緑が増え始めました。

2012年04月15日 | 日記
今年の4月の初めは、いつになく肌寒い日が多いように思いました。それでちょっと
この2週間の気温を調べてみることにしました。・・・・・

4月1日の京都の最低気温は2.4度、最高気温は、11.4度(過去10年間で最低でした。)
例年なら、そろそろ満開になってるはずのサクラが、まだつぼみ難しの状態でした。

その頃に撮ったバラの芽です。部屋から夕暮れに見た後ろ姿の芽は、まるでクリオネのよう
に見えました。そして、またほとんどの鉢は、芽が出たばかりです。
     

6日と7日も、最高気温が10.2度と10度 去年の同じ日の気温は20.8度と22度。
これは寒く感じるはずです。さすがに8日には、昼の気温も幾分ましになり、例年なみの16度、
ところがこの夜0.5度しかなかったとは・・・・・いつまでもつい暖房をつけてしまうわけです。
9日は、22.3度、10日は22.1度になり、桜もようやく5分咲きから近くの枝垂桜は満開
になりました。

20度を超えたのは、1日から14日までの間で、3日間(12日が22.4度)しかありません
でした。ちなみに去年は、14日中、8日が20度を越えていました。

道理で、気温が低く午前中しか陽のあたらないこの庭では、芽吹きが遅かったわけです。

でも大丈夫!10日からはみるみる伸びだしてクリオネのように見えてた芽は、こんなに伸びてきました。
                
そんな気温の低いなかで、ほとんどのバラがまだ若葉が出始めたばかりだというのに、驚きの蕾をつけた枝を発見!
それがこれです。系統はチャイナローズの「ルイ14世」です。
              
四季咲きで、樹高は低い(平均で60~80cmくらい)バラです。1859年にフランスのP・Guillotにより
作出されました。ほんの2週間前は、こんな姿でした。赤ワインのような色をしていてとてもきれいでした。
              
もう一つ蕾を発見!これは、「ユーゲン・フルスト」の蕾です。7日に乗せた2月15日の芽の写真と同じところです。
             
系統は、ハイブリッドパペチュアルで、フランスのSOUPERT AND NOTTINGにより1875年作出されました。


バラの若葉は、とてもきれいです。中には、つやつやの光沢のあるものと、艶のないものがあります。
どの時期にも見るところがあります。
 

気温が低いことは悪いことではありません。プリムラやビオラ、パンジー、 スイートヴァイオレットなどの草花は、
例年なら今頃気温が高いと茎が徒長してしまったり、花が終わってしまう時期になりますが、まだとても綺麗です。
     

これは、今日15日の庭の様子です。毎日少しずつ変わる景色です。

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