オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア お買い物事情

2016-01-24 17:20:42 | 日記
オーストラリア人もやはり、お買い物は好きで、


あちこちにショッピングセンターもある訳ですが、


セカンドハンドショップやオークション、何て言うのも盛んなところが、違うところ?


セカンドハンドショップは別に貧乏な人が行くとは限らなくて、


ボランティアの盛んなオーストラリア


新しいものを買ったら、要らないものは、さっさと気前よく、ボランティア系列のショップに寄付しちゃうので、


結構高級なものが、破格値もしくは、(何かの間違いで)新品より高く????


売っていたりするのです。


オークションは、ネットでは日本でも盛んだけれど、こちらは現地でも盛んで、特に家電屋家具が大人気。


だれでも自由に売ったり買ったりできるので、失敗も成功もすべて自己責任。


と言うのも、壊れて使えないものもオークションに出ていて、それは別に騙そうって言うんじゃなくて(????)


”自分で直して使ってね!”


と言う品物もちらほら。



だから、手に取って、良ーく見ないと、えらい目にあうのです。



何せ、家具とか大物を買ったら自己責任で、さっさと自分で持って帰らなきゃいけないことになっていて、、


赤帽を頼んで配達をお願いしないといけないので、大仕事。


引っ越した時、お客様用にと思って、ソファベッドを300ドルでおとして、いざ持って帰って使おうとしたら壊れてた、


なんてことも。


で、又、赤帽を頼んで、オークション会場に持ち込む、なんて、送料込みで大損害なのです。


”これ壊れてるので、ソファとして使ってね” と正直な私へのお答えは、3$落札!!!


あああああ、、、ーメン! 



学んだこと、1.人気のある家具家電は、あるレベル以上の高級品で、競争相手がいない状態でないと、安く買えない。
      2.人気の無い、あまりさえないように見える家具は、超破格値で買えることがある。
      3.兎に角、人があまり買わないものは安く買える(サイズの決まった大型家具とか超小さい洗濯機とか)  

 

家具家電のオークションは殆どインターネットなのですが、


現地競りの場合は、人目もあるせいか、後出しみたいなことをする人はいなくて、


お金が予算に合わなければ、そこでお終いなので、これはわりと分かりやすいのです。


家のオークションもよくあって、オークションに参加する人よりも、


見物人の方が多いのが、お決まり。


野次馬なんだけど、何故か見知らずの一人の人を応援してみたりして、


”オーナーとの話し合い”


という事になったりすると、"あの人、家買えたかなぁ”なんていつまでたっても気になるのです。


まあ、こういう場合には、不動産屋さんが上手く取り持ってくれるんですけどね!



品数は日本より少ないけれど、手に入れる方法が色々あって、結構楽しいお買い物なのです。













オーストラリア ホリデー事情

2016-01-10 17:51:28 | 日記
オーストラリアでは、休むことに罪悪感ナンて無い、と思うのです。


行きつけのお医者様だって、何週間もホリデーなんて言って居なくなてしまうし、


病院の受付のお姉さんだって心得たもので、”先生ホリデーに行っちゃうから、今週中に来ないと、随分先になるわよ”


等と教えてくれます。


弁護士だって、”時間が無い、締め切りが迫っている” と言って人を突然呼び出すくせに、


私の仕事しないで、さっさとホリデーに行ってしまったし...高いお金払ってるのに、


カヌーに乗ってる写真を得意そうに見せられた時には、あの禿げ頭を思いっきり殴ろうと振り上げた手で、


眩暈を抑えたのですが…



日本じゃ頑張っている人を見ると、後ろめたくて、ホリデーなんて易々取れないなんて思う、


日本人の ”まじめな国民性”と言うのが、大きな原因の一つとしてあると思うのです。


だからこそ、日本の産業は優れ、資源が少なくても、世界でも有数の先進国であるわけですが、


そこまで働きたくないと思っている人や、


そこまで働く必要の無い人まで、ホリデー取れなくなってしまう訳なのです。






多くのオーストラリアの人が自分のことを言うときは、”Fun Loving"であるといいます。


仕事はお金儲けの為、Fun をする為にする、


と割り切っている人が多くて、仕事のために自分を犠牲にするなんて、基本的にあり得ないし、


日本人の様に、自分の仕事に誇りと責任を持っている人は、少数の、仕事に才能ある人だけ。


Fun の為の時間が仕事で減るなんて、とんでもない事なのです。



オーストラリアでは、何と言ったって、休まないことへの報酬が大きくて、


土日や祭日に働くと、普通の日の倍払わなくてはいけないことになっています。



日本は単に、休みや残業に対する事に対する尊敬が少ないからじゃないかな?


