オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 裁判長 事情

2017-01-28 14:54:13 | 日記
オーストラリアに念願の移住ができたものの、きっと、


日本にいたならあり得なかったであろう体験を、色々させて頂いている私ですが、


多民族国家であるが故の難しさ? 


もしくは、オーストラリア気質で有るが故の、ええ加減さ?


(離婚多すぎて、いちいち聞いてられないよ、みたいな?…御もっともだけど)


英国の封建的な歴史を今なお引き継いでいる?(未だに100年前のコスチューム着てるし、制度だって…?)


裁判長を、周りの人々がしっかりお守りする?(将軍みたいじゃん!)



裁判に対して、凄く不満があるのです。



裁判というものは、基本的に、厳密で立派な証拠が無ければ、どんなに怪しくても、


それは無いことと同じになるという理屈は、分かるのですが




これがもし、日本の裁判官なら、大岡越前じゃないけれど、(その歴史を引きずっている?)


判定を立派な証拠だけを頼りにするんじゃなくて、


裁判官の想像しうる(ほかの人だってそうじゃないだろうか?と想像するような)



方法で判決が出たりすると思うのです




例えば、前夫の供述、


 ”昨年は無収入だったので、100万円だけで1年生活した”ーーーーなぁんて、



だったら、週に5万円も管理費(家賃じゃない)のいるマンションなんて住んでられないし、


BMWなんてドライブして、レストランのお持ち帰りなんてしてられない、と思うのです。


ここでは、それは問題にならない。


幾ら、年収100万円と言う証拠が税務署からあったとしても、


おかしいと思わないのは、変じゃありませんか?



裁判所での当日、


私は、オーストラリア市民であり、もう、日本には逃げ込めない、と言うと、


市民証書を今、持っていなければ、何の役にも立たない、との仰せ。


そんなもん、その気になれば電話一本で分かる事なのに、それはしてもらえないの?


おまけに、翻訳さんのいう事には、こういった類の裁判は


日本人は今までずーっと負けてきているよ、という、気力無しの情報。



この理由の一つは、オーストライリアの男性が日本女性(アジアの女性)と結婚したがる理由の一つに


従順だから、という事がイメージにせよ何にせよ、あるからだと思うのです。



(もちろんそういう人ばかりじゃないし、上手く行ってる結婚だって多いです)


実際、日本の女性は、オーストラリアの女性より家庭的で優しい人が多いし、


特に、40代以降の人は、専業主婦だって多く、それが


  ″よりよい家庭を作るためには大切な事である "  



と言う、考えであるからであり、(単に外で働くのが嫌だと言う人も居るけど)


そう教えられて育ってきているし、(今は昔、寿退職とか、花嫁修業とかいう言葉、あったんだなぁ)


家庭を住みやすく整えるために専業しているのであり、


結婚したら、旦那様の召使になる、という事ではないのです。



それを勘違いして、横柄になるのは、男性だけが働く場合、女性に経済力が無いので、


何処の国の男性にでも大なり小なりある事なのですが、



国際結婚で、最初から従順さを期待して結婚した場合、男性は妻を自分のPropertyの様に扱うことが


多々あるのを、私は同じ日本人の女性から聞いてきています。



外ではGentlemen でも、妻にはすごく横柄。



それを、裁判長は分からない?若しくは面倒くさくて聞いてられないんじゃないですか?


だったらどうして、怪しげな所に突っ込みを入れてくれないのでしょう?



アジアの女性が、子供を連れて自国に逃げ帰るのは、オーストラリアでは助けを得られないからであり、


専業主婦であると、経済力も劣るので、高い弁護士も雇えないし、勝ち目が無く、



泣く泣く子供を連れて、着の身着のままで逃亡する人だっていたのは、当たり前だとおもうのです。

(今は、殆どの場合、空港で捕まるように手配されていて、出来ません)




そこの所を、裁判長が考慮してくれないと、


専業主婦なんてもちろん論外だし、子供なんて安心して産めない。



裁判官は、子賢く集められた証拠だけではなく、そういう事実を見て、


判決を下すのがお仕事ではないのでしょうか?


また、そういう権限を与えられているのではないのでしょうか?


大体、夫婦で話し合ったら、女性が不利になるから、弱者救済のため?



公平な判決を受けたいがために、裁判というものがある、というのが、ローマ時代からの、


裁判の在り方の基本だったのではないでしょうか?






