「日本維新の会」代表で大阪府知事松井一郎は、これまで補助金というアメで支持を集める一方で、大阪府民の人権を弾圧し文化や伝統や歴史を破壊してきてそれを大阪の発展だと自慢しているが、現在ではさらに、安倍政権に追従して手先となり手を貸すまでになった。安倍政権による米軍基地建設強行に反対し、自らの生活と人権を命を賭けて守るために行動する沖縄の東村高江の住民の行動を弾圧するために、大阪府の機動隊を送り込んでいるのである。
19日夜、菅官房長官は「警察官が不適切な発言を行った事は大変残念だ」と会見で述べているが、松井府知事は同日夜のツイッターには「ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労さま」とねぎらいと正当化する言葉を表明している。大阪府における反人権行政の成果の表れに満足しているという事であろう。
これが「日本維新の会」や「松井一郎」の「本当の顔」である。
大阪府民は「日本維新の会」のこのような姿勢を正当な事として許すのか?
もしそうであるならば、それが「大阪人の本当の顔」だと思われるが、
それでも良いのか?
人権侵害を許さない文化を育ててきた大阪が、人権侵害を推進する大阪へと正反対の体質へとめどなく変身しているが黙っていても良いのか?
そのような体質に変身したさせた松井・大阪府知事が「万博」を開催する意味は、高尚な理念は口先だけで、一言で言えば一部の人間の「金儲け」だけだといわれても仕方がない。
大阪府民は、「日本維新の会」や「松井府知事」に対して、派遣を取りやめるよう抗議要求しよう。派遣に関わる税金の使途を公表させよう。
(2016年10月20日投稿)