ウチの次男の友達が、大手スーパーで働いていて、(14歳から働いてもOK)


普段は時給10ドルなんだけど、土日に行くと17ドル、祭日だと、23ドルになるそうで、


もう、ホステス並? 行かないと損みたいな。





働かなくていい人はさっさと帰れるようになればいいし、


働き手に当たる人には、うんと尊敬の念を込めた勤務手当を出せばいいのじゃないかなぁ! と思うのです。


残業する人(ホリデー延期する人)を会社から指定すれば? 〝あの仕事、貴方がやってね”と。



後の人はとっとと帰ってね、と。




もう、長い事日本離れててわかんないけど、


全部同じにするから、皆、不自由な思いするんじゃないかなぁー。


違う?















オーストラリア 二カ国語家庭事情

2016-01-10 15:54:35 | 日記
余りにも当たり前になりすぎていて、気付きもしなかったのですが、


友人に聞かれて、そう言えば、国際結婚だと、家では2カ国語?


今は、子供の日本語を維持するために、家では日本語を徹底するようにしているのですが、



前夫がいるときは、Daddyと喋る時は英語、Mumと喋る時は日本語で、というお決まりになっていました。


子供たちは、それは見事に、バイリンガルになり、


私の友人などは、韓国人と結婚したのですが、お家ではつたない英語で、子供とは自国語で、話すので、5歳にして


3カ国語を話せるようになり、天才ではないかと言っていたのに、



子供たちは大きくなるに従い、英語しか喋らなくなってしまうのです。


海外に住んでいると、子供に日本語を維持させるという事は、大変難しい問題であり、


特に、両親が日本人の場合、日本に帰国するという事もありうるので、


単に、”おじいちゃんや、おばあちゃんと話せなくなるから...”と言うだけでなく、


 本当は私とも…なさけない >_<


真剣な問題なのです。



海外帰りの日本人で、簡単な英語、( OH, yes yes とか)をわざわざ喋って、嫌味な感じのする人がよくいますよね?


私も何だかああ言うのは、イヤミだなと思っていたのに、別にそうしようとは思ってないのに、


自分がやるようになったのです。


何故かと言うと、


日本語と英語を比べて、簡単に言えるほうが、それは見事に、瞬時に出てくるからです。


こちらに来て気付いたのですが、


日本語は唇でしゃべり、英語は舌で喋ります。



だから、殆どの単語は英語の方が、エネルギー少な目で喋れるのです。



結構です、いけません、欲しくありません、嫌いです、、、、なんて ”NO" ひとつで済んじゃうし、


はい、は勿論、そうですねぇ、どうしようかなぁー、いいですね、そうですね、なんて言うのも、


”Yes" 一つと、表情で、いちいち思惑を巡らせなくても、簡単に事が済んでしまう。


いちいち、口をしっかり動かさなくても、喋れるのです。



こうして子供たちは、例え両親が日本人でも、日本語を喋らなくなり、聞くだけならまだできるけど喋れない、


が、次第に、全く忘れちゃった、に、変貌してゆくのです。



これって、エクササイズと同じ。


ウェイトトレーニングはフォームがとっても大切で、


少しの違いで、体型に影響するので、しっかりフォームを好みの体型に合わせてお教えするのだけれど、


少し見ていない間に、見事に自分の得意な筋肉を使ったり、


それならまだましな方で、


筋肉をほとんど使わず、関節に負担をかけて、それはそれは見事に


”エネルギーセーブ ”した運動のフォームに、変えてしまわれるのです。



だってそうでしょう?


もしも、ジャングルになかに住んでいたら、次にいつ食べられるかわからないし、


いつ、走って獲物を追いかける、又は、獲物にならないように逃げないといけないかわからないので、


エネルギーは極力セーブするように、脳がプログラミングされているのです。


長い人類の歴史を考えると、こんなに便利な世の中になったのは、ほんの50年前から?




人間って、つくづ省エネにできているなぁ!と、思うのです。