オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 再婚事情

2017-02-24 00:25:04 | 日記
この頃は、日本でも気軽に(?)離婚する人が増えて、3組のうち1組は離婚になるそうな。


そして、4組のうち1組は再婚カップルだそうですが、それでも、


まだまだ、オーストラリアの気軽さ、には勝てないのです。


だって、自分の親が再婚だったなんて言う人も多くて、親だって文句言わないから、気軽にできちゃう?


おまけに、日本では、子連れである事や、年取ってることは、


再婚のハンディキャップになるけど、オーストラリアでは関係ない?


こちらの男性は、相手の女性の子供だって、大切に育てる人が多い気がします。



それどころか、離婚になったら、子供の取り合いになって、自分の本当の子でないのに、


親権を取られたりする例だってある位なのです。すごく変!


まあ、子連れは嫌だ、なんて言ってたら、相手が居なくなっちゃいますけどね。




ヨーロッパ諸国でも、年の近い人を望む人が多いし、


日本の男性みたいに、絶対的に若い女の人を望んだりしないのです。それどころか、



貴方を子守するのは嫌、だから、若い人は遠慮してね、と軽くいなしちゃう。



いいなぁ!と、おばさんとしては思うけれど、



でもこれって、生物学的に考えると変なことなのです。


男性というものは、より多くの子孫を残しなさい、と、脳にプログラムされいるので、


だから、若い子を選ぶようにできています。(だって、人間は年に一回しか子供を産めないでしょ?)


妊娠の可能性も高いし、先もまだまだ、妊娠できるのですから。



私が初めてオーストラリアに来た時、英語を習った美人教師のアンは、5回も再婚しているのです。


 "どうして分かれたの?" と聞くと、最初の時は、お互い、相手の性格にあわすことが



出来るほど、若くないから(すでに40歳以上)、別れましょう、という事で。



で、2回目は、随分年下のシンガーの彼が、アンをあてにし過ぎて、生活費稼いでくれなか


ったから。


で、その次は、なんとアラスカまで飛んで行って、腰までの長靴をはいて、川に入って、


サーモンなどを採って楽しんでいる幸せそうな写真なんて送って来ていたのに、


いつの間にやら帰って来て、又、英語を教えていたのです。


その時の離婚の理由は聞いてないけれど、まだまだ、恋をしそう?


美人だったら何回でも結婚できる?


私なんて羨ましい限りなのです。


私のオーストラリアの親友、マリリンなんて、46歳の若い?彼氏がいます。


マリリンは60歳済んでるんだから、実際、彼はかなり年下なのです。


彼曰く、″美しかったら、何歳でも関係ない ″と。


こちらでは、80歳でも、モテモテのおばあさんだっています。



お化粧して、ピンクの口紅なんて縫って、可愛いくしておられます。


お相手はやはり、同年代。そらそうよね?



パートナー選びは、もはや、本能の支配するところではなく、日本の様に、血縁だって気にならない?


何のために結婚するのかというと、社会生活の為?自分の心の為?



因みに、日本の離婚率は世第30位。 オーストラリアだって、たったの20位なのです。



世界一の離婚大国ロシアなんて、結婚の7割は、浮気破たんするそうで、



世界的に見て、男性の4人に一人は、自分の子供でない子供を他人の子だとは知らずに育てているとか。


生物学的に、男性が浮気をするのは、



努力により、自分が生き残って行ける強い遺伝子を持った、子供をたくさん産める女性を


引き付けるだけの努力をしなかった時の裏技。



女性が浮気をするのは、これも又、自分の子供が生きて行くためにより良い環境を提供できる、


高い権力を持った男性を得ることができなかった時の裏技。



裏技ばかり行使した男女関係、



これからどうなってゆくんだろうと不安に思うのです。






 

オーストラリア ファッション事情

2017-02-05 17:20:07 | 日記
日本のファッションも含めて、ファッションのこと、良く知らないくせに、



オーストラリアのファッションを語るのも、ナンなのですが、


日本に帰ると、やはり随分違うなぁ、と、思うのです。で、いったい何が違うかというと、


特にここ、ゴールドコーストは、年中暖かで、リゾートの地にありがちな、


カジュアルで、明る色のファッションが多いのが特徴だけれども、そういう事だけじゃ無くて、


日本人の様に、その色や、形が、自分に似合うかどうか考えるより、


服が素敵だから試着して(しない人も多い)、着られたら、買う。ここが肝心、、、


似合ってたら買う、のじゃ無い、と思うのです。



流石、マルチ民族国家オーストラリア、他人に寛容で、他人が何をしてようと、


”きっと、文化の違いなのね?”と、見逃してもらえるから? 



か、 きっと、個々人の心情にあった、服を自由に着てらっしゃると思うのです。



例えば、



ハイソックスをはいて、グリーンのチェックのキュロットをはいて、髪の毛、お下げにして、



旦那様とショッピング。きっと御年80歳くらい?



旦那様は普通のファッションなんだけど、きっと日本人の旦那様みたいに



”お前、その恰好、恥ずかしいから辞めてくれ” なんていわないんでしょうねー、


旦那様だけじゃなくて、誰も責めない。



若い女の子。



近年は、ボロボロのジーンズを切ったみたいなパンツ姿をよく見るんだけれど、(日本でも流行ってる?)


短く切りすぎて、ジーンズの下から、お尻が全部はみ出ちゃってるのです…


ミニスカート、これも、短すぎるうえ、フレアスカートなもんだから、動くたびに、チラッと見えそう。



おまけに太ってたりすると、もう、見えたパンツに迫力がありすぎて、見たくもないんだけれど、


それでも、思わず、見えるかどうか、気になって見ちゃうのです。


ボディコンだって、うすうすペラペラ安物素材のせい?なのか、


パンツのラインも、体に食い込んだブラジャーの紐のラインも丸見えの、まるで、



レントゲン?仕様のファッションなのです。



どうぞ 私を、おそってください、


って言ってるみたい? 凄く攻撃的。


今は昔、貞淑、なんていう言葉あったんだけどなぁ!



オーストラリアの男性、これを見てムラムラしない? 慣れてる?



彼女が、もし、日本の電車に乗って、おさわり痴漢に会ったら、


何て言うんだろう????


”この人、痴漢です!”と言って、触った手をねじりあげて、訴える?


で、触ったおじさんに向かって、お巡りさんは、


”挑発に、乗ったあなたが悪い?”


とでも言う?


それとも、”気持ちわかるなぁー”と同情してもらえる?




勿論、そういうファッションばかりじゃなくって、


裾の長いサマードレスも流行っていて(オーストラリア、今、真夏です)、凄くエレガントなんだけれど、


兎に角長すぎて、裾を引きずってる、、、、汚いなぁー、、、犬の糞とか、おしっことか、


痒い虫とかも、スカートの中に連れ込んで、お持ち帰りするんだろうなぁ…と、考えちゃう。


日本も平安時代には、十二ひとえ、ナンていう着物、引きずってたんですけどね!今は絶対しない。




”おしゃれすることを諦めている人 ”だって沢山いる。


太り過ぎている人、おしゃれする気力もなくなるのだろうけれど、そういう人って、


動作も緩慢。





おしゃれな人って、太っていても、動作は攻撃的? 機敏なのです。





日本は、季節に合っているかとか、自分の立場とか、人の目とか考えるのでしょうけど、


体格も、同じ様で、似合ってるし、上品でセンスもいいのだけれど、服装まで同じ。でも、


日本人も、もっともっと、自分の着たいものを、人目を気にせず好きな様に着たら、



もっと、元気な国になるんじゃないかな、と、思うのです。