オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 信じられないような学校イベント 

2017-03-26 20:27:28 | 日記
この前、学校ではたくさんのイベントがあると書きましたが、


もう一つ、日本では信じられないようなイベントの事を書くのを忘れていました。


それは、”フォーマルナイト” と言うイベントで、15才、17才であります。


15才の時は、未だ予行練習(?)で、それでも、子供たちは正装して、


由緒あるレストランで、コースを食べるのです、が、


皆、パートナーをエスコートしての参加となるのです。


この時のパートナーは、(どうやって決めるのかは知りませんが)、学校側がカップリングします。



日本なら、学生の本分は勉強。



   ″出来ることなら、男女交際なんて、しないでちょうだい、、、 ″



と言うのが、PTA や、学校の先生の本音なんだろうけど、



オーストラリアの学校の先生、アノ子とコノ子をひっつけよう、


なんて、何を基準にして、仲人みたいなことやってられるんでしょうか?


親たちは、″うちの子はなんであの子とペアになってるんだろう?〝 なんて思うだろうし、


冗談みたいなカップルでも、本人同士は、文句も言えない、、、


何だか昔あった、宗教の、集団お見合い? お得な人や、そうでない人も居たりして???


( 桜田淳子、今、一体どうしてるんだろう?)



息子いわく、″皆、嬉しくないと思うで″と。


でしょうねぇー。



更に、17歳になると、待望の?今度は自分でパートナーを選んで、出席することになります。


自分たちで(男女とも)カップリングを申し込んだりするのですが、


特に男子生徒は、絶対、断りづらい、、、ので、


そらそうでしょう、明日からこれから先何年も、合わす顔ないじゃないですか。


男女同権のオーストラリア、思いっきり全部の女子からバッシングされそう…でしょ?


申し込まれる前に、申し込まれないように、先にパートナー、作ってしまう、なんて強者も居て、


親としては、


うちのお嬢は、誰かに申し込んでもらえるんだろうか(申し込むんだろうか)、とか、


うちのお坊は、ちゃんと申し込めるんだろうか(申し込まれるんだろうか)?とか、



ドキドキ、興味津々の、フォーマルナイトなのです。



日本なんて、学校が男女を知るためにおぜん立てしてくれるのは、せいぜい、



キャンプのオクラホマミキサーくらいのもの?



男女交際について厳しい事を言われた私の時代、


何で、寝てる子を覚ますような事をしたのだろうと不思議に思いますが、



でも、あれは、ドキドキもの、興奮の絶頂だったのを覚えています。



日本とオーストラリア、男女交際の在り方、なんて大きな違いなんでしょうか?


男女の交際の仕方は、人生ではとっても大切なことだと思うのですが、誰も教えてくれない。



それでも、オーストラリアよりははるかに離婚率の低い日本


お互い、余り知識がない方が、仲良くやって行ける?



のかもしれませんか????









オーストラリア 学校イベント事情

2017-03-17 12:44:22 | 日記
最近の日本の学校は知りませんが、


こちらの学校には、とにかくたくさんのイベントがあります。


つい先日も、Year12(日本の高校3年生にあたります)の、″インフォメーションナイト″


と言うものがあり、お知らせのプリントには、″子供と一緒に参加することを強くお勧めします″



とあったので、参加してきました。


一体何なんだろうと思って行くと、進学の為に、どういうテストがあって、


子供たちは何を用意して、何処に申し込みをしなくてはならないかの


煩雑複雑なインフォメーションを下さったのです。


″忘れない様に、全部自分でやってね!″  という事で、



知らなければ、えらいことになる、ヒヤリとさせられるイベントだったのです。



……と、いうイベントに行ってきたばかりなのに、又、昨夜は、 "Wellcome Year 12 Night"


