オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア お気楽学生生活

2014-07-25 21:44:45 | 日記
オーストラリアの学校は、日本の学校より遥かに気楽です。


何と言っても、親の考えで、子供たちの就学を遅らせたりするんですから。


勿論、お医者様や、学校の先生の意見があったりもしますが、


いじめっ子がいるから、この先ずっとあの子と一緒じゃネ、という理由だったり、豪華に家族で世界旅行で家族の親睦の為だったり。


おまけに、特に勉強の出来る子供は、スキップと言って、1年上に進んだりしますから、1学年の中で、年齢が多少違う事は良くある事で、


年齢差で、いじめられたり差別されるという事はありません。


国際色も豊かで、それこそ、子供の頃は、たまに、人種差別的な事を言う子供が居たりしますが、

人種差別については、学校側も厳しく言っている上、ハーフの子供も多く、ハーフでなくても、

おじいさんやおばあさんが、国際結婚をしていたという人は、かなりいるので


年齢が増すにつれ、人はそれぞれなのだという事を実際に体験するので、許容範囲が大きくなり、


多少人と違っていても、それが原因で差別すると言う事も無くなって来ます。


けれど、食べ物の違いは受け入れにくいようで、

時々、クラスの親睦会など、食べ物を持ち寄ってパーティをしたりするのですが、


せっかく、お母さんが皆で食べるように作って下さったのに、珍しすぎたり、口に合わなくて、誰も食べてくれなくて、
 
お母さんの努力を気遣って(?)その子供だけが、一人で全部食べるという、何とも可愛そうな事実もあったりします。


うちも、以前、パーティに、あん団子を持たせたことがあったのですが、きれいに無くなって帰って来たので、喜んでいたら、

誰も食べてくれないので、ちの子が、一人で食べたという、かわいそうな出来事があります。

、、、それ以来、日本独特のものは、パーティには持たせないようにしています。


こちらの学校のランチタイムは、自由に好きな所で好きなもの同士食べますから、先生の目も無く、

お弁当に入っている珍しい食べ物は、みんなの興味の対象になり、分けっこされたりします。

それが口に合わないと、からかわれる原因になったりする事もあり、余り見慣れないものには注意が必要ですが、反対の場合もあります。

子供の友達に、インド人の子供が居て、いつもカレーを持ってくるらしいのですが、その匂いが皆を羨ましがらせているようで、

うちの子もカレーを食べたがります。



今は2人とも中学生になり、宿題やテストが多くて、家で何時間も宿題に時間を取られる様になりましたが、


それでもやっぱり、日本と比べたら、高校受験や大学受験も無い、放課後に塾にかよう訳でもない、オーストラリアの学生は、


それなりの悩みなんかもあるでしょうけど、それでもきっと、日本の子供より、気楽で楽しいでしょうね!








オーストラリア 離婚裁判のやりかた

2014-07-24 23:05:18 | 日記
実は、先日裁判だったのですが、

そもそも、離婚裁判なんて日本でもやった事ないし、


日本はオーストラリアほど離婚しないので、知り合いから、そんな話を聞くことも、ない方が多いのではないでしょうか?



私もまさか自分がこういうことになるなんて思っても見ませんでしたから…


先ずはじめ、前夫に、いきなり、”弁護士を立ててね”と言われて、知り合いの人に薦められるまま、弁護士を決めたのが?年前。


?年も、絶え間なく争ってるんじゃなくて、


離婚裁判と言うのは、ここオーストラリアでは数が特に多く、一回裁判所に行くと、次は2ヶ月とか3ヶ月も待たないと、次のアキがないのです。

しかも、今日は、裁判長が風邪を引いて休んだとか、

裁判長の、同僚のお葬式があったとか、


延期に延期で、兎に角、時間がかかるのです。


先日は、これから何をどのように話し合っていくかの、計画を立てる?、為の裁判だったのです。


この日は、11時15分から、と言う事で、少し早めに行くのが普通だと思うのですが、


どう言う訳か、私の弁護士が来ない!

