オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 年末事情

2015-12-31 11:14:07 | 日記
クリスマスが終わった途端に、大変身する日本の様じゃなくて、


あちこちにクリスマスの飾りが残っていて、まだまだクリスマス気分なのです。


年末年始はお仕事もお休みの人が多く、クリスマスでいっぱい食べたごちそうの成果を


ビーチやプールで披露しています。


”日本で良かったなぁ、、、冬だから厚着で” 


と、言うところだろうけれど、こっちの人はそんなもん全然気にしてない。


サイズ30?(私は6)のビキニを着て、かすかに細めの足には、タトゥーを打ち、


山盛りのフライドポテトを、もりもり食べて、更に迫力をかけて、


おまけにタバコまで


吸っているのです。



私なんてフィットネスへのこだわりが強いから、自分の太ったおなかを見た日には、ごちそう出されても


気持が萎えちゃうけどなぁ!


日本で自分のこと太っていると思っている皆さん、こっちの来れば、、まるでモデル気分?


細い細い、やせ過ぎ!


何と言っても、後ろめたさなんて無でいられます。



陽気な真夏の年末。


白い息を吐きながら、おけら詣りに行く人もなく、


夜は更けて、あちこちで打ち上げ花火の音が鳴り響き、お酒を飲み、パーティを愉しむ人々の歓声とともに、


年は明けるのです。




元旦の朝、初詣に行く人もなく、年末のパーティで遅かったのか、町は閑散としていて、




厳かな日本のお正月なんてもう何年もしてなくて、とっても損した気分なのです。

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オーストラリア クリスマス事情 2015

2015-12-25 15:24:30 | 日記
オーストラリアでも、やっぱり街のあちこちにクリスマスソングがなり、


クリスマスのデコレーションや、ライトアップが有るんだけど、日本と比べると地味目。


その代わり、普通の家までライトアップやデコレーションしていて、サンタやトナカイが


所狭しと、玄関やベランダに飾ってありします。


ここまでデコレーションするのは大変だろうなぁ、と、思うけど、すごいセンスの飾りつけもあったりして、


いったい誰に見せるんだろうと思ったりもするのです。


クリスマスケーキも売っているけれど、いつも売っているケーキに”Merry Christmas"の字を付けただけで、


クリスマスの為だけに作ったような、特別なのはスーパーには無いし、


クリスマスのごちそうの定番、七面鳥の丸焼き、クリスマスハム(なんの事はなくて、普通の豚ハムなんだけど、、)


クリスマスプディング(これは、色々なドライフルーツなどを動物油や洋酒と一緒に焼くケーキですが、

長い間熟成させる程、美味しくなると言われており、クリスマスには、次のクリスマスのプディングを作り始めるのが、伝統的なやり方)

とか、5㎝位の、小さなフルーツパイ(あまりおいしくないと思う)が、定番。



こんなのは、家で手作りする人も多く、家族や親族、又は友達と和気あいあいとクリスマスをしたり、教会に行ったりするのは、



日本でいうとお盆に似ているかな、と思うのです。



あくまでも、日本と比べても商売商戦が、少なめの、クリスマス


なんといっても、スーパーマーケットをはじめ、テーマパークなど、ほとんどのお店はお休みなのですから。


皆クリスマスがだいすきなのね?!


クリスマスが終わっても、新年になっても、町はまだまだクリスマス模様。


そら、これだけ手間暇かけてデコレーションしたんだから、あっさり片付けるのも勿体ないよね、


と、気分はいつまでたっても、クリスマスなオーストラリアなのです。



オーストラリア 離婚事情生物学的見地

2015-12-17 23:42:44 | 日記
オーストラリア人って、本当によく離婚、(結婚も)するんですけど、


ハタと気づいたことがあるのです。


世界中で、アメリカや日本、などの先進国ではほとんど一夫一婦制なんだけど、


一夫一婦制の国は、なんと20%ほどしかなくて、特に開発途上国では、一夫多妻が圧倒的多数です。


それを聞いて、”うらやましい!”と思われる男性は多いと思うけれど、



実は、そうでもなくて、自分があぶれてしまう可能性だってあるということなのです。



20・80の法則、と言うのをご存知の方も多いと思うけれど、



ここでもそれが適用されて、トップ20%の男性に、女性が集中する、という現象が起こります。


生物学的に言うと、男性は精子を無限に持っていて、100人妻がいれば、100人の子供を1年で作れる可能性があるので、


トップ20%の男がいれば、それで十分という計算になるのです。


女性は卵子が1つしかなくて、進化してゆくためには、生存競争に強い子供を残したいという本能を持つように作られていて、


より、良い遺伝子を持った、より子育てに良い環境を提供してくれそうなトップ20%にに集中する、という事が起こるのです。


で、自分がトップ20%に選ばれるだけ美しいかどうか???


  ”じゃあないな!” と気づいた女性はどうするかと言うと、


先ずは、私の場合、


せめて、太らないようにウェイトトレーニングするとか(やりすぎちゃった)


かわいく振る舞うとか、、、(気持ち悪がられる年になっちゃた)


教養を高めるとか、


色々あるけれど、


男性はどうするか。


とにかく、仕事頑張って出世するとか、


誠実になるとか、


まぁ、色々あるんだろうけど、


実は裏技があるのです。これは、ン百年も前からある裏ワザで、人間に限った話ではなくて、


他の動物、例えば、鳥類だってするのです。


誠実さを示して、一人の女性と結婚する。


...で、すぐ離婚して、次の人とまた、結婚する、、、で、シングルマザーが増えて、政府の財政を圧迫するので、


だから、イギリスでは、父親鑑定、なんてのをやっていて、本当の父親を見つけて、養育費を払わせるのです。



女性の裏技は?