たるものがあり、何かと思って行ったら、


お説教みたいなのが少しあった後は、子供たち一人づつ、舞台に呼び、〝リーダーシップ 証書″


たるもの校長先生自ら、手渡し、他の先生も一人一人に握手をして、励ましの言葉をくださいました。


おまけに、次のセクションでは、親ともども、一人一人に、学校の祭祀様から、祝福をしていただき、



そのあとは、お決まりの、軽い、親睦ティーパーティで、中庭に、


おいしいサンドイッチや、お菓子、飲み物などを用意してくださったのです。


そりゃあ、とってもいいんだけれど、他にも、色々なイベントがあって、例えば、3月だけでも、

 
″Family EUCHARIST" 教会のミサみたいなもの


″Parents and Teacher intaview" 3者会談、みたいなもの


"Junior School House Carnival" 小学生の、学年ごとの仮装パーティみたいなもの


″Sports Trial" 陸上競技大会、みたいなもので、上位者はこの後、大きな大会に向けて


毎朝、6-7時ごろから、授業が始まるまでの時間、トレーニング出席するように、と言う、お達しが来ます。


″Drama Performance" 演劇大会。子供たちが考えたシナリオで、各クラス演劇を披露します。


″イースターハットカーニバル″子供のイースターに被る帽子のお披露目会?これは全く、


その帽子を作るお母さんの、発表会???みたいなもんです。私も子供が恥かかない様に、


必死で作ったものです。


他にも、″ビックダディ ブレックファースト″なんていう、早朝ご飯会。


朝寝坊のお父さんや、子家庭の子供にとっては、殺生なイベント。


″テディベアカーニバル″″フェアリーカーニバル″ ″スイミングカーニバル″


″スピーチナイト″(ご想像にお任せ)、遠足、キャンプ、運動会、文化祭、等々、



勿論、一斉テストとか、制作とか、勉強のイベントも盛りだくさんで、


勉強などしている暇が無いくらい、


本当にたくさんの事をやってくださいます。



昼間のイベントは専業主婦には、まだ良い?


でも、オーストラリアは働いているお母さんも多いし、ファミリー主義なので、



家族ぐるみで、何としてでも、参加してほしい学校側としては、


早朝とか、夜に、イベントを執行。


先生も大変だろうけれど、他にも兄弟がいたり、仕事をしていたり、と、親にとっては涙もの。


イベントへの出席は、昔でいう政略結婚みたいなもの???(なに?)


親として、努力のたまものなのです。



夜のイベントは大体、6時か7時ごろから、9時ごろまで、と、
 


高校生であっても、なかなか厳しい時間なのに、ジュニアスクール(小学生)や、幼稚園の


子供たちには、かなり眠たい、


眠くて、ぐずる、朝起きられないなんて言う、次に日の出席にひびく


有難いけれど、殺生なイベントです。



でも兎に角、



子供たちは、先生や、親、そして、きっと神様に守られているのを感じ、


楽しい、又、厳しい思い出を、人生にいっぱい持つことができるのだろうなぁ、



と、少し羨ましく思うのです。










オーストラリア ホワイトデー事情

2017-03-10 23:24:33 | 日記
オーストラリアにホワイトデーはありません。そのかわり、



バレンタインデーは、恋人同士で「いつまでも変わらず大好きだよ」


という愛情を再確認する意味を込めて、贈り物をする日であり、女性から一方的にプレゼントしたり、



お世話になった人に、義理チョコをあげる日でもないので、バレンタインデーのお礼の日は無いのです。


バレンタインデーのプレゼントは、多くの場合、男性から女性にプレゼントを贈ることが多く、


夫婦や恋人同士であることから? プレゼントの定番の一つに、下着があります。


いつも思うのですが、それって、女性が喜ぶというより、君が喜んでるんじゃない????と。


多くの場合、”どうやって、これ着るの?”みたいなのが多くて、”返してきなさい”


ナンて言いたくなっちゃう?



