5月 25日 (水)
久しぶりに、rindaちゃんとウォーキング。
コースは、「昔話の里を歩く」
スタート地点に車を停めます。
①「神代杉資料館」は、見つからず スルー。
②「横手沢分岐ゲート」ー芝川が増水した際、市内の農地被害を防ぐために、ここで分岐し、大倉川ダムに水を流す。杉林の中にあるので、ここもスルー。
③「鬼のいない村」
ーこの村にまつわる昔話ー
昔、富士山の麓に鬼が住んでおりました。白滝の滝辺りの村々に悪さをしておりました。
ある日、次兵衛さんという猟師が夜遅くに帰って来ると、村の入り口の橋に鬼が立っていました。次兵衛さんは、夢中で鉄砲の引き金を引くと、弾は、鬼のお腹に当たりました。次兵衛さんは、恐ろしくなって家に逃げ帰りました。
一方、鬼は、住処に帰る途中お寺に寄り、和尚を起こして薬をもらう事にしました。
和尚は、薬だと言って火薬を渡し、傷口に詰めて温めるように教えて、火打ち石を持たせました。住処に帰った鬼が、和尚の言う通りにしたところ、鬼は爆発してばらばらになってしまいました。
それから後、この地域では鬼が現れないので、節分に豆まきをしなくていいことになったとさ。
めでたし、めでたし?・・・残酷、残酷
バス停は、「足形」といいます。鬼が足跡を残した所だそうです。
~鬼橋~・・・鬼と出会った橋だそうです。
~新鬼橋と鬼橋の間でパチリ📸~
富士山の雪解け水が豊富に流れます。
大きな岩の上に祠があります。
橋の下に降りてみます。
水がとても綺麗
この川の上流には、甌穴(ポットホール)があります。それを、鬼の足跡だと例えています。
このすぐ隣が、「法蔵院」
あたりまえの有り難さ はい、心掛けます。
石仏に迎えられ、
ひとつひとつ お顔を拝見。笑顔が いちばん(^_^)
弥勒菩薩の様な お姿。
保存樹があります。
推定樹齢350年の桜~他の植物が寄生しています。
推定樹齢230年の銀杏。
見上げると、乳銀杏。老木に出来る気根だそうです。
形が お乳に似てるので、昔は、お乳の出ない母親が、お乳が出る様に拝んだそうです。⬇︎
④内野北谷戸の道祖神・・・明和8年、1771年に建てられました。相対道祖神で、隣に石祠があります。この地区には道祖神が多く見られます。
⑤内野の発電所・・・大正8年に発電を開始した芝川の水を利用した水力発電所です。現在も稼働しています。富士山の雪解け水は、電気にもなってくれています。
⑥内野神社・・・この地域の5つの神社を合祀しています。
ここで、お昼を食べます。いつものセブンです。
⑦左折(さおり)の石幢(せきどう)・・・石幢とは、六角形や八角形の胴体に経文や石仏を刻んだ石塔の事だそうです。
ここでも微笑む石仏様。
ここから、田植えが終わった田んぼを見ながら、気持ち良く歩きます。
⑧上半野の道祖神・・・仲良く腕を組む珍しい道祖神だそうですが、気持ち良く歩き過ぎて、通り過ぎたようです。突き当たりに出てしまい・・・あれ?違うね・・・
グーグルマップに頼ります(笑)地図が読めない2人です。コレが山の中だったら一大事!
大分、下まで降りてしまいました。コースより余分に上ります。
⑨文殊堂・・・文殊菩薩が飾られているそうです。もう、学力向上は願いませんが、物忘れがひどくならないようにお願いします。
スタート地点に無事に戻りました。
今日の歩数・・・コースより2キロ余分に歩きました。
今日の富士山は、雲の中にチョコっと顔を出していました。
暑い日が続いていた中、今日は軽く汗をかく程度で歩きました。
これから、暑くなります。でも、また、いろんな所を歩こうねとrindaちゃんと約束しました。
👟 おしまい 👟
しかし、足形、鬼橋とかの地名が残っているというのは、鬼にたとえての根深い風習とか戒め、願望があったのでしょう。(キツイ嫁が多いetc)
童話とか昔話で、残酷な話が多いのは、それだけ昔の生活は悲惨なことが多くて、残酷なストーリー展開のほうがリアルで説得感があったかなあ。いい時代に生まれて良かったですね。
上半野の仲良く腕を組む道祖神を見落としたのは残念です。
こういう夫婦和合を願うお地蔵さんも、案外あちこちにありますよね。気恥ずかしいような気もしますが、昔から庶民の素朴な願いだったのでしょう。
ですね
夫が、怪しげな薬を、私に勧めたら、飲まないようにします(笑)
むかしばなしは、子どもに読んであげる事が多いので、最近は、内容が現在の道徳観に合わないと結末を変えてしまうという話を耳にしました。
腕を組む道祖神を見逃した理由は2つあります。
ひとつは、このコース、道標が見つけにくい事。教育委員会に言わなくちゃ
もう1つは、2人でおしゃべりばかりしていて、ろくに地図を見ていなかった事です。この時、どこまでも続く田園風景に見惚れ、「田園だねー」「玉置浩二だ」「気持ち悪いよねー」「そう?私は歌は上手いと思うよ」「いつも青田典子、つれてるよねー」なんて馬鹿話しているうちに通り過ぎたようです
今から、新会員歓迎山行へ行ってきまーす