オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

追加

2017-06-25 12:39:13 | 日記
海の事を書かせていただきましたが、大切なことを書くのを忘れたので、追加です。


オーストラリアの海は、サメだけでなくハブ級の猛毒クラゲがいます。


おかしいと思ったときは、両手を挙げてライフガードに向かって振りましょう。


両手を挙げて振るのは、助けて!の合図です。


両手を挙げて助けを呼べない状態でも、溺れたら遊泳区間で遊んでいるなら、すぐに助けに来てもらえます。


必ず、旗の間、監視の居るところで遊びましょう。


ビーチも注意です。


ブルーボックスと呼ばれているクラゲが沢山落ちている時があります。


名前の通り、鮮やかなブルーのクラゲですが、死んでいるものでも、触手に触ると、大人でも泣くほど


痛いそうで、私も、女性が声を上げて泣きながらライフガードの人に手当されているのを見たことがあります。


サメは、遊泳区間の所では、滅多に近くに来ているのを聞いたことは有りませんが、


少し高いところにある監視用の建物から、いつも望遠鏡で見張っているようで、


シーズンには、ヘリコプターでも見回っているようです。


サメが近くに来ると、スピーカーで、ビーチの近くに帰ってくるように何回もアナウンスされますが、


私の知り合いは、気が付かずに夫婦で沖合まで泳ぎに行っていたので、ボートで迎えに来てくれたそうです。


有難いですね!



私が高校生の頃、テレビの青春ドラマで、ビーチをランニングするシーンがよくあって、波打ち際を走ることを夢見ていましたが、


波が、くるぶしに当たっただけなのに、こけたことがあります。強い波ですね~


膝の十字靭帯の再建手術をしているので、膝にやさしい砂の上を走るのですが、


砂に足を取られて、足がだるくって走れたもんじゃありません。


砂漠で迷ったりしたく無いなぁー、と、走るたびに思います。


憧れの海ですが、自然はいつも人間に都合よくはできていませんよね!



今日は、ちょうど、ライフガードの人たちが、救助出陣の練習をしているのに出会いました。



有難いですね。



もう一つの写真は、ビーチでよくやっている、グループエクササイズです。



トレーナーがビーチに出張してきて教えます。相場は6ドルくらいです。その場払いで、誰でも参加できます。












オーストラリア 海でやること 事情

2017-06-22 20:41:35 | 日記
前回、バケーションのことを書き始めたら、


いつの間にやら、ついつい、エクササイズ勧誘のお説教になっていたので、


今日は、リゾートと言えばここオーストラリアでは外せない、海、ビーチでやることについて書きます。



オーストラリアでもやっぱり、日本と同じように海は美しくて、沢山の人が飽きずに訪れるのですが、



日本では見たことなかったのが、結婚式。


ウェディングドレスを着た花嫁と、タキシードを着た男性、今までに10回は見たことがあります。


時々、結婚式の残骸? 砂浜に書かれたハートマークの上に、バラの花びらやハート形のスパンコールがばらまかれ、


ずーっと先まで、砂の上にバージンロードが描かれているのが残っていることもあります。


ロマンチックですね!


日本の海辺じゃ人が多すぎて、邪魔だって怒られそうですよね~



それから、お宝探し。


夜明け一番、ビーチランニングに行くと、ビーチに色々なお宝が落ちています。


私は、金の指輪、十字クロス、新鮮な魚、(波に残されたのね…普通こういう魚は早起き鳥に取られます)、



バケツ、ジムマット、子供のシャベル、などを拾いましたが、


靴下、靴、草履、服、水着のほか、変わった貝や、ヤシの実、化石みたいなもの?訳のわからないものが、


きっと潮の流れの向きによって、日替わりで、色々と、どこかから流れてきます。



実際、宝探しをお仕事?か、趣味にしている人も結構いて、金属探知機で、砂の上を探し回っています。



〝どうですか?良いもの見つかりますか?〝  と聞いたことがありますが、


〝まあまあ〝  だそうです。


日本なら、そういう人、誰かにとがめられそうですよね?  