とにかく、誠実な人と一緒になるんだけど、


遺伝子の良さそうな男と(要するに自分好みの男性)浮気するのです、、、、



で、その子を誠実な夫に育てさせる。



勿論、こんな事意識している人はいないし、


人間の場合はモラルや良心があるので、そうそうは無いことなんだけれど、



それでも、
アメリカ
の父親鑑定の調査では、約20%は、本当の父親とは違う遺伝子の子供がいたという結果があります。


オーストラリアの場合、才能主義だから、まだ見えぬ才能を磨く努力はしない。


だから、さっさと諦めて、裏技に走るのね?










オーストラリア 教育事情

2015-12-17 23:42:44 | 日記
オーストラリア人は、才能主義。


出来ないものは、やらない。我慢なんてしない。


例えば、ピアノを教えてるのですけど、


日本人のお母さんは、一旦始めたからには、やめずに頑張らせようとするんだけど、


オーストラリア人のお父さんは、”この子には才能なんてない” ”習わせても無駄だし、無理させたら可哀そうだ”


と、そら、あんまりじゃないですか???


子どもは、これで練習しなくて良い、とせいせいするだろうけど、期待もされてないんじゃ、


やる気なんて無くなってしまうじゃないですか?


学校だってそんな感じで、早いうちから、君にそれ、向いてないから、こっちに進みなさい、なんて決めちゃう。


才能のある子どもはどんどん学年ショートカットしていて、世界選手権なんてのも、受けさせられちゃう。


うちの子のピアノの先生なんて、17歳で大学2年生になって、コンサートまでしてるのです。


でも、そういう子供って、全体の20%にもならない?


後の80%以上の子供は、人生諦めちゃうじゃないですか? 才能、まだ見えてない子供もいるんですよ!


で、居直って人の足引っ張ったり、どうせダメなんだから努力もしないし、変われることにも気づかない???


虚しさなんて、マリファナ吸ったら吹っ飛んじゃう? マリファナ吸う人多いのはきっとそのせい?



才能なんて言うのもは、段階と言うものがあって、天才が100%だとすると、


80%があったり、20%があったりすると思うのです。天才なんてそうそういないんだし、


才能がそこそこあっても、磨かなければ光らない。


折角の才能。気づかずに埋もれさせてしまって、自分の人生、30%位の力でしか生きてないなんて、勿体ない。



日本なら、80%なら頑張って120%になる人もいるだろうし、0%だって、70%位になる人だっていると思うのです。


だから、オーストラリアのピアノの上位入賞者は、ずらーっと、アジア人。


他の先生も言ってたけど、オーストラリア人は、練習しなくても弾ける才能のある子供しか、入賞できない。


私なんて近所でも学校でも有名なくらいひ弱で運動音痴だったから、今、運動を仕事にしてるなんて言うと、皆驚くのです。


   ”可能性は無限”




自分の人生、頑張って、日本人なら、300%位で生きている人だっているんだし、



私も、どうしたら、実力以上の素敵な人生を生きられるか、模索中!









オーストラリア 言葉の違い事情

2015-12-02 23:31:31 | 日記
当たり前なんですけど、オーストラリアの日常語は英語


ただでさえ聞き取れない英語なのに、オーストラリア訛りがあって、


NEW Horisen English なんて言う、アメリカ英語を習った私としては、二重苦になる訳なのです。



ましてや、国際結婚した場合なんて、日本人と住む機会もなくなって、ほとんど一日中、英語。


聞き間違いとか、勘違いが多くて、イライラしてしまうこともあるんだけれど、


実は、良いことも結構あって、


お互いに一生懸命相手が何を言っているのか聞きあうんだけど、人間ってそう言う時って相手のことを思うでしょう?


まあ、いいかぁ!と、諦めて、相手の顔をまじまじと見て、何を言いたかったんだろう???


って、色々想像したりします。


愛を育むのには、言葉は少なめのほうが良いのです、、、、だって、好きなように解釈できるでしょう?


もしも喧嘩したって、相手が怒って何か失礼な事言ってるんだろうけど、そういう時なんて特に、スラングとかも使うから、


何を言ってるかわからないし、、、、何言ってるんだろう?すごくおこってるなぁー、、、みたいに。


ひどいことを言ってしまった時も、相手に伝わってなかったりして、ほっとすることも。



で、夫婦になって、妻の日本語なまりの英語に夫が慣れるから、


妻が誰かと英語でしゃっべっている時、相手に通じなくて、


旦那さんが妻の英語を翻訳している(?)なんていう風景はよくあるんだけれど、実はこの辺からが危ない。


オーストラリアの国際結婚の離婚率は70%なんていうけれど、私が思うに、


国際結婚破たんの原因は、文化の違いなんて、それはいいわけであって、


お互い、相手のことをよく聞く必要がなくなり、よく聞こうともしなくなり、自分のやり方を主張するようになり、


喧嘩になる、と言う、別に日本人同士だってするパターンと同じだと思うのです。


ただ、


ドイツ語は詩を書く言葉

フランス語は愛を語る言葉

イタリア語は歌を歌う言葉

スペイン語は祈りを捧げる言葉

ロシア語は人を呪う言葉

英語は商売をする言葉

日本語は人を敬う言葉


なんて、言うけれど、日本語の”人を敬う”やり方を英語にして喧嘩したら、オーストラリア人の夫、負けるんじゃないかなぁ、


と思うのです。だって、すごく理路整然としてないと丁寧に言えないでしょう?


だから、今まで、助けてやっていた妻に負けそうになり、逆切れして破たんするのかな?と。



やっぱり、今まで違う人生を生きてきた人と上手くやってゆくのって、国際結婚でも、日本人同士でも、



そうそう、かんたんではないなぁ、と思うのです。