Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

白鶴亮翅

2022年02月16日 | 読書
「はっかくりょうし」の四字熟語が気になり、調べて見ると、太極拳の技のひとつで
「鶴が羽を広げるように手をふわりと伸ばす技」のようです。
       

数年前に私もご近所さんに誘われ、太極拳を習ったのですが、一年あまり続けただけで、
終わってしまいました。
ゆったりとした動きにそれぞれの物語があり、大変興味深いものでした。

第1話で登場するMさん。 
どう主人公と絡まって来るのか。
他の登場人物は固有名詞で語られているだけに、Mさんには興味津々。 

「ある日のこと、外に出ようと家のドアをあけるとそこにMさんが立っていた。」
Mさんはちょうど呼び鈴をならそうとして片手をあげたところで、ーーーーーー」
その後に「番(ちょうつがい)」という言葉も出て来ます。
この挿絵に全て織り込まれています(^_-)
  

挿絵にも気が抜けません(^_-)~*

明日はイタリア語のLINE授業、ゲームのように、クイズのように心臓パクパクの
1時間をひとりで切り抜けなければなりません(^^;)  
   Faro' del mio meglio ! 

新聞連載小説

2022年02月14日 | 読書
かつて池澤夏樹さんの「楽しい終末」を読んだ後に、始まった新聞連載小説
「また会う日まで」も、約1年半を経て去る1月31日で終えました。
「楽しい終末」は20年ほど前に書かれたエッセイで、科学的、理論的に
書かれていましたが、私には難しい内容でした。
       

レトロウイルス、大気汚染、洪水、砂漠化等の環境問題、内戦、核等について書かれて
おり、人間の愚かさに対する彼の怒りを強く感じました。
地球にとっては、人間こそ一番の問題ではないかと深く感じた1冊でもありました。

最終回を既に終えた、新聞連載小説の「また会う日まで」の題名を読んだ時、
最初に連想したのは尾崎紀世彦の「また逢う日まで」でした!♪(^^;)ーーが、
この小説のタイトルは聖書に出てくる一節のようです。
近々、この新聞連載小説も本になることでしょう!
登場人物たちは実在の人物で、また主人公は海軍所属の軍人であり、天文学者そして
敬虔なキリスト教徒であり、池澤夏樹さんの親戚でもある「秋吉利雄」の
戦前、戦中、戦後の人生史でした。優秀なご親戚のことが男女問わず語られています。

次の連載小説は「多和田葉子」さんと予告された時は、なんだか懐かしくなりました。
しかも、挿絵は「オオカミ県」(リンク)で多和田さんとタッグを組んだ「溝上幾子」さん。
       第5話の挿絵(新聞の挿絵)
        
読書欲UP! しました。2月に入って既に第13回。
奇怪な題名の「白鶴亮翅:はっかくりょうし」。
一文字ずつキーボード入力しないと、この不可思議な言語は出て来ません。
そこがまた、多和田さんを感じます。 多和田さん自身のことか?日本女性が主人公。
面白くなりそうです。
不定期で新聞に載る多和田さんの「ベルリン通信」も楽しく読んでました。

また、毎週土曜版「be」のリレー特集、2月はイタリア在住の「内田洋子」さんの
「あれから何処へ」と題したエッセーが始まりました(^^) 
以前blogでも紹介した「サルデーニャの蜜蜂」の作者です。
楽しみ~~♡

また、
先日の直木賞のひとり「今村翔吾」さんは、我が家の近くにご実家があり、
彼の父親が小学校の先生だった頃、バラバラだったクラスをダンスでまとめたことで、
一躍有名になり一時よくテレビに出演されてました! 

2022年02月13日 | 日記
オミクロン株でザワザワしている世の中で、自然界では時と共に
あちこちに春が芽吹いていました。

桜の蕾みも膨らみ、華やかな花を咲かせるのもすぐ。

   水仙が花を咲かせている側で、窪みの中で何やらひっそりと咲く黄色い小さな花
       

オオイヌノフグリの水色も、枯れ草の中で新鮮な顔を覗かせています。
  
 
   白い小さな々花も負けじと春の訪れを告げるかのように
       

梅の蕾みも開いて満開まですぐそこに。
  

 春を感じるそんな散歩道に12月のクリスマスリースに飾り付ける
 「アンバーバームの実」が寂しげに落ちて転がって、Corona を連想(^^;)
      

2月1日、3回目のワクチン接種の案内が届きました。
昨年の6月27日の2回目接種からjust / esattamente、8ヶ月目の6月27日、接種場所も
時間も同じ。 無事に接種出来ますように。
少しは心も春色になれるでしょうか。