オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア あほらしい恋愛物語

2016-04-17 17:26:34 | 日記
恋愛するのは、世界中どこでも同じで、何もここで書く必要も無いのですが、、



何かとお役に立つこともあるかと存じますので、今日は私の恋愛物語をお披露目します。



4カ月ほど前、USの男性から、お友達申請がありました。



( 日本に住んでないせいか、色々な国の方から申請をいただくのですが、Matual Friendがあった場合は、承認させていただいています)



始めましてのご挨拶のあと、



”あなたは本当に実在するのか?”と怪しがられたので、スカイプで会って、一言二言、ご挨拶させていただいたのです。


あちらの男性は、女性に対しての社交辞令が、日本の方より濃厚なのですが、それでも結構濃いめのご挨拶が、


それ以来、毎日、朝晩 届き、


それでも、2カ月くらいは適当にしておいたのですが、



なんだか段々、気になってきて、まじめにお話しするようになったのです。



United Nation
 から派遣で、医師としてシリアに仕事で来ていること、


家族が交通事故で一度に亡くなってしまった後、シリアに来ることを決めたこと、、、ああ、苦しかったのね。



娘は、デンマーク人とのハーフで、別れた奥さんと住んでいること、、、ああ、寂しかったのね。


こちらで働くことの2年契約が、4月の15日で満期になるので、オーストラリアに会いに来たいという事、、、ほんとー?


将来は、自分のクリニックを開くのが夢である事、、、がんばるじゃない?


などなど。



それからは、より一層、ラブリーなメッセージ が、朝な夕なに届くようになったのです。





半分疑いながらも、半分浮かれていたら、


ある日、”花束を贈りたいから、住所教えてくれない?”、、、何で?本当に?


ついでに僕の荷物を送るから、2箱、受け取ってくれない?っていうのです、、、あーあ、そういう事?



そういうのって、とっても怪しいじゃないですか????


だから、疑ったりして本当に悪いんだけど、


私 ”悪いけど、初めて会う人には住所教えないことにしてるので、滞在予定のホテルで受け取ってもらってね”

彼 ”でも、僕がどれだけ君のこと思っているか知ってほしいから、花束を贈りたいんだ”

私 ”会ったときにネ!”

彼 ”わかった。でも僕の気持ちは分かってね”



で、とうとう仕事納めと言う日の午後、ドクター○○ の名前入りの飛行機の予定表が送られて、迎えに来てね!と。


”今から出るよー。明日の夜にはそっちにつくからね”と、電話があり、


次の日の朝。


 ”実は、空港で問題があって、まだバンコックで、シドニー行きの飛行機には乗れなかったんだ。
  
  大丈夫だよ。心配しなくていいから、飛行機が決まったら連絡するから、電話気にしていてね”  と。


で、昼。


  ”実は、僕がバンコックで買ったクリニックの医療品と、バッグに入れておいた2年間労働のお金を、税関で見られて

   パスポートと一緒に没収されているんだ”

  ”27万ドル払わないと、返さないって言うんだ”


  ”でも、そんなに高いお金払うの嫌だから、今、交渉してるから待っていてね。多分、着くの明日か明後日になると思う”と。
 
  
ああ、何という事。


折角2年間一生懸命働いてきて、これから、新しく出発するのに、気の毒な彼。


私も、彼が幸せになれるよう、一生懸命手伝ってあげようと思っているのに、


くたくたのつかれているのに、ホテルにも泊まれないで、空港で捕まっているなんて、なんてかわいそう!



相変わらず、愛しているよ、と時々連絡が入り、


次の日、交渉は終わったとの連絡。


で、いつ来るの?


と言うと、”実は ??万ドル(聞こえなかった)払わなくてはいけないんだけれど、6000ドル足らないんだ。



”?”

”で、6000ドル(60万円ほど)建て替えてくれない? 明日、返すから”



ンな、あほな。


2年間働いたお金、バッグにあるのに、なんで足らんのか?


何で、後払いにしてもらうとか、不条理なら、UNに、助けを頼まないのか??


何で、まず、友達に頼まないのか????



おかしいじゃない?