……という手紙を、裁判の終わった後3か月立った時、思い立って


これから裁判に行く、アジアの女性の為に、実名で、裁判長にお手紙したのですが、


お手紙は届きませんでした。



そういうお手紙は、裁判長のお心を乱す、混乱させると言う、下々のお計らい?



で、お届け前に、抹消させられる運命にあるということでした。



ああ、負けてたまるか、シングルママ!









































オーストラリア パーソナルトレーナー事情 

2017-01-19 23:33:53 | 日記
日本でも、この頃はパーソナルトレーナーを引き連れて、エクササイズをする様になってきましたが


折角しんどい思いしてやるんだから、その努力が少しでも無駄にならないようにする為には、、


とっても良い事だと思います。



オーストラリアでは、もう、20年以上も前から、トレーナーとのトレーニングは盛んでした。


でも、見ていると、お客さんの、腹筋などする回数を数えてるだけ?


…数えるだけだったら、3才の子供にだってできる。



まして、お客さんを見ないで、隣で運動してる可愛い女の子を見て、


お客さんの、運動フォームとか、やり方とか、安全管理とか、ほったらかし、


なんていう、ええ加減なトレーナーも居て、それでも成り立っているのは、



(勿論、お客さんは、運動するのに忙しくて、そういう所、気づいてないけど…)、



トレーナー
がいるだけで、モチベーション上がるし、休めないので、



怠け心を克服するために、誰でもいいから、引っぱってほしいと言うのがあると思うのです。


でも、何で運動するんでしょうか?




人間の脳は、ン千年、古代の昔から、できるだけエネルギーを、つかわないでおきましょうね!


いざという時(ハンティングとか、逃げるときとか)の為にエネルギー、残しておきましょうね、って


プログラムされてるんですから、脳からの命令に逆らうには、それだけで、大変な事なのです。


だから、運動するのは何だか億劫、なんていう方が多いのです。


もしも、運動しなくても同じ成果が得られるなら、私なら、運動やらないでしょう。


だって、他にやりたいこと、いっぱいあるんですから。




でも、運動すると、寿命が延びて、見た目も若くなることは、皆さまご存知の通り。


私の経験では、運動してなかった方が1年続けると、5年分くらい若く見えるようになり、2年だと


10歳くらい若返ってしまうことも珍しくないのです。



勿論、健康にもなるし、服だって選ばなくても、好きなのが着られる。


   〝良い服よりも、良いカラダ"



スポーツクラブやトレーナーにお金払う人も居るかもしれないけれど、将来、病院に払うお金と比べたら、


ずっと安い可能性が高いし、得られるものも多い。



男性なら、男性ホルモンが増えるし、女性なら、ナイスボディになって、異性にアピールできます。


神様は、男性ホルモンの高い男性と、丈夫な体の女性に、子孫を残してほしいのです。



貴方がもし、今、何をしていいか分からない時、若しくは、何もできない時、する気が起こらない時でも


兎に角、運動しましょう。


時間稼ぎになるからです。



特に持久力系統の運動は、A10神経と言う、やる気ホルモンんを分泌する神経と隣り合わせで、


持久力が上がると、何だかやる気も出てくるものなのです。



時間が無い、なんて言う方もいるけれど、



一日、15分くらいあるでしょ? 一日たったの15分でも、効果はあると言う、最新データがあります。


長い人生、なんで、15分くらい、自分の体の為に、我慢できないのでしょうか?


仮に、運動して時間を無駄遣いしたと思っていても、運動に使った時間は、


"長生き” ”健康で居られる時間が増える””病院に行かなくてはいけない時間が少なくなる”



などという形で、将来必ず返ってきます。




もしも、お医者様に "あなた、このままじゃ死にますね。今日手術しましょう”と、誘われたら、


きっと、すぐにでも時間できると思います。


絶対大丈夫、手術なんていらないって、自信もって言える人、少ないと思います。



なんたって、自分の体なのに、病気なんだか大丈夫なんだか、良く分からない。



けれど、お医者さんだって人間だし、今の医学では最善の事であっても、後になれば、


しない方が良かった、なんて、処方も実際あったのです。


自分の体は、自分で守らなければいけません。



病気で消耗する時間は、本当に無駄だし、現実、見た目だって、悪くなります。


  
 ”あなたのカラダ、

      あなたの人生、  
                    
           あなたの責任 


                あなたの勝手 ”
      
      





…以上、私が、お客様にするお話しです。


















オーストラリア 信仰事情

2017-01-06 23:55:02 | 日記
行く年を除夜の鐘とともに見送り、


年始は、晴れ着を着て、年に一度、(この日だけは神様に感謝して)、


お参りして、厳かに新しい年を迎えると言うのが、日本であるけれど、


ここ、オーストラリアでは、新年は、ただただ、クリスマスの延長?