前夫の方は、30分以上も前に、しかも弁護士3人も連れて、部屋の前で待っていると言うのに、うちは、遅刻ぎりぎりとか、

皆が裁判の部屋の中に入っているのに、私の弁護士だけ未だ来ない、とか言う事がよくあって、


一度は、日にちを間違えて、私も弁護士も、法廷をすっぽかすと言う、マイケルジャクソンよりも、大胆なことをしでかしているのです。


私は兎に角、どうして良いのかわからないので、弁護士の携帯に、早く来て、と催促するのですが、


”もうすぐつくから、大丈夫” の一点張り。

(裁判開始、何時も少し遅れます…遅れてくれて有難う)


やっときてくれて、いよいよ名前を呼ばれて、裁判長の前に座ります。


約20分くらい、ああだ、こうだと喋って、それで今日は終わり。



厄介な事に、私は、彼らが何を喋っているのか、95%わからないのです。


だって、多分、日本語で裁判をうけたとしても、専門用語とか使うので、かなりわかり辛いでしょう?

何がどうなって、何で私の弁護士が、裁判長に詰め寄られていたのか、おぼろげながら判るのは、


裁判が終わって、弁護士が、今日の成果を説明してくれる時なのです。

そこでも彼は、 ”今日は成果があった” 等と言っているのですが、何だか、前夫の方が有利みたい???に感じてしまうこともしばしば。



日本では知りませんが、そもそも裁判を始める前に、ファミリーカウンセリングという所に、行かされて、

ご親切な事に、本当にもう2人はやり直せないという、許可を貰うまで、離婚裁判は出来ないというオーストラリアのシステムなのです。



"貴方たちは、もう無理ね” という、証明をして下さったカウンセラーが、ご親切にも

”貴方、あの弁護士じゃ、勝ち目ないわよ” と耳打ちしてくださったにもかかわらず、

結局どうしていいか、何方を信用して良いかわからず、そのままここに来てしまった訳なのです。


でも、私はどういう条件下であっても、私自身が清廉潔白、正しい事を正直に言えば、何も問題はないと思ったのですが、


どうも其ればかりではない様で、弁護士に人の人生を左右する権限を与え賜うた何方かに、


人生は不毛だなと、申し上げたいこの頃なのであります。

オーストラリア パーソナルトレーナライセンス

2014-07-21 13:54:30 | 日記
自慢じゃないですが、


私がPCのライセンスをオーストラリアで取った10年くらい前、


パーソナルトレーナーになれる4級ライセンスは難関で、取れるのはほんの3パーセント程でした。


何故そんなに取るのが難しいかと言うと、単に学科や実技が難しいと言うのではない、ある理由があるのです。


今日はそのお話をします。



日本でも一応資格はありますが、資格無しでもフィットネス界で働けます。


私は多くの国で通用するライセンスは持っていたのですが、そのライセンスではオーストラリアのフィットネス保険に入れないので


こっちのを取る事にしたのです。


勉強は、殆どが知ってる内容なんだけれど、英語なので、特に、名前を覚えるのが大変です。


こちらに来て未だ数年だったので、頭が新しい英語単語で、飽和状態の上、


ジョンとか、テイラーとか、ミシェルとか、こっちに来て出会った、身の回りの人の名前すら覚えきれないくらいなのに、


そこへ、骨や筋肉や、果ては、くだらない冗談まで英語なので、何処から何処までが授業なんだか判らないし、


頭が英語に拒絶反応を起こして、それはそれで、たいへんだったんですけど、


問題は卒業課題なんです。




何処かに行って、パーソナルトレーニングをして貰えとか、

夏の炎天下、良いタイムが出ないひとが一人でもグループにいる限り、その人が良いタイムを出すまで一緒に何回も走らされたりとか、

自分で出来る事は問題ないのです。



私自身困ったのは、協力のいること。


人を10人集めて、1週間、運動指導して、その成果を書いてもらえ、とか、

5人の人の、パーソナルトレーナーをやらせてもらえ、とか

果ては、プロのスポーツ選手に御願いして、パーソナルトレーニングを3日やらせてもらえとか。


それって、トレーナーの仕事じゃなくて、営業の仕事じゃないですか????

それだけ、人を集められるなら、どこかのジムで働かなくても、自分で開業できるじゃないですか?!

これらのうち、一つでもできれば、それだけで十分、やってゆけるじゃないですか?


こうして、

情熱と高い理想に燃えて、難しい授業と、筆記試験をこなしても、この、借り物レースのような課題をこなせず、


明日伸ばしにしているうちに、卒業課題提出期限の約1年が過ぎ、殆どの人が取れずに


終わっていったのだと思います。



きっと、高い授業料の元を取れなかった人が、苦情をいったのでしょうか? 今では97%が取れます。


いったい誰があんな無理難題を考えたのでしょうか???



因みに、パーソナルトレーニングは、同じクラスの人と協力しあい、

グループエクササイズは、よそのスポーツクラブの採用試験を使い、

プロのスポーツ選手は、何処に行っても誰か知らないか、回りに人に聞きまくり、つてのつてのつての、その又、つてで、

某テニスプレーヤーに教えさせて頂きました。








オーストラリア おしゃべり

2014-07-15 22:22:20 | 日記
真冬のゴールドコースト。

サウナは格好のおしゃべりの場所なんですけど


ここにいて、何が日本と違うかって、当たり前ですが、言葉なんです。


これは、別に日本を出れば、何処の国に行ってもそうなんでしょうけど、


やっぱり、日本語で話せない事には、大きなハンディキャップがあるのです。



コミュニケーションというのは、相手を喜ばせるためにあると私は常々思っているし、


軽い言葉のキャッチボールは、お互い仲良くなるために、有効なツールだと思っているのですが、


そこは何せ、英語だし、暑いサウナの中なので、相手が何を言ったか、正確に聞き取れない事もよくあるし、

早く喋ったり、スラングだったり、冗談だったりすると、全く分からない事があるのです。


でもそこは、そのときのムードで、いちいち、会話を止めて、聞き直そうとは思ってないし、皆につられて、笑ったり、相槌を打ったりしてるわけで、


大体は、楽しい時を過ごして、仲良しになるのですが、



、、、、自分でも良く分からないのですが、何故か相手が怒ったりすることがあります。

日本人の友達も、”そうなんだよね、オーストラリア人って急に怒るでしょう?”  と、言っている人が時々いますが、


 ”そんな事は無いでしょう?きっと何か、気に障ることを言ったんじゃないかな” と私は思うのですけど、


*但し、マリファナの愛用者は、本当に急に怒ったりします。オーストラリアはマリファナ吸う人が結構いるのも事実。


なんせ、英語力不足、表現の仕方が悪かったのかもしれないし、何かを聞き間違えたのかもしれないし、限りなく自信が無いのです。


気をつけなくちゃいけないと思うのですが、どうしても分かりづらい時もあります。例えば、今夜あった出来事。


 ”英語の学校、どんな具合?” と聞いたら、

”馬鹿じゃない?くだらない事を聞かないで!”


おまけに、彼女の旦那さんに、


 ”君は言葉に気をつけなくちゃいけない。僕の妻の気分を損ねたじゃないか。くだらない事は聞くな”




と怒られたのは、以前、他の女性に、

にっこり笑って(他の人にもそうやるように)、 ” How are you?(調子いかがですか?みたいな、ご機嫌伺いの挨拶)” と言った時、


”いやな人ね!何時も調子悪くて、良いことなんて無いんだから聞かないでっていったでしょう!”


とマジで怒られた時のような、衝撃を受けました。


はい、彼女、確かに前に、そう言いました、けど、まさかマジで言ってるとは思ってなかったのです。




ああ、こんな夜は大いに悩んでしまうのです。


日本語で思い切りしゃべりたいなぁ!






オーストラリア タイプの女性

2014-07-13 11:28:40 | 日記
勘違いも含めて、


日本の女性は結構、外人にもてるんです。だから、


若いお兄さんたちから、日本人の女の子を紹介してね、って、頼まれたりします。


 ”で、どういう人が好きなの?” 



と聞くんですけど、オーストラリアの男性の好みの女性像で、結構多いのが、健康でお金持ち。


なんですか? 


私、一般的に男性はビジュアル系で、綺麗とか、可愛いのはトップに来る要素だと思ってたんですけど、


まあ、結婚となると、容姿より実質かも知れません?


本音はそうかもしれないけど、日本の男性だったら、そんな事、言いますか???


とか、色々悩んだのですけれど、



昨日、又、そういうことを言っている、ハンサムなお友達に逢ったので、聞いてみると、


”だって、勉強すれば、ちゃんと技術職につけるし、まじめに一生懸命働けば、それなりに、お金だって儲けられるはず”


”何も無かったら、今まで何をしてきたんだろうって思う”


と言う事だったんですね。


オーストラリアでは、大学入学試験が無いし(但し卒業時の成績で、行く大学を決められる)、質の良い専門学校だってあるし、

誰でも何時でも、その気になれば、政府もそれを助けてくれるので、高等教育が受けられるのです。

だから、年配の学生だって結構多かったりします。

どういう仕事に就き、いくら儲けるかは、その人の努力次第、と言う事なんでしょうか。



成るほど!


人生、何時でも何時までも、ストイックに頑張りましょうね!