ランニングや、ビーチを歩く人は一日中絶えることが無いのですが、マナーがあります。



一人でエクササイズしている人に対してのマナーなんだと思うのですが、



走っている人は何故か、自分の近くを歩いて横切っていこうとする人より先に走り抜けたいのです。



そこを、歩いている人が横切ると負けた気になるので、気分が悪くなります。



だから、走っている人がいると、先に行かせてあげるように、〝待つ〝てくださいます。



横を走るときも同じ。


抜くならさっさと抜いて、競争してると思わせない。もちろん、競争しない。



以前、知らぬ間に横を歩いていた女性に、いきなり怒られたことがあります。



〝わかっているのよ、貴方、私と競争してるでしょ!〝




潮干狩りは、日本人みたいに、団体でしません。


時々、魚釣りする人などが、何の道具もなしで、足を使って取ります。


私も以前は良く、やりますしたが、しゃがみこんでするより、ずっと楽です。


日本の黒っぽい砂じゃなくて、栄養のなさそうな白い砂なのに、


日本と同じくらい美味しいアサリが、晩御飯のおみそ汁の具くらいはすぐに取れます。



あと、ビーチでの甲羅干しや、お昼寝は、何処の国でもするんですが、


中には、ボーイハント? みたいなのも???


ナイスな水着を着た女性が寝転がっている周りは、



知らぬ間に、男性のハーレム状態になります。



まあ、そんな気はないのかもしれないけど、どうせ視界に入ってくるなら、美しいのがいいのでしょうか?


女性も狙われてるの、絶対気づいていると思います…だって、動作一つ一つがなんだか誘ってる?みたい??


男たち、誘われてるなぁー。



あと、砂遊び、サーフィン、魚釣り、ビーチバレー、等々。


潮風に吹かれて、波の音を聞くのはやはり、心が落ち着きますね!



ぜひ、オーストラリアのビーチにも一度、遊びにいらしてください。


その時は、お会いしましょうね!














オーストラリア バケーション 事情

2017-06-17 22:43:35 | 日記
海なんて、世界中どこにでもあるのですが、


日本に住んでいたころ、私は宇治の山奥で育ったサル娘なんだけど、心は、海少女で、


少なくとも年に一度は、海を見たくて、でも、


仕事なんかが忙しいし、京都は盆地、なんて環境だったので、夏の終わりごろ、それでもどうにか、


一人で2時間半、バイクを飛ばして、信楽を抜け、丹後まで行き、砂浜に座るのも10分くらいで、


二時間半、また、延々、山道を帰ったのを覚えています。


オーストラリアに来て、念願のビーチフロントに暮らすという夢もかなったわけですが、


オーストラリアのは、やはり砂浜ではなく、ビーチであり、真っ白いサンゴからできた砂で、奇麗なんだけど、



日本の海辺で嗅いだ、あの、磯の香りだって、木々のざわめきだって、しません。 だから、


日本の海のような、生命感を私はオーストラリアの海にはあまり感じません。


それでもやっぱり、美しくて広大なのは同じで、


ビーチを行き来する人は、一日中、一年中、絶えることがありません。



さて、夏になるとバカンスに来る人が多いのは日本と同じですが、海水浴と言っても、


日本人のように、海に入って泳ぐのが目的ではなく、ビーチに寝そべるだけだというのは、聞かれたことがありますね?


日本人も見習って、もっとゆっくりしないといけないと?



でも、人間の体は、動かすようにできているのです。



もちろん、それを苦痛に感じるなら(ここが大事)


ストレスとなり、病気を引き起こす原因にもなりますが、休めることより動かすことはとても大切です。


カラダを動かさなければ、脳は、終わりに近づいているんだと、解釈します。


終わりに近づくなら、エサを取りに行くための筋力だって要りませんから、無くなります。


使うことによって、傷むから、修復機能が働いて、悪いものから壊され、新しくなってゆくのに、


オートファージだって、働きが悪くなり、ミトコンドリアを修復してくれなくなります。


それで、古くなった細胞や、悪い細胞が取り換えされなくなり、


そうして、本当に終わりに近づいて行くのです。


体を動かしすぎて、忙しくするのが、悪い事だなんて思わないで、積極的に、寸暇を惜しんで、遊びましょう!