それから後も、お金送ってコールが数回。


〝君の将来の夫”と言う言葉が頻繁に出てくる。


”実はあの箱の中には、2億円入っているんだ”





疑い深い私の恋は、


…こうして、あっけなく終わったのでした。



あの箱の中には、2億円相当のお薬でも入っていたのでしょうか?


もしもあのとき、ありがたく花を受け取っていたら、


一緒に送られてきた箱には、怪しげなお薬とか入っていて、きっと、口封じされていたかも???



いえいえ、今も彼は空港で捕まっているのでしょうか?




...でも、プロポーズなんてされて、ちょっとだけ、ときめいてしまった、


恋愛シュミレーターなのでした。




その後…



彼から、連絡があり、


”友達にお金借りて解決したから、もう、お金のことは気にしないで”


何て今更言ってくれてもなぁ…



気を持たせるなぁ!!








































 、                                                                                          
                                   














オーストラリア セクシャルハラスメント 事情

2016-04-12 13:09:06 | 日記
日本でも、話題になって、ニュース沙汰になったりしますが、


オーストラリアでは、特に男女平等、という事が厳しく決められているので、


女性を軽く?気軽に親しんだりするだけでも、訴えられる可能性があり、罰金額も相当なものです。


オーストラリアでは、女性だって工事現場で働くし、バスの運転だってやっていて、


”女のくせに!”


何ていうお気楽な言葉はご法度で、



多くの場合、女性を尊重しないとエライことになるのです。



私の友人は、潔癖症の妻に性交渉を迫ったところ、


 ”無理やりされた”


と裁判で訴えられ 妻だけでなく、自分の子供にも、監視所以外の場所で、一切近づいてはいけない、という



判決が出され、子供にも会えず苦しんでいました…不名誉すぎて、人にも言えないでしょう?




日本のレストランのオーナーが、可愛いオーストラリアの女性に誘惑されて、鼻の下を長くして、


気があるんだと思って仕事のあと、うっかり性交渉を迫ったところ、訴えられて、罰金を払わされた、、、なんてことも。


”はめられた!”


なんて思っても後の祭り。


うかうか乗った、あなたが悪い、という事なのです。






そもそも、何処までがセクシャルハラスメントになるのかは微妙なところであり、



女性は、全ての男性に対して、様々なボーダーラインを持っているわけで、


例えば、好みはあるだろうけれど、



世界一セクシーだと言われるデビッドベッカムになら、キスされようが、抱きつかれようが、


ボーダーラインを越え、セクシャルハラスメントになる確率は少なく、



反対に、生理的に受け付けないと思っている男性になら、近づくだけでも、ボーダーラインを越えてしまうのです。






そもそも、何故男性は SEXHURRASUMENT をするのか?


だっていきなり、”sexしていいですか?”なんて聞いたら、張り倒されて、そこで終わるでしょう?


…それでも、


男性は一生の間で、自分とsexしてくれる女性を見つけ出さなくてはいけません。



じゃないと、子孫残せないでしょう?


だから、何処までokか、お伺いを立てなくてはいけないわけなのです。


”電話してokか?”から始まり、


”エッチな話をしても嫌がらないか?”


”近づいてもokか?”


”食事にさそって来てくれるのか?”


まめに Text したり、プレゼントをあげたり、ドライブに連れて行ったり、、、、


勿論目的はsexなんだけど、そこへ行くまでのボーダーラインを探り、それを下げてもらおうとしている訳なのです。



もしもセクシャルハラスメントがなければ、それはすべて強姦になっちゃうわけなのです。






モテる男性なら、いきなり下ネタで近づいても、笑ってもらえるわけで、


それを自信過剰で、勘違いする男性ほど、ボーダーラインを越えてしまい、セクシャルハラスメントになってしまうわけなのです。



これはすべて、女性が卵子を月1個、男性は精子100000…個、という不平等から発したもので、


男性はとにかく使わなくてはいけないし、


女性は、とにかく、守らなければならない、からなのです。



もしも、女性が男性と同じく、10000…も持っていたら、世の中に強姦ナンて無くなるでしょう?



だって合意なんだから。




男性のみなさん、モテると思っている方も、このご時世、しかっり手順を踏みましょうね!