オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア リハビリテーション事情

2013-11-22 17:17:36 | 日記
リハビリテーションは、手術の次の日から始まります。

日本でのリハビリもこの頃は早いようですが、

こっちの病院で子供を出産した時も、退院は3日ぐらいでしますから、

日本の床上げが1ヶ月であることも考え合わせて、復帰に対する考えが、

すごく早いのではないかと思うのです。


まだ、麻酔が抜けきらない、次の日の朝、療法士の先生がいらして、

松葉杖の使い方のレッスンをしてくださいます。


ベッドから動くのも“やっと”なのに、”もう歩くの?”

でも、今日退院なので、歩かないわけにはいきません、が、

”松葉杖くらい習わなくても簡単じゃない”

“それに眠いし…”と、いやいや、だらだらやっていたら、

先生は厳しく、そうじゃない、ああだ、こうだと何回もやらせます。

挙句の果てに、午後からもう一回来るとおしゃるのです。


で、午後にやっと、合格させていただいたのですが、

今こうして毎日松葉杖を使ってみて、

やっぱり、しっかり教えてくださって事が大いに役立っています。

退院するときは、いいといったのに、玄関まで車椅子に乗せて送ってくださいました。


先生、有難うございました!




オーストラリア 入院事情

2013-11-20 17:59:59 | 日記
手術を公立の病院でしたので、入院も、そこでしましたが、病院が新しいせいもあって、

設備が新しく綺麗なので、レストランやカフェなどもあり

まるでホテルのようでした。


1-2時間ごとに、看護婦(士)さんが来て、状態を聞きに来てくださいます。脈拍と血圧を測って、

御用伺いをしてくださるので、足が痛いとか、シャワーをしたいとか、お願いします。

勿論、手元に、ナースコールもあるので、いつでも呼べます。


私のいた病院は GOLD COAST UNIVERTSITY HOSPITAL と言って 大学病院なので、見習いの先生や

看護婦(士)さん、リハビリの方も沢山いらして、皆フレンドリーに声をかけに病室に来て下さいます。

”大丈夫?何かお手伝いしましょうか?足はいたみますか?お薬あげましょうか”等と。

お食事もホテル級のご馳走を、ベッドまで運んでくださるので、もう、お姫様状態です。


本当にやさしく厳しくしていただいて、お世話になりました。



でも、


前にも書きましたが、夜も1時間ごとに、生きているか確認に来てくださるので、眠いのです。

うとうとしかけると、どなたかが、声をかけてくださるので昼間も寝られません。


”Dont Disturb"(起こさないでネ)の札をドアにかけられるなら、

いつまでも病院にいたかったくらいです。



さて、私立の病院と公立の病院は何が違うのか?

第一に、公立の病院では、手術してくださるお医者様を指定できないことです。

その道の名医として、君臨している先生にお願いしたいのなら、私立の病院で無いとだめです。


第二に、手術も緊急でなければ、なかなかしてもらえないし、診察の待ち時間も2-3時間は当たり前です。


でも、公立の先生が駄目と言う訳でなく、、


待ち時間が長くても、ただならその方が良い???



お医者様が優れているかどうかなんて罰当たりなことは、言えない、解らないのですから、くれぐれもカラダはだいじにしましょうね!










オーストラリア 手術事情

2013-11-15 10:35:23 | 日記
手術事情といっても、日本での経験も古いものしか知らないので、日本が今どうなのか知りませんが、

とにかく何もかも、くどいくらい丁寧です。



前にも書きましたが、緊急でなければ、公立の病院は何年も待たされることがありますが、

一旦決まると、手術が本当に必要なのか、本当に手術したいのかどうか、の、診察があります。


それが終わると、希望に近い日取りに、電話かかかってきて、外科と麻酔のお医者さんから、

最終診察と手術の手順の説明があります。

麻酔はどこにして、どこを切って、どこを貼り付けるかなんて、聞いていると怖くなって

やっぱり辞めようかなぁーなんて思うのは私だけで無いはず?