カラダを修復する能力も、積極的になります。



人間の体は、いまだに、ジャングルの中で最悪の条件でも生きてゆけるように


作られています。


中でも優れているのが、飢餓状態と、体の使い過ぎ、への対応ですから、飽食、運動不足には、対応できません。


休むのは、本当に年取ってから、本当に動けなくなってから、幾らでも休めます。


一日中寝てたって、誰も文句も言わないし、後ろめたくもないし、たいして心配もされません。



元気なうちは、積極的に、活動しましょうね!




オーストラリア 親子関係 事情

2017-06-10 15:54:17 | 日記
オーストラリア人の間では、日本人のママと子供の関係は、すごく近い、と言われています。


それで、夫がヤキモチを焼くという話も、ちらほら聞きます。


でも、生物としては、それは普通の事で、


女は自分の子孫を生き抜いていかせるために、教育するもだと思うのです。


日本にいる時、よく、”夫は仕事ばっかりして、子供の教育の事、ちっとも一緒にやってくれない”


と言う奥さんの言葉を聞いたことがよくありましたが、


辛い経験のない、独身時代の私としては、〝それ、どこが悪いの?〝と思っていたくらいです。


実際、オーストラリアの男性は、すごく子育て???に熱心な人が多いです。


皆でキャンプに行ったり、旅行に行ったり、、、そりゃあ、有り難いです。



で、それが毎週で、おまけに毎日お料理までしちゃう…片付けは、ママがするんだけど、


子供は、パパのお料理美味しいって、大喜び!



だって、そのお料理、何日分の生活費使ってるの?っていう高級素材なんだから。



暇があれば、無くても、お仕事辞めてさっさと早く帰ってくれば、子供と一緒に遊んでくれるんです。


ママを放っておいて、何処かに行っちゃう。



それでママはゆっくりできるわ、と、油断してると、子供がパパばっかりになついて、


ママの言うことなんて聞かなくなってきちゃう。



おまけに、ママが叱ったり、厳しいこと言うと、パパの方に逃げてしまうし、



おまけに、パパは、子供の前で点数稼ぎします。



〝そんなこと、言ったら子供がかわいそうじゃないか〝


〝それは、この子には向いていない〝


〝僕の子供に、ひどい事をするんじゃない〝  


〝何が欲しいんだい?パパが買ってあげよう〝 



何もひどいことしてないし、子供には教育は必要で、向き不向きは、才能のある人の言うことで、



一般の人には、努力することしか、才能には繋がらないのです。




言って悪いけど、そういうお父さんに限って、お仕事は大してできない、か、しょっちゅう、お仕事変わってる。


で、も一つ言っちゃ悪いけど、オーストラリアはそういうお父さんが、すごく多い。


そうなったら奥さんはどうするかと言うと、自分がさっさとお仕事に出ちゃうか、


お父さんに負けないように、子供のご機嫌取りをするのです。



〝ね、これあげるから、言うこと聞いてね。ママのこと好きでしょ?〝


みたいな。



其れって、違うんじゃないですか?


お母さんは、子供に好かれるとか嫌われるとか、一切考えないし、ただただ子供の幸せのためだけに、



怒ったり、文句言ったりしながらも、献身的に愛するもんじゃないんですか?