男性の、愛してる、と、女性の愛してる、には、隔たりがあると思うのです。


ずいぶん前なんですが、日本に行ったとき美容院に髪の毛を切りに行ったのですが、


わたしの隣の席の男性のヘアカットをしている美容師のお嬢さんは、


その男性の事を、凄く気に入っている様子、で、男性の方もまんざらでは無い様子。


ちょっと甘えた話し方で、色々世間話なんてしながら、彼の様子を探っているのです。


″△△さんって、女性とお付き合いしたら、いっつもいっしょにいたい方ですかぁ?”



男性、何故かちょっと驚いた様子で、



″…いや、、、そら、いっつもしたいけど……”


そしたら、美容師のお嬢さん、


″違います、一緒に居たいか、って聞いたんです!″



ー―――――――― 気まずい沈黙







男性の″愛してる″は、”君と、○○したい”、というのが、殆ど?


女性の″愛してる″は、したいとうのはメインではないのです。


もっと、愛おしむとか、慈しむとか、の精神的なものが主なのです。


これはホルモンの違いで、女性ホルモンがいつでもしたい、OK,という状態なら、世の中に


レイプ、という犯罪は無くなるし(だって、合意になるでしょ?)良いんだろうけど、


でもそれでは、良い子孫(=サバイバルに強い子孫)を残せなくなるのです。



女性は月に一回しか卵子が出来ないし、一度妊娠したら、産むまで10月10日もかかるので、


次の妊娠ができない。おまけに、良まれた子供は、他の動物と比べて、超未熟状態で産まれるので、


長年、めちゃくちゃ、手間暇かかるのです。だから、意識してないにせよ、


どの人の子供を生むのかは、厳選しなければいけないというのが、本能にあるので、


そうそう簡単には、したくならない様にできているのです。


強い遺伝子を持つ子供を残さないと、人類、滅亡するでしょ?



リビドーと言うのは、テストステロンの為せる技であり、



女性のテストステロンの量は、男性の10分の一から、40分の一。



だから、女性のリビドーは、男性の10分の一から、40分の一。




一方、人間の男性の場合、人間の女性はほかの動物とは違い、発情する時期が決まっていないので、


女性の発情に合わせて、いつでもできる状態でなければなりません。



だから、いつでもOK状態。




私の知りあいの、H さん、結婚する前、ヘルスで働いていたそうです。



〝とっても寂しくて、抱かれている時だけは、愛されているような気がしたから″



そして、今は、理解の有る、優しい旦那様と幸せに暮らしているそうです。


″私が嫌だって言ったら、いつまでも、セックス無しで、抱いていてくれるの″


…だそうです。




女性は、愛されている、守られている、という安心感なしには、発情しない様にできています。



男性の皆さん、そこのところ、ご理解くださいねー。




女性の皆さん、そこの所、良く分かってあげましょう!



従って、どんなに難しい下着をいただいても、それは、彼が、



他ではなく、あなたにそれを着てほしい、その貴方を愛したい、ということなのですから、



怒らず、否定せず、にっこり笑って、付けさせていただきましょう。

ネ?
























オーストラリア ビザ取り学校事情 追加

2017-03-03 12:06:24 | 日記
私のブログを見てくださる方の中には、


きっと、オーストラリアを含めて、海外移住を考えている方が


いらっしゃるのではないかと思うので、今日は永住ビザ取得の道のりを書かせていただきます。


世界中どこでも、好きな様に住めるという事はなく、


必ず、ビザという通行手形、みたいなものが必要になって来るのは、周知の事実。


多くの人が住みたいような国は特に、このビザ取得が難しく、


”不法入国” ”不法労働”が疑われ、これは犯罪につながったり、現地人の収入を


脅かしたりするという理由で、厳しく取りしまわれます。


オーストラリア入国には、観光ビザ、学生ビザ、労働ビザなどが一般的ですが、


実際、ビザは100種類以上もあり、あうものがあれば、手っ取り早いので、


自分の目的に会ったビザがあるかどうか、調べてみるのも良いかも知れません。


http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/visas_and_citiz_jp.html



