい。
そして、残された者が哀しむことがないようにその瞬間みんなから、私という記憶が
なくなる、」という話しをした記憶はあります。 
この小説にも同じようなことが書かれていました。

朔也の仕事は「リアル・アバター」。 
ヘッドセットを付けて、依頼人のアバターとなって、代行する仕事。
将来、私は身体的に不安になったときに利用してみたいと思うほど魅力的なものでした。
また、自分のアバターを使って、仮想空間で楽しむことも出来るとても楽しい時代でした。

そんな時代に、
朔也に看取られながらの「自由死」を決めていた母は、結局は望み通りでなく、突然の事故
で死んでしまいます。しかも、交通事故でなく、ドローンが落ちてきて、直接当たったのではなく、
驚いて側溝に落ちて亡くなったという、あまりにも不運な出来事が悲壮過ぎ、、
しかも、何年もかけて得た「自由死」という彼女の強い意志とはあまりにもかけ離れた死であり、
結果的には朔也のみならず身近な人にも看取られず死を迎えたなんて、、、。
やはり、死を決めるのは誰にも出来ないことではないでしょうか!

朔也は本当の母を知るにつれ、
ー 僕は、母の心を、飽くまで母のものとして理解したかった。ー と。

この小説は「最愛の人の他者性」に向き合う物語でありました。

余談ですが、この本に、以前読んだ「本のエンドロール」に書かれていた刷り直しが
出来ない時の誤字を訂正する方法の「シール貼り」(blogへリンク)を見つけました。
三角の薄い々シールが、密着していて剥がれそうにありません。
 奇跡!!!を見ました(^_^)/**
     

チョンボ (T_T)```

2022年06月18日 | 日記
イタリア語のLINE授業を終えた後は、疲れてひと休憩しないと動かないのに、
外出しているmio maritoに、美味しいpranzoを用意しておいて出掛けました!

昼食も食べないで「ならファ」で買い物を済ませ、駐車場を出た直後、向こうから
やって来た立派な大きなワゴン車を避けるために左に寄せたのが運の尽き。
左を確認しないで、そのまま動いてガードレールにガリガリ、ガードレール
の杭にボコン、、、  ア~~!!

その日は一日中、食欲もなく落ち込みました😞 
普段は優しいことば一つも掛けてくれないmio maritoが、「人身事故でもなく、
怪我もしてないので落ち込むことないよ」と。なんと優しい!
車を傷つけてしまったことよりも、自分のチョンボに大ショック(-_-)``

翌日すぐ、ディーラーに修理に行きました! 
見積もって貰いましたが、オヨヨの額!! 車両保険に入ってないのでオヨヨ!!
ディーラーの人も、「ガードから近寄って来たんですよ!」 なんて慰めを。
「車両保険に入られていないので、ほんの少しは考えさせて頂きます」なんてことも。

帰りは西大寺まで送って貰いましたが、「ならファ」に寄る気にもなりませんでした。
それよりも、線路を横断する通路が駅舎上に出来ているのを確かめました。
以前は駅からちょっと先の開かずの踏切を渡るか、入場券を買って反対側に行くしか
方法はありませんでした。

駅舎上の店街「タイムズプレス」をゆっくりと見て来ました。
 

     かわいいお花でいっぱいの花屋さんもありました。
        

チョイ飲みスタンドも写真の許可を頂いて撮りました。
二人連れのお客さんも”ピース”などして快く応諾! Grazie 😍
お酒の瓶がズラーリ~~♡ 
まだ、真昼の3時頃だったのですが、チョイ飲みを楽しまれていました。
   

車の修理をお願いして、予定外の散財をすることになりましたがすっきりしました。
あの落ち込みも何処へやら。これからは十分に気をつけ安全運転を心がけます。

「かくて行動経済学は生まれり」マイケル・ルイス著

2022年06月15日 | 読書
新聞に紹介されていた本の中の一冊で、「行動経済学」って何だろうと興味がわき、
読んで見ました。
ダニエル・カーネマンとエイモス・ヴェルスキーの研究の過程を書いたノンフィクション。
この二人はユダヤ人の心理学者で、性格も行動も違うふたりが議論を交わし、
脳の実験や統計を取り、人間行動に基づく「行動経済学」が生まれたようです。
二人の名前さえも私は知りませんでした(^^;)
後にダニエルは心理学者であるにも関わらず、ノーベル経済学賞を受賞しています。
 Meraviglioso!!

       

第1章から第12章まであり、第5章の「直感は間違える」、第6章「脳は記憶にだまされる」、
第7章「人はストーリーを求める」は、興味深い内容で、へぇ~なんて頷きながら、また
そうなの? なんて思いながら読みました。
特に第10章の「説明のしかたで選択は変る」は、なるほど~、ある、あると思いました。

第7章 「人はストーリーを求める」 
この章で書かれていた二人の議論のメモがこの本の纏めのように思えました。
箇条書きにして、頭に「人は」を揃えると詩のようにもなっています~~♡

『人は物語をつくって予測する。 
 人は予測をほとんどしない。すべて説明する。 
 人は好むと好まざるとにかかわらず、不確実な状況の中で生きている。
 人はがんばれば将来がわかると信じている。
 人は事実にあてはまればどんな説明も受け入れる。
 予言は壁に書いてある。ただしそのインクは目に見えない。

 人はときにすでに持っている情報を必死に手に入れようとして、
 新しい知識を持つことを避ける。
 人は確率論的な世界に放り出された決定論的な装置だ。』

知らなかった知識が増えたように思えましたが、どこまで本当に理解出来ているかは
分かりません。(^^;) 
いつも、空想しながら、好き勝手に読んでいます。時には突っ込みを入れながら(^^)♪

2年間余りの自粛生活から

2022年06月14日 | 日記
関西も今日、梅雨入りしたようです。
そろそろと出歩いて見ると、いろいろ変化がありました。

近鉄、大和西大寺駅中の「Time's Place 西大寺」もすっきりとし、イートインのお店や
チョイ飲みスタンドカウンター等が新規登場していました。
外のガラス張りテラスからは、電車が見たい放題。 小さな子供がママと楽しんでました。

  

りそな銀行窓口も画面の中の銀行員との対話となり、紙書類の確認はカメラを通して。
各種操作はモニターを見ながら画面タッチになっていました。
コロナのせいとは言え、何だか大げさなだけの印象が残った銀行手続きの顛末でした、、、

が、アプリを使って、ネットバンキングで振り込み等を普段お家でしているので、久々の新経験で楽しめました!
ワンタイムパスワードと連携して安全に、場所関係なくいつでも振り込めるのが魅力。
数年使ってますが、今のところ問題なく便利。
最初の頃はワンタイムパスワードのアプリを別にインストールして、振り込む度にコピーして貼り付け
なくてはならなかったのですが。。。

デビッドカード利用では直ぐ引き落とされるのですが、直後にメール連絡がくるので安心!
家計簿のように何に使ったのか記入も出来て便利です。
その上、一日の利用金額、一ヵ月の利用金額など設定できるので安心です。
以前、1日の設定料金があまりにも低すぎたこともあり、エラーが出てしまい恥をかいたこともありましたぁ(^^;)

今は小さなお店(パン屋さん、美容室等)を含め殆どのお店の支払いがカード払いO.Kで、小銭を探す手間が省けて便利!
でもこれで金銭感覚はどん々薄れていくような感じもしました。

日陰でホッとひと息つける季節となりました。