私が、結婚して間もないころ、どうしても前夫にマリファナを辞めて欲しくて、



お義母さんに相談したことがあります。



その時のお母さん、


〝私は、あの子との関係が悪くなると嫌だから、何もできません〝 


何てお義母さんだろうと、最初はびっくりしましたが、よく見ていると、こういうお母さん、


オーストラリアではよく見ます。 


お父さんがああだから、こうなるのかなぁ、と。



実際、うちの子供の学校で、勉学の優秀な子供とのお付き合いもあるけれど、


お父さんはお仕事に夢中で、成功もしてるし、


教育ママで、日本のママのように厳しいのです。


その中で、子供は子供なりにやりくりしているのです。


今は死語?の、


〝良妻賢母〝  と言う言葉、私好きだなぁ~。


お互い助け合うのは大切だけど、本分を忘れたらいけない。 と思う。



私は、オーストラリアのパパに言いたい。


〝あなた、他にやることあるでしょ?〝


 〝それは、私のお仕事〝






PS 写真は、うちの前によく来る、子だくさんのアヒルです。





























オーストラリア タバコ事情

2017-06-02 22:41:36 | 日記
日本もこの頃は、タバコを吸う人が肩身の狭い思いをするようにはなってきているけれど、


オーストラリアでは、日本どころの騒ぎではないのです。


喫茶店をはじめ、ビルディングの中で、吸ってはいけないことになっているし、


ビーチでだって、 公園だって、吸ってはいけないことになっています…こっそり大胆に吸ってる人見かけますが,


禁煙立札がそこらにあり、見つかると罰金です。


オーストラリアは世界的にみても、喫煙率がとても低い国です。


WHOのデータによると、男性は16.7%、女性は13.1%になります。


ちなみに日本は、男性が33.7%、女性は10.6%です。



でも実は、こっそり喫煙者もいて、吸うことを秘密にしている人も多いのです。


何故なら、日本では仕事のためなら、健康ナンてかっまてられない!…風潮が今でもありますが、


こちらでは、健康に気を付けてないと、〝悪い子〝 扱いされるからです。



私が初めてオーストラリアでお世話になったホームステイ先のホストマザーは、タバコを吸わないと、嘘の登録をしていた様で、


”お前、学校に告げ口しただろう?”と言われましたが、


 ( 何で滞在先を変わるのか、紹介機関から聞かれたから、言っただけだけど…)


何か用があってホストマザーの家に行った時、ホームステイしていたのは皆、喫煙者でした…



一件落着!!



私が日本にいた頃は、健康産業の会社にお勤めしていたにも拘らず、社長をはじめ、営業さんたちは


ヘビースモーカーだったので、、、、誰にも言わないでね??


煙探知機のような体質の私は、肩身の狭い、辛い思いをしたものです。



〝キミー、運動やってるくせに、タバコの煙が苦手だなんて、軟弱だねぇー〝 (会社でいわれたのではありません)



私の知っているタバコを吸う人の中には、親友の Patty(は、タバコ辞めて4年になります)をはじめ、


日本での勤め先の、可愛がってくれた上司(若くして亡くなりました)


私の大好きだったメンバーさん(ガンにかかって亡くなられました)


など、尊敬する、大好きな人がいるのも事実です。



実際、タバコ吸う人の血管を見せてもらったことがあり、固くなってパリパリ状態。


お肌も悪くなるし、辞めてほしいなぁ、と切に思うのです。



オーストラリア政府も、タバコを止めるように勧告しており、、、その癖、タバコ売ってるんだけど?


タバコのパッケージには、おどろおどろしい、見ただけで肺がんになりそうな写真が印刷してあって、


”健康のため、吸いすぎに注意しましょう”


なんてイヤミが書いてあります。


お値段も、年々増税されていて、今は1箱25ドルくらい? 


今後はもっと増税される予定で、2020年には、32ドルくらいになる予定。



これは、政府が喫煙者の健康を気遣っているからだそうで、


実際、値上げを機会に禁煙する人も多く、喫煙者にとっては大きな親切、大きなお世話?


日本のように、たばこの自動販売機もなく、商品も、見せて売ってはいけないことになっているので


スーパーのサービスコーナーや、ガソリンスタンドで、買う姿は、まるで麻薬の受け渡しのうような?こそこそぶりです。


近々、バルコニーも禁煙になる予定?


こんなに厳しいオーストラリア



隠れてこそこそ吸う所は、まるで、不良少年少女みたいですね?


いつか皆が禁煙する時が来ると思いますか???


だけど、それでも辞めないあなたは、凄い根性の持ち主ですね! その根性、他で発揮出来たら、


きっと物凄い。



PS 写真は、スーパーのサービスコーナーで、タバコのお取引をしているところです。