Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

新幹線を止めた台風の翌日

2023年08月29日 | 日記
お盆休みの真っ只中に日本列島を襲った台風七号は、東海道新幹線を止めてしまったために
海外からの観光客の方々もたいへんな目に合われたと思います。
そんな中、イタリア語の先生が通訳としてイタリア人観光客を案内された時のお話しです。

その台風のためにその日は、イタリアの方々とは京都のホテルで1日中過ごしたそうです。
翌日は良いお天気になり、また、イタリア人10人のうち4人はその日の内に帰国予定だった
とか。
でも、静岡周辺の台風被害で、新幹線はまだ動いていないとわかり、
京都から金沢までサンダーバードで行き、金沢から北陸新幹線で東京まで行くよう
案内したそうです。
ところが、同じような考えを持って行動した人が多くて、金沢からも新幹線に
乗れなかったとか。
そこで、どうされたのかというと、なんとタクシーで東京へ。
6時間かかり、十数万円乗車賃がかかったそうです。
無事に飛行機に乗れたのか、聞きそびれましたが、、、(-_-)  
多分、その日無事にイタリアへ帰国出来た事でしょう。

大津のびわ湖会館で何十年ぶりかに見た燕の子どもたち♡ 
嘴が黄色い~ ホッコリ♡         (7月21日)
    
 
びわ湖会館からの琵琶湖     
      

久々のblogは直近読んだ本から

2023年08月26日 | 読書
「この希有な旅人のことを、どうしても書きたい」
  『深夜特急』の沢木耕太郎が激しく共鳴し描く、大型ノンフィクション
第二次大戦末期、中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した日本人がいた。
彼、西川一三の旅も長かったが、その彼を描こうとする私の旅も長かった。彼に
会ったのを発端とし、書き上がったときを終結とすれば、発端から終結まで二十五年
かかったことになる。 (帯から)

 
西川一三を書く。
しかし、その彼が自らの旅について記した『秘境西域八年の潜行』という書物が
ありながら、あえて彼の旅を描こうとするのはなぜなのか。
 私は、何度も、そう自問した。
 そして、やがて、こう思うようになった。私が描きたいのは、西川一三の旅その
ものではなく、その旅をした西川一三という希有な旅人なのだ、と。
                              (「あとがき」より)
     

「西川一三」は満州から出発。移動は基本的に徒歩、最後にインドに入ってからは
やっと鉄道や車も利用出来ましたがーー。
行程はほぼ上図の赤線になりますが、様々な事情から零下の積雪地帯、砂塵の砂漠等
あちこちで行きつ戻りつを繰り返す過酷な旅を敢行することになります
密偵という業務を超えて、西川自身に比類ない冒険心があったことに注目、感動した
冒険作家、沢木耕太郎が渾身の熱量を注いで書き上げた作品となっていました。

☆☆☆  ☆☆☆ ☆☆☆  ☆☆☆    

「70歳からの軽やかな暮らし」 石黒智子
  木漏れ日のように  ささやかな幸せを大切に
    何気ない日常を続けるための合い言葉は「こまめ」「こぎれい」「こざっぱり」
 石黒さんの70代はなんだか楽しそう!!  (帯より)

石黒さんが「亀の子スポンジ」のパッケージのデザインしたとは知りませんでした!
しかもデザイン大賞まで貰っているとは。 
「亀の子スポンジ」は私も使ってますョ~。
スポンジながら思いのほか丈夫で、いろいろ種類も増えました!

題名から想像していた内容とは少し違いましたが、彼女が使う生活雑貨等もたくさん
紹介されていて楽しく気楽に読めました。
要するに、持ち物すべて必要数を絞り、例えばボールの代わりに深皿を利用するなど、
とにかくシンプルに、シンプルに生活をするということが書かれていたと思います。
一番、へ~ぇと思ったのが、エアコンなしの生活!
神奈川県在住のようですが、、、今年の夏はどうだったのでしょうか?(2023/4初発行)
ゆったりと軽やかで素敵な生活を真似て見たい~~♡