たわごと、独り言

テレビ大好き、映画大好き、おしゃべり大好き、あなたは?

メン・イン・ブラック 3〈ネタばれあり〉

2012年06月14日 19時41分09秒 | 映画
1作、2作なんか軽いおふざけお子様向き映画だった記憶があるけれど

10年経って ファンも成長したってことでしょうか

今回のお話が一番面白かった ま、大人向け? 懐かしの1969年へのタイムスリップですもの


相も変らぬネバネバベチョベチョお子様ギャグ満載だけど

タイムスリップしてからはちょっと控えめ?


タイムスリップだからしょうがないけど 今回はトミー・リーの活躍が少なかったのが残念

まあずいぶんお年を召した感があるからしょうがないんでしょうけど

その分若かりし頃のKを演じたジョッシュ・ブローリンがトミー・リーの雰囲気をよく出していたのには感激

違和感全くなしですもの


それにしてもウィル・スミスは相変わらずお若いこと 小気味のいいアクションが楽しいですね


タイムトラベル物につきもののタイムパラドックスもなんとなくスルーしちゃうところはご愛嬌?

1969年ファッションを楽しんでアンディ・ウォーホルまで出しちゃうんですもの

ファンには怒られそうな出し方だったけどね

ヨーコって名前だけだけど小野ヨーコのこと?


アポロ計画、野球 アメリカ人ならバッチリハマるとこもっていくのもファンサービスかしら

1969年なのに 信じられないメカが出てくるのはいいのかしらん

個人的にはグリフィンがお気に入り

「一人が助かれば別の1人が死ななくてはならない」なんて意味深な言葉を残して去っていったので

てっきりグリフィンが代わりに死んじゃうのかと思ったら

まったく意外な展開で

ロケットの打ち上げ台での死闘 まあハラハラドキドキ楽しめました

そして最後に KとJの初めての出会いのくだりは不覚にも涙が滲んじゃって



ま、なんにしても充分楽しめる映画だったと思います


最後の最後グリフィンの予言は意味不明だったけど

チップと隕石地球衝突 何の関係があるんだか



それにしても3D眼鏡 重いし疲れる… ずっと左手で支えながらの観賞 何とかなんないのかしら
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pina/ピナ・バウシュ 踊りつづける命

2012年04月03日 19時32分54秒 | 映画
久しぶりに時間が取れたので映画を見ることにしました

いつも行く映画館ではピンと来るものが一本もなく

たまたま知人に勧められた映画館を検索

予定時間内でうまく収まる映画、見てみたいと思える映画、ぴったりはまる映画ってなかなかありませんが 見つかりました



「ピナ・バウシュ踊りつづける命」です

バレエ映画かと思って観ることにしたけど

全然違う

コンテンポラリー?なのかな

踊り大好きなのに ピナ・バウシュのことまったく知らなくって お恥ずかしい限り


でもこれも出会いなんでしょうか

ぐいぐい惹きつけられて どっぷりピナ・バウシュの世界にはまってしまいました


クラシックバレエって若い人が主だし 体型も群舞などほぼ揃っています

でもピナ・バウシュのヴッパタ−ル舞踏団のダンスは違います

老若男女 多国籍  大きな人 小柄な人 個性的な団員達です


踊りも舞台なのに土を敷きつめたり 大きな岩と水を使ったり

度肝を抜かれる構成

舞台で踊るだけでなく外にも出てしまうし とにかく既成の概念を取っぱらった意表をつくものでした

街中を走るモノレールの中と外での踊り

男と男の愛の踊り 人間とカバの愛の踊り どんどん垣根は取り払われて行きます


ピナ亡き後 その喪失感を埋めるように ピナへの思いの丈が伝わってくるようでした


圧巻だったのはクライマックスの水との戯れの踊り

総毛立つ という月並みな言葉では言い表せない感動が 満ち満ちていました


映像でこれだけ伝わってくるのですから 生の舞台を見た方々 羨ましい


最初と最後延々連なって歩き踊る団員の姿は 感動的です



満足度100% 行って良かった…








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ヒューゴの不思議な発明 〈ネタばれあり〉

2012年04月01日 17時50分15秒 | 映画
予告で見たり ま、タイトルもそう思わせる感じだったけど

思っていたファンタジィな展開の映画ではありませんでした

予想を裏切ってくれるお話で レトロな色合い 贅沢なセット 何よりピュアな子どもたちの演技

そしてよもやの映画ファンのためのオマージュ満載映画だったのです


わたし的には3D映画は疲れるだけで好きではなかったのですが

この映画は素晴らしい!!


導入部分から一気に引き込まれる奥行き感 雪のリアル感 駅構内のほこりの臨場感

駅の時計台の裏側といい 3Dってこういうふうに使うと格調高く見られるんだと実感した次第です

〈他の予告映画のこけおどし3D映画って飛び出す絵本感覚なんですもの)

輸入物の上質な絵本を読んでいるようなわくわく感がありました


それにしてもタイトルと予告が中身と違い過ぎるのがまずいですね

ファンタジーを期待して子供と観に行ったら肩すかしを食うでしょうし

映画大好きな少年の心を持った大人のための映画(スコセッシ監督自身そうだと思うけど)だなぁというのが素直な感想です


そんな映画だからか出演者も贅沢極まりない

ジュード・ロウ  ヘレン・マックロリー  クリストファー・リー  サシャ・バロン・コーエン

画面に深みを与えてくれる面々

ついどこかにジョニー・ディップが出ていないか探してしまいましたが 残念



わたしが一番嬉しかったのはジョルジュ・メリエスの名作を見ることが出来たこと


まさかパパジョルジュが ジョルジュ・メリエスだったとは

そしてヒューゴのからくり人形がそこにつながって行くなんて

これだったらタイトルは「パパジョルジュの不思議な発明」じゃありませんか

まあこのタイトルじゃネタばれもいいところですけど


数々の名作の名場面が随所にこの映画のスリリングな場面で出てくるのも嬉しい限り

時計の針にぶら下がったり 列車が構内を暴走したり 


3Dならではの場面が数々出てくるのでぜひ3Dでご覧になることをお勧めします

〈それにしてもあのメガネは重くて疲れるんですよね いっそのことヘルメットみたいにかぶってカチャッて下ろす方がどんだけいいか…)








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木漏れ日の家で

2011年05月13日 17時21分05秒 | 映画
岩波ホールで上映中のこの映画

地味な映画ではありますが年配の方々で一杯であります

かく言うわたしもシニア料金 本人そのつもりなくても世間的には立派な高齢者になるのかしら


主演女優が91才(撮影当時)と言うのにも驚きですが

今現在95歳になっても なおかくしゃくと舞台に上がっているのにも驚き

森光子さんにも負けていない…



一人思い出の家で暮らすアニェラ いや一人じゃなかった 愛犬フィラと一緒

91才だから元気溌剌とはいかないけれど 自分の身体と折り合いをつけながら日々静かに暮らしている

本当は紅茶を飲みたいけど自分でいれられないし、入れてくれる人もいないからリキュールを飲む

それってカッコよくない?

隣近所への好奇心もしっかり持っていてオペラグラスでしっかりチェック

一人息子も孫も可愛くないし

ある意味偏屈かも


でも残り少ない人生と死後残される家の行く末を案じて

最高の決断を下す


もう最後は涙でいっぱいでした



そして得た結論


老後は子供に頼るのではなく 出来るだけ自立する

そのためには健康でなくてはいけない

グチでもなんでも聞いてくれる友が必要 但し人である必要はない 犬でも猫でもお人形だっていい

好奇心は失わない 


そして残したものは潔く次の世代のために使う



よ~し がんばるぞ 

って言っても ダンナ生命線が異常に長い 元気溌剌 たぶん私より長生きするだろうな…


 
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ベスト・キッド

2011年05月11日 15時29分27秒 | 映画
以前予告で見て「面白そうだなぁ」程度だったし

黒人の女の子だと思っていた位予備知識がなかった…

字幕見て「男の子だったんだ…」それくらい可愛い華奢な男の子だったんですもの


予想を裏切ってくれました


ジャッキー・チェンが今までのハリウッド映画で見る笑顔を封印

寂しげな背中の初老の男を演じていました

オーラなし ひたすら地味 でもちらっと見せるカンフーのシーンはきれがいい さすがです


出だしがカップめんを食べているