オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 常識の相違 事情

2016-09-17 16:16:42 | 日記
オーストラリアに来て、何年もたつけれど、


日本の常識と違うなぁ〰と思うところが、小さなことなんだけど、ちょくちょくあるのです。



例えば、エレベーターに乗る時、


あと一人、詰めたら乗れるよ、と、言うところまでなんて、絶対乗らない。


長いこと待っていたりして、どうしても乗りたくて、乗ろうとすると、(日本人の感覚だと、つめたら、まだあと5人は乗れる?)



  ”まてないのぉ?”と、迷惑そうに言われるのです。



電車や、病院や、公園、などの公共のベンチも同じ。



座らせない、座らない。



疲れているので、狭い所に座ろうとすると、迷惑そうな一瞥、横は空いているのに、意地でも、ちょっとでも、動こうとはしないのです。



  〝こんな狭い所に座ろうとするな〝、と言うのがこっちの常識? 



で、座れない人は、別に気にする様子もなく、通路にどっかり座り込んだりする。


日本なんて、不良でも”うんこすわり”が限界。



 汚くて、下にすわりこむなんてねぇ...そういう問題?




車のマナー。


後ろの車が急いでいて、追い抜きたそうにしていたら、ちょっと横にとまって、先に行かせるのが、日本流の親切。


そういうの、滅多にないなぁ〰。



10台くらい、車を後ろに従えて、のろのろと、制限速度以下で走り続ける。


後ろの人、イライラしないのかなぁ!



イライラして、うんと近づけると、窓から、腕が出る...”FUCK!" ...そう、分かってるのね。



のろのろ走る貴方は、全然悪くない、と...




トイレの使い方。



日本なら、何処でもついている音姫、こっちではこの有名なプロダクト、誰も買わないだろうなぁー。



こっちの人、そういうの気にしてないと思うもの。



便器が割れそうなくらい、大きな音でパフォーマンスする、で、リズミカルに ”カラカラカラー”と気前よくペーパーを使う音。


そら、みんな同じことしてるんだから、こそこそする必要はないんですけどネ!





トイレの床に平気でかばんを置く衛生観念。



で、そのかばん、家の食卓の上や、ベッドの上に置くんでしょ?...ウーーーーン、考えちゃう。



裾を引きずって歩く長いドレス。



その裾で、色々な物、拾ってるんだろうなぁ〰



まあ、日本も平安時代は十二単着て、同じようなことしてたけど、今は絶対しない。



そんなことしたら、皆放っておいてくれないでしょ? ”お嬢さん、すそ、引きずってますけど?”って。



第一、外歩くとき、靴履かないでハダシで歩いたりする。



スーパーや、病院なんかでも、そういう人見かけるし、別に驚く人も、咎める人も居ない。



その足で家入って、ベッドに乗るんでしょ?



私そういうの絶対ダメ。



日本人の半分以上は、こっちに来たら、”不潔恐怖症”扱いにされちゃいそう?それとも、慣れて、豪に従える?




すっかりこっちの人を見慣れた頃に、日本に帰ると、突然に周りの人間が変わったように感じるのです


...髪の色とか、目の色とか見た目の事じゃなくて、、、



なんて言うかな、どの人もこの人も、


ざぁます言葉でも使って、お上品に、着物の裾を抑えながら、いそいそと、、、お出かけですか?



みたいな。



いいなぁ、日本!














オーストラリア コンテスト事情

2016-09-10 15:03:07 | 日記
日本でも、コンテストなんてあるのかもしれないけれど、


少なくとも、私のいた頃は、学校を休んで、ピアノのコンテストに行くなんて言う子供は、そうそういなかったように思うのです。


オーストラリアでは、Eisteddfod の季節になると、”Eistedfod に参加するので、早引きします” とか


当たり前の様に、別に、お嬢様お坊ちゃま、でなくても、”ピアノ”とか”ダンス”とか、”ドラム”とかとか、色々な理由で、



学校を後にするのです。



学校側も、他の子供たちも、”あ、行くの?”と言うような程度で、特別扱いじゃないし、第一、


学校のオーケストラや、コーラスに入っている子供も、学校から出場するので、当たり前の行事になってるんだけど、


出場する人にとっては、学校同士の競争にもなり、プレッシャーの多い時期になるのです。



ウチの子供も、今年はピアノのコンテストに参加したのですが、


練習してくれない。



難しい年ごろで、あんまり、練習しろって言うと辞めちゃうでしょ?



練習しないと下手になって、これもモチベーション下がるし...