クリスマスのお飾りのまだ残る街で、どんちゃん騒ぎをして、


初日の出なんて気にする人もあまりいなくて、


飲みすぎ騒ぎ過ぎで疲れて朝寝する人が多いから、私なんかは、お正月できなくて、



何だか損したような気持ちで、静かな新年の朝を迎えるのです。



オーストラリアの 2006(カッコ内は2001)年の国勢調査によれば、



ローマ・カトリックが25.8%(26.6%)、聖公会が18.7%(20.7%)等を含めたキリスト教徒全体が約64%、



非キリスト教が約5%(4.9%)、無宗教が18.7%(15.5%)、無回答が約12%(11.7%)


と言われていて、圧倒的にクリスチャンが多いのです。



毎週、日曜日の朝ともなると、教会に行く人を、かなりあちこちで見受けます。


ご夫婦で正装なさっていそいそとお出かけなさる様子は、私には羨ましくもあります。



だって、結婚するとき、神の前で "幸せな時だけじゃなく苦しい時も愛しあう”って誓うでしょ?


その通りにして、2人で行くわけですから…ウチなんて、行けたもんじゃありませんが…


教会では、皆は父(神様)の子供だから、


教会の人同士、家族だという設定なのです。


祭祀様に、 ”お帰りなさい、家族たち!” なんて言いわれると、


何となく仲間意識ができて、安心したり、リラックスもしたもんです。



そんなオーストラリアは、教会の中だけじゃなくて、そこら中に神様の存在があって、例えば、



JP (JUSTICE of PEACE) という治安判事みたいな仕事をする人が居るんですが、


書類のコピーを作る時や、誓約書を作る時、身近な話では、スピード違反の請求が来た時、


運転してたのは私じゃなくて、友達だった、という申請書を作った時とか、色々あるけれど、


公的な文書を作る時、官公庁から ”神様の前で誓って来てね” というお達しが来ます。


私なんかは、裁判で使う事情供述書を作った時、


これは嘘じゃないよ、と、JPの前で、聖書の上に手を置いて(聖書は、JP 自分持ちです)


”…うそじゃないと誓います、何とか、かんとか、云々…” などと言わされて、誓います。


そして、ハンコを押してもらって、これは嘘じゃない公的書類になるのです。


これって、神の前では嘘をつく人は居ない、と、いう事が全くの前提? ですよね?


うちの前夫もやったのかなぁ~???  罰あたるで。





で、嘘ついた人は、”神様、私は弱い人間です。嘘をついてしまいました”


と、あやまって、神様に許してもらって、あとはすっきりするのでしょうか?



それとも、前夫の様に ”神なんてこの世にいないさぁ!”


と、居直るのか?


オーストラリア人にとって、神様って何なんだろうと思うのです。



私は、高校生の頃、思うところがあって、キリスト教大に行きました。


でも、結局、クリスチャンになれずに、今まで来たわけですが、


神様を信じ、自分の人生を放り投げてしまえる、いえいえ、


お任せ出来る友達たちを、本当に羨ましく思ったものです。


だって、どうした良いか分からなくて、あがくのって、結構しんどいでしょ?



離婚したとき、子供に神を畏れない人にはなってほしくなくて、

子供の為に教会に行き始めたわけですが、


 ”神様は何があっても、私の為であり、私の人生を良くしているのよ”、


と、言う、教会家族の話を行くたびに聞いている間に、私も知らず知らす、洗脳されて


自分の人生をお任せしてもいいかなという気持ちになりかけていた時、裁判に負け、


私たちを見ていた子供たちは、神様に絶望して、教会に来てくれなくなって


ついに私も無意味に思えてしまって、行かなくなったわけですが、


それでも、神様を信じ切って居られる人を、羨ましいと思っていたのです。


でも、ふと思うのですが、教会は一種のコミュニティで、



本当は、神様が自分の思い通りになんて動いてくれないと、わかってるけど、


昔の日本が、年寄を中心にコミュニティを作っていたように、



それで、秩序をたもってるのかもしれない(自分の心に)、と、思ったりもするのです。








写真、何故か大きく、それも逆さまに出たんですけど、消し方が分からないので、そのままです。
ごめんなさい!