今日は、久しぶりに、フィットネスインストラクターらしく、健康の話をします。
”水太り”
と言う言葉をフィットネスインストラクターとして言うと、
たちまち信用を無くされます。
これは、水をいくら出しても、脂肪は減らないよ、というACSMから来た考えに基づいています。
けれど、、、
サウナに入って汗をかくと、見た目サイズダウンする人もいるし、
エステでパラフィン美容なんてやって、痩せて見える人もいます。
実際私なんかは、冬はなんだか水分が溜まって、ぶよぶよと、体重が増えるのです。
脂肪がどのくらい上下してるか、と言うと
例えば、脂肪が燃える時には、二酸化炭素と水になるんだから、サウナでも多少は脂肪燃えてるはずだし、
なんたって汗の中には脂分も含まれてるので、
別に、厳密に脂肪細胞だけに注目するんじゃでなくても、水分が出て細く見えたって、水分が溜まってぽちゃぽちゃしても
痩せる、太る、って言葉使っていいと思うんですけどね。
漢方の考えでは、”水太り”、あります。
...他にも、別に証明されたわけでは無いし、教科書にも書いてないんだけれど、現場にいて気づいたことはあります。
例えば、スイマーは、白髪が少ない…人が結構いる。
会員さんで、時々、”私この年なのにこれだけしか白髪が無いのよ” と言う人が居るので
そう言う家系なのかと聞くとそうでもなかったりする方は、結構よく泳いでいる人だったりする。
ランナーでは居ない、アクアビクスでも居ない…と言う事は水圧???わかんないけど、
...それに気付いて以来、私もそうしてるんですが、実際、この年なのにまだ、白髪染めをしたことが無い、
というと、”ええええ?染めてないの?” と驚いてもらえます。
因みにうちの母も妹も、40代で、白髪染め、してます。
他にも、ランナーは、ほうれい線が強い人が多いとか…ほっぺたが揺れるからかな?
色々あるけれど、何もいちいち医学的に証明されてなくっても、
現場での気づきは、いっぱいあるのです。
医学は、日進月歩していて、その時には、それが正しいと言われていたことでも、
数年後には、あれは間違いだった、なんてことは、多いにあった話だし、
ドクターによっても、色々な意見があったり、見立てだって、違っていたりします。
例えば、全身麻酔は、全く脳には悪影響は無いと言われていたのに、
最近では、認知症にかかわる弊害があることも、発表されています。
私が好きな坊さんに、無能唱元という、方が居ます。
“自灯明” 自分は何でも知っている と言う事を言ってらして、
最初、なんとうぬぼれた坊さんなんだ、と思ったのですが よく読むと、これは、
自分の中に答えはある、簡単に言うとそういう事なのですね。
これは、私が運動を教え始めて何年か経ち、運動と体の関係に目覚めてきたころの話、
運動にも当てはまっているな、と言う事を、気づいたのを覚えています。
自分が実際今、何をやらなくちゃいけないのか、今日は、運動休んでいいのか、やった方が良いのか、
果ては、何を食べたらいいのか、
病気なのか、大丈夫なのか、
本当は自分が一番よく知っているはず、なんですね。
貴方が、体の調子を整え(整えてないと正しい答えはってくれません)
聞き続ければ、必ず答えてくれるはずです。
ラボでの研究は、凄く大切だけれど、そこには、まだ進化中であることの時間のギャップと、
個人差があると言う事を考慮しなくてはいけないと思うのです。
人任せではなく、自分の体は、自分で守りましょう!