オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 学校イベント事情

2017-03-17 12:44:22 | 日記
最近の日本の学校は知りませんが、


こちらの学校には、とにかくたくさんのイベントがあります。


つい先日も、Year12(日本の高校3年生にあたります)の、″インフォメーションナイト″


と言うものがあり、お知らせのプリントには、″子供と一緒に参加することを強くお勧めします″



とあったので、参加してきました。


一体何なんだろうと思って行くと、進学の為に、どういうテストがあって、


子供たちは何を用意して、何処に申し込みをしなくてはならないかの


煩雑複雑なインフォメーションを下さったのです。


″忘れない様に、全部自分でやってね!″  という事で、



知らなければ、えらいことになる、ヒヤリとさせられるイベントだったのです。



……と、いうイベントに行ってきたばかりなのに、又、昨夜は、 "Wellcome Year 12 Night"


たるものがあり、何かと思って行ったら、


お説教みたいなのが少しあった後は、子供たち一人づつ、舞台に呼び、〝リーダーシップ 証書″


たるもの校長先生自ら、手渡し、他の先生も一人一人に握手をして、励ましの言葉をくださいました。


おまけに、次のセクションでは、親ともども、一人一人に、学校の祭祀様から、祝福をしていただき、



そのあとは、お決まりの、軽い、親睦ティーパーティで、中庭に、


おいしいサンドイッチや、お菓子、飲み物などを用意してくださったのです。


そりゃあ、とってもいいんだけれど、他にも、色々なイベントがあって、例えば、3月だけでも、

 
″Family EUCHARIST" 教会のミサみたいなもの


″Parents and Teacher intaview" 3者会談、みたいなもの


"Junior School House Carnival" 小学生の、学年ごとの仮装パーティみたいなもの


″Sports Trial" 陸上競技大会、みたいなもので、上位者はこの後、大きな大会に向けて


毎朝、6-7時ごろから、授業が始まるまでの時間、トレーニング出席するように、と言う、お達しが来ます。


″Drama Performance" 演劇大会。子供たちが考えたシナリオで、各クラス演劇を披露します。


″イースターハットカーニバル″子供のイースターに被る帽子のお披露目会?これは全く、


その帽子を作るお母さんの、発表会???みたいなもんです。私も子供が恥かかない様に、


必死で作ったものです。


他にも、″ビックダディ ブレックファースト″なんていう、早朝ご飯会。


朝寝坊のお父さんや、子家庭の子供にとっては、殺生なイベント。


″テディベアカーニバル″″フェアリーカーニバル″ ″スイミングカーニバル″


″スピーチナイト″(ご想像にお任せ)、遠足、キャンプ、運動会、文化祭、等々、



勿論、一斉テストとか、制作とか、勉強のイベントも盛りだくさんで、


勉強などしている暇が無いくらい、


本当にたくさんの事をやってくださいます。



昼間のイベントは専業主婦には、まだ良い?


でも、オーストラリアは働いているお母さんも多いし、ファミリー主義なので、



家族ぐるみで、何としてでも、参加してほしい学校側としては、


早朝とか、夜に、イベントを執行。


先生も大変だろうけれど、他にも兄弟がいたり、仕事をしていたり、と、親にとっては涙もの。


イベントへの出席は、昔でいう政略結婚みたいなもの???(なに?)


親として、努力のたまものなのです。



夜のイベントは大体、6時か7時ごろから、9時ごろまで、と、
 


高校生であっても、なかなか厳しい時間なのに、ジュニアスクール(小学生)や、幼稚園の


子供たちには、かなり眠たい、


眠くて、ぐずる、朝起きられないなんて言う、次に日の出席にひびく


有難いけれど、殺生なイベントです。



でも兎に角、



子供たちは、先生や、親、そして、きっと神様に守られているのを感じ、


楽しい、又、厳しい思い出を、人生にいっぱい持つことができるのだろうなぁ、



と、少し羨ましく思うのです。