12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

試作品から発展?

2016-04-04 08:17:25 | 陶磁
さてなんでしょう?




石っぽい質感ですがこちらです。




以前、釉薬や質感を試しているときに焼いたもの。
狙ってたものとは全く違う赤茶色のモノができてそのまま中断していた。

赤茶色と言いながら中央が灰色になっている訳は・・・。

工房には水槽がありそこで活性炭を使っている。それを再利用できないかと思い素焼き温度で焼くことにした。
そこで活性炭をこの角皿に入れて焼いたのである。

結果は活性炭としては温度が高すぎたようで再利用はできなかった。(笑)
その代り角皿にはご覧のような色合いがついたという訳。

さやに作品と炭などを入れて焼く方法は広く知られている。
上手くいけば薪窯風の作品が取れる。

今回の結果は後からの色付けが素焼き温度でできるという発見。(自分にとって)
少し試行錯誤が必要だが、表現幅を広げるひとつの方法として使えそう。

質感を求める方は試してみるのもいいかも。
『もうやってるよ』という方もいるでしょうね。(笑)

さあ、どう使おうかな。(嬉)