移住するとなると、観光ビザでは働くことができないので、ビジネスビザなどの、


労働ビザが欲しいところです。



オーストラリアの企業や人に、日本から連絡してみる価値はあると思いますが、


余程必要とされている人材でない限り、


ビザスポンサーになってくれる人や会社を現地に行かないで見つけるのは、難しいところです。


私自身、ビザスポンサーを探すには、実際に出向かなくては難しいという事に気付いたので、



兎に角学生ビザを取って(学生ビザなら、就労可能)その間に、スポンサーを探そうと



思ったのですが、まず、一般的な就学年齢ではなかったので、不法入国の疑いをかけられ、


入学金を払って、入学許可とともに提出して、申請をしたのに、



何故、オーストラリアで勉強しなくてはいけないのかという、イミグレーションからのお問い合わせに、


四苦八苦で弁明をしなければなりませんでした。




実際、申請には、60ポイント以上が必要であり、申請時の年齢が25歳から30歳までなら、


30点も取れるうえ、何故来るのかというお咎めも無いようです。



次に、大学や、TAFEの授業料は、英語のコースより値段が安い所が多いのですが、



英語能力が高いという証明、IELTS や、TOEF などの成績が良くないと、受講を許可してもらえません。


ですから、IELTやTOEF で、良い成績を持っていない人は、


英語力をあまり問われない、運動関係の学校がお勧めです。


インターナショナルの運動関係の学校は、英語ができないけれどビザが欲しい生徒が沢山


来ているので、運動が好きとか嫌いとかは関係ありません。



運動がどうしてもダメなら、新設学校がねらい目です。


何故なら、生徒が欲しいので、料金も安めで、厳しさも緩いかも知れません。


大体の学校は、英語のクラスもあって、そこを卒業するとコースに進めるのですが、


”授業を受けているうちに上達する”?ことを見込んで、早めに進学させてもらえそうです。  


私は、校長先生に、”この上、何処まで英語ができるようになったら、進級できるのか?”


と直接聞きに行きました。そうしたら結構すぐに進級できました。
     


折角入学できても、基本的には出席日数が宜しくないと、


学生ビザを停止されたり、また、学校自体が摘発されたりするので、厳しく言われます。


ですから、たくわえが無いと、睡眠時間を犠牲にして働かないと、学費と生活費を払えません。




移住を考える前に、一度長期で住んでみることは、すごく大事で、


そのためにも、学生ビザで、こちらに滞在することはとても有効だと思います。


1~2ヶ月は住んでみて旅行者ではなく生活者としての目線でその国を見て、


空気を実感してみることが大事だと思います。


しばらく滞在してみると、食べ物があわなかったりとか、


現地の習慣や、民族性にあわなかったりするというリアルなところが見えてくると思います。


もちろん同時に、良い部分もより深く見えてくるんだと思いますが、


現地にいるとやはり日本と比べてしまいますから、日本の清潔さ、治安の良さ、


サービスの良さなどが際立って見えてしまって途中で帰ってしまわれる人もとても多いです。



そして、どうせ学生ビザを取るなら、こちらで技術得点の高い職業につける、


会計士コースとか、歯科技工士コース、看護師コースなどは、卒業後、あっさりとこちらで



就職して、永住なさっている方もよく見かけます。


ビザの申請は複雑なので、多少お金がかかりますが、

イミグレーションサービス(弁護士や、元イミグレーションで働いていた人がやっている)
に相談に乗ってもらう事をお勧めします。


日本から離れて、5年たつと、税金は日本での″非居住扱いになり、相続税や贈与税が


かからなくなるのは、ボーナスです。


最後に、


オーストラリアという国は、ビザに関してはどんな理由があっても一度トラブルを


起こした人に対しては、No Excuseですので、くれぐれも疑いがかからぬよう、ご注意ください。