手術は膝だけで、一日4,5人するようです(一人1-2時間。(まさか1人の先生じゃないよね?)

手術を受ける人用待合室で、5-6人が、手術着を着て、待ちます。

看護婦さんもお医者さんも、にこやかに名前を呼んで入ってきますが、

きっと怖がらせないように気を使ってくださってるんでしょうね。


自分の手術の関係の人に会うたびに、”名前、生年月日、アレルギー、何の手術をするのか”を言わされます。

(間違った手術をしたら、大変でしょうからねー…実際そう言う事件が あったと日本で聴いたことがあります)


待っている間、自分の前の人が後何分で終わるかとか言ってくださると、なんだか逃げたくなってきます。

ベッドに乗って手術室に運ばれて点滴をされたら、もう後は何も覚えていません。

目が覚めたら、病室で寝ていました。



麻酔を発明した人は偉い!!!

これで、トイレに行かなくて良い様に、管がさしてあったりしたら、”そんなこと頼んでない”と

思うところですが、トイレは早速自力で行かせてもらいました。


自分の体、一生自分で面倒みたいですよね!怪我や病気にならないよう気をつけましょうね!

オーストラリア 病院事情

2013-11-12 20:45:19 | 日記
異国での病気、怪我、入院と言うと結構大変なのじゃないかと思われがちですが、
ここオーストラリアは日本に負けず、医学の進んだ国です。

又、多民族国家なので、通訳もしっかりしていて、国立私立の病院なら、ただで勝手に通訳の人を
用意してくださいます。(ありがたいですね!)

診察料も治療も、レントゲンも、基本的に国の健康保険で賄われます。

先日は足の十字靭帯再生手術を受けてきましたが、基本的にみんな無料。
入院費用も、食事代も無料です。

すごいですね!


ただ、待ち時間が長いのです。
たとえば、私のように緊急の手術でなければ、2,3年待つこともざら。
診察も、三時間待ちなんて当たり前。

でも、

診察を受けてわかりましたけど、一人一人、本当に丁寧に見てくださるんですね。
助手のような先生がまず見て、細かいところを、トップの先生が見に来てくださいます。

”これじゃ、時間かかるよね”という感じ。

病院の設備も良いし、綺麗だし、看護婦さんとか、リハビリの方も一生懸命だし、
威張っていません。

食事もホテル並みオーストラリアは、ボランティア精神に満ちた国ですが、
本当に、こういうところは凄いですね!



イレズミ  オーストラリアと日本の違い

2013-11-09 15:33:17 | 日記

日本の若い人も、この頃は、特殊なお仕事でなくても、気軽にイレズミをしますが、
オーストラリアではもっと盛んで、

日本のように、闇職 ではなく、美容院のようにあっちこっちにあります。

刺青を彫る職人さん?もこの頃はそんな修行はいらないのでしょうか?

この頃は予め決まった図柄があるようで、それを肌にプリントして
若いお兄さんやお姉さんが、淡々と彫っていきます。


アジア系の模様を好む人も多く、日本の漢字を彫っている人も沢山いますが、

10年前のように、

“本人は知らないんだろうなぁ”

と気の毒になるような、下手な漢字を黒々と彫っている人も見受けなくなりました。


……でも、

これは私の大きな偏見ですが、やっぱりイレズミを親からもらった大切な体を

傷つけてするのはどうかと…

それに、

やっぱり私のイメージの中では、プリンスもプリンセスも、イレズミはしないし、

道路で追い抜きをした時、わざわざ抜き返して来て、窓から腕を出して “Fuck You!" 
と怒鳴る人の腕には、必ずイレズミがついていると、、、、
おまけけに車は、ポンコツだと、、、

( あなた、働いてますか????と、聞いてはいけないかな…)


そう言うことが多々あったもので、どうも印象が悪いのです。

こっちで出あった私の大好きな友達も、イレズミしてるけど、ちゃんと働いて、まじめに暮らしてます。


でもやっぱり、

“お肌は模様なしの透明、水をはじくような、つやつやのハリのある肌がいいんじゃない?!”

 

と、思うのです。