なんでもそうなんだけど、辞めさせると、”ああ、お父さんは、ぼくの苦しい気持ちを分かってやめさせてくれた”ってなるし、



辞めさせなかったら ”お母さん、辞めさせないで、続けさせてくれたおかげで、ここまでできた”ってなるので、



どっちにしても同じなんだけど、



私としては、辞め癖もつけたくないし、


才能なんているのは、続けられること、が才能の半分以上を占めてると思うので、やれって言いたいんだけど、辞めさせないために、



すごく気を使っている訳なのです。


何だって、ある程度すれば、飽きて嫌になるなんて当たり前なんだけど、


この年になると、(うちの子、14歳と16歳です)


会場は、アジア人ばかり。


年を重ねるごとに、オーストラリア人が減り、教育ママの多い、アジア人が大半。



そもそも、教育ママって言うのは、子供をサバイバルに強くさせるため天塩かけて育てる、と言う、


卵を月に一つしか産めない女性の本能のはずなんだけど、


生物学的には、特に、若くないママや、旦那さんの遺伝子じゃなくて、良い生活環境をくれる人を選んだ場合は、顕著になる筈なんです。


若いママなら、才能無い子供にコストと暇かけるより、次の子供作った方が効率良いし、


旦那さんの遺伝子が良くないと思うなら、しっかり子供にサバイバル術教えないと、子孫途切れちゃうでしょ?



そんな事意識してるママいないと思うけれど、それが女性の本能。



...だけど、オーストラリア人のお母さん、どうなってるのかなぁ?



小さな子供の頃は、国際色豊かだった会場も、


年齢、グレードが上がると、オーストラリア人は殆どいないのです。




オーストラリア人は、才能主義。


練習前から、才能あるなしを決めちゃう。


で、お前は才能無いから、何か他のことしなさい、と言っても、何も才能無かったらどうするの?


無い人が殆どじゃないかなぁー。


だって、そういうレベルで才能決めちゃったら、本当に天才に近くないと、認めてもらえなさそう...


そんなことしたら、天才でなくても、練習すれば伸びる子供だっているのに、もったいないなぁ!



こうして、アジア人ママさんの、1年ぶり同窓会会場になった、ピアノコンテスト会場は、



日本人ママさん同士のおしゃべりでにぎわいあうのでした。







オーストラリア 英語学校 事情

2016-09-01 23:39:54 | 日記
流石、移民国家オーストラリアでは、英語を習いたいと言うと、政府は大いに援助してくれるのです。




移民国だけあって、英語が母国語でない人も多く、それぞれの国訛りがあったりして、



お互い通じなくて、ストレスがたまるので、何とかしたいところなのです。


こちらの移民になれば、英語学校へは、大いに援助してもらえるし、


私の様に、母子家庭とか、英語ができないと仕事ができないとか言うと、でタダで行かせてもらえるケースも!


有難いですね!





”英語しっかり習って、英語分かりませんでした、なんて、とぼけて誤魔化すなよ!”と言うところが、政府の本音なんだろうけど、


実際、英語が母国語でない人は、勘違い、分からないことも多くて、そういう人が、”EXCUSE" をしてしまうことが多かったのだと思うのです。




裁判の時だって、最近になって、供述書を自分で英文で書くのに、英語が母国語でない人は、いちいち、翻訳者に頼んで書いてもらって、


内容を理解していますと言う、証明書を貰わなくてはいけなかったりするので、手間もお金もかかります。


そんなの不公平でしょ?




”分からなかった””知らなかった” と言ってごまかす人が多かったのだとは思うけれど、実際、英語が分からないと言うよりは、



例え、通訳さんに来てもらって、丁寧に翻訳してもらっても、状況が分からないから、



それが良い事なのか、悪い事なのか、当たり前のことが、日本とは違ってたりするので、



判断できなくて、良く分からないのが、なんでなんだかわからないから、”分からない” と言ったりするんだけど、



そこの微妙なところ、分かってもらえないんでしょうねぇ〰。




さて、私の行く英語学校のメンバーは、海外から語学に来る人とは違っていて、皆、こちらの居住者。



フィリピンの様に、国の公用語が英語、なんていう人も居て、初心者クラスといえども、



日常語ぐらいは平気で喋れる人ばかりなのです。



私の様に、ヒヤリングが、すごく悪かったり、スペイン彼来ている、グラシアの様に、読み書きが良く分からなかったり、


発音が訛り過ぎていたり、等々。



中には、なんで習いに来てるのか、わからないような、英語の達人も居るけれど、それぞれに悩みはあって、例えば、


公用語が英語のフィリピーナ、英語のヒヤリングのテストをすると、一つも聞き取れなかったりするのです。



それね、そんだけ訛ってたら、English 英語とはほど遠い言葉に聞こえるよね!



兎に角、年齢層もまちまち、でも、結構高め? 若い人でも、30歳くらい? 上は50-60歳?




結婚して、子供もいる人が多くて、子供がらみの早引きや、欠席が多いのです。



国籍を見ると、私のクラスは断然、タイ人が多くて、次に韓国、インド、フィリピン、ブラジル、などなど。


時々、遠足や、課外授業と称して、ピクニックなんて言うのもあるんだけれど、その国々の、踊りを見せてもらったりもするし、



お弁当は必ず持ち寄り。



ママさんが多いから、その国々の本場家庭料理を食べられたりして、大いに楽しい英語学校なのです。