オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア  エストロゲンの使い方

2018-10-27 22:53:38 | 日記
前回、ステロイドの話をしたので、今回は、エストロゲンの話をします。



先日、友達に約、8か月ぶりに会いました。



何となく元気がなく、急に背中が丸くなって、しわが増えて、見る影がない。


  ( モデルだったのに、お前は、なんという有様だ!!!)


“お医者さん、変えたら、今までくれたいた、女性ホルモンの薬をくれないのよ”


 ( えー、そんな裏技があったのねー?!)



”見た目の問題じゃなくて、更年期を快適に過ごすために、欲しいのよ”


(ほんとかよー?)



それからのち、2週間ほどで、また彼女に会う機会がありました。


今度は、見るからに元気で、見違えるほど肌に張りが出て、しわも激減!


  (なんという変わりよう!)


 ”あの後、あちこちのお医者様に行って、ホルモン剤をお願いして、やっと、もらえたのよ”



使用前、使用後をお見せできないのが残念!!!



男の子が、思春期になったら、顔が変わるのと同じ原理??? 整形もしてないのに、すごく変わります。







トランスジェンダーの方々がホルモンを利用する場合、産婦人科や、美容外科で


ホルモン注射をすることが多いそうですが、


因みに、月に1本、1000円くらいから、1万円くらいで、保険のきく効かないによっても違いますが、


自分で決心した時から一生、ホルモン注射をしてゆくわけです。



実際、エストロゲンを注射すると、肌がきれいになり、体毛が減り、バストアップもし、


脂肪代謝も、良くなり、骨も丈夫になります。


しかし、ステロイドと同様、腎臓や肝臓に負担がかかります。


ガンになるかならないかは、お医者様とよく相談して、量をコントロールして、自分の年齢にふさわしい量なら、



ならないとは言われていますが、



私の生徒さんに、今までお二人、“ 更年期障害でホルモンを取り始めたのよー、でも、害はないのよ。”


と言って、快適になってはいたものの、


お二人とも1年2年で、がんで亡くなっています。



私には、とっても微妙、怖い印象があります。



エストロゲンに、ストレスは大敵です。


何故なら、エストロゲンは、卵子を放出させようとするホルモンであり、



ストレスがあるということは、”今は子供を産んでる場合じゃないから、ここはまず戦いましょう” と言う事になり、


エストロゲンも、控えるという仕組みになっています。


従って、生理は止まります。



エストロゲンは,卵胞を成熟させ、排卵させるために出るホルモンです。


生まれたときは200万個もあった卵胞が、思春期から毎月1000個づつ減ってゆき、



35歳で50000個、40歳で、5000個に減り、50歳では1000個に減るので、しまいにはなくなるので、エストロゲンも減り、



更年期障害はそのせいで、起こると言われてきていましたが、


エストロゲン減少はすべての人の起こるのに、更年期障害は軽い症状の人と重い症状の人がいることについて、



卵巣の血流が本当の原因ではないかと研究注目されています。



(そらそうでしょ、1000000個あっても、10個あっても、どっちにせよ1か月に1個しか排卵しないんだから)



血流がよいと、血液を通して、子宮や卵巣をはじめ内臓に栄養がいきわたるだけでなく、


女性ホルモンの分泌を促す信号も正常に届きます。


スクワットや、ランニングなど、特に下半身を使う運動は、特に良いそうです。



その他、大豆から出るイソフラボンや、アルファルファなんかも安全な補充元として良いそうですが、


エストロゲンは、副腎、そしてなんと脂肪細胞でもできることが分かっています。



ご存知のように、副腎はストレスをコントロールするところでもあるので、やはり、


副腎によく働いて欲しければ、体に毒な食べ物は避け、解毒効果のあるブロッコリー、ニンニク、キノコなどとりましょう。



でも、何より簡単に増えるのは、ドキドキするような男性がいること。



脳が、卵胞細胞を育てなくては、と、勘違いします。



ドキドキすると、エストロゲンが増えて、お肌も髪もつやつやになります。


そうでなくても



好きになるのは、勝手で、特に、そういう男性の側にいると、もっとよろしいでしょうが、


迷惑がられたり、気持ち悪がられた場合は、潔くさっさと次に行くか、


しつこく片思いなどして切なくなれば、



もっともっと、エストロゲン、出るかもしれませんね?



いくつになっても、恋をしましょう!






  PS 因みに、ステロイドとは、アナボリックステロイドで、テストステロンの類似物質、


  または、体内に入るとテストステロンに変わるという合成性物質です。男性の一日の分泌量は6-7mgですが、


  ステロイドだと、30-40mgを使用する上、毒性も高く、副作用が多いことが判明しています。









オーストラリア フィットネスとサプリメントの怖い話

2018-10-13 19:23:47 | 日記
オーストラリアは、世界でも有数のフィットネス王国なのですが、それと同時に、


世界一のサプリメント消費国なのです。


フィットネスをする人には、サプリメント好きが結構います。


中でも、ボディビルダーは、サプリメントが大好きで、10種類以上のサプリメントをとっているいる人も


稀ではありません。


あそこまでストイックに体を鍛えるなら、より大きな効果を期待する気持ちは、



私もボディビルをやっていたので、すごくよくわかります。


体を使い切って、細胞を壊し、新しい細胞を作ってゆくのが、ボディビルディングであり、


自分の体を使って、美術作品を仕上げてゆくような面白味があります。


それは、何も新体操や、バレエをしなくても、できなくても、


全身の筋肉をバランスよく使った、そういう体の形を作ることができるのです。



男性の場合、その要素に、大きさや強さが加わり、


細胞がたくさん壊せるほど、きつい運動ができるか、ということと、自分の回復力がどこまで高いか、


ということが、勝利の分かれ目となります。そこで、安易に考えがちなのが、


先ず、運動の、質と量を増やすために、刺激剤として、カフェインや、ガラナなどを含んだサプリをとり、


脳を興奮させ、自分の実力以上の運動をする、


あとは、回復力を高めるため、ホルモンが出るように刺激するサプリをとり、よく寝て、


成長ホルモンや、コーテゾルが働くように、睡眠時のサプリをとります。


ここまでは、何とか法律を冒してはいないけれど、



ここまでくると、止まらなくなるのが人間の心理。






筋肉が増えると、テストステロンも自動的に増えてくるので、アグレッシブになるんでしょうが、


女性まで、ごつくなりたくなってしまうようです。ね?もしくは行き過ぎに気づかない?




まじめな人が多いんでしょうねぇー。


ジムに行くと、もののの30分程で、程なく、ステロイドの入手方法が分かるよ、などと言われてもいます。


”君、ステロイド、欲しい?”…なんて。


オーストラリアでは、ステロイド販売者、持ち込み、だけでなく所持者にも、


エクスタシーや、ヘロインと同じくらい厳しい処置、実刑2ー20年があるにも関わらず、


買いたい人が多く、多くのサプライヤーがフォーラムなどを使い、売買されているのが実情です。


特に最近は、ホームメードステロイドというものがあり、これは筋肉に直接注射できるので、欲しがる人が多く、


しかも、本来なら$120以上するものが、$3で、しかも、麻薬発見犬にさえ見つけられない、無臭のものなので、


たとえ一回捕まっても、出所してすぐにサプライヤーに戻る者も多いと聞いています。


…まあ、効くから売れるんでしょうが、必ずリスクはあります。


注射の場合、筋肉に菌が感染したり、、、、足、腐りますよ…


ステロイドを使うということは、自分の持っているステロイドを出す機能が怠け者になり、、、そらそうでしょ?



睾丸が萎縮してしまったり、肝臓や腎臓が壊れて、移植や、透析が必要になったりすることもあります。



だから、ご親切にも、禁止になっているのに、自分だけは大丈夫だと思う人が後を絶たず、


”自分の体だし自分の勝手!”なんでしょうが、


悲しいことですね、怖いことですね…。



さて、このステロイド、や、ステロイドまがいの禁止されている薬物。


日本ではどのくらい安全なのかどうか知りませんが、


実は、多くのサプリメントに配合されています。



特に、US,Australia、China では、店に並ぶ前にテストしなくても法律違反ではなく、


半分以上のサプリメントは、合格できるしろ物では無いようです。



貴方は、サプリメントのラベルを見て、どれがどう言う働きをするのかすべて解明できますか?


高価であればれば品質が高く、安心というわけでもなく、知られたブランドでも、注意が必要なようです。


過去の私のお客さんで、”今まで取っていたサプリメントを皆辞めたら、なんだか体の調子が良くなった!”



なんていう人もいたくらいですから…



人間の体は、不足には大変強くできていますが、


過剰には、たいへん脆い、ということを忘れないでおきましょうね!



PS 最初の写真はErnestine Shepherd さんで、80歳、大したもんですねー。最高年齢の女性ボディビルダーです。

   
   下の写真は、自分の体、、、商売道具にしてますね?









PSPS 関係ありませんが、私のブログ、台風事情が No1になっているようですが、台風の事は、梅雨期 のところでもう少し詳し目に
   
   書いていますので、よろしければ見てやってください m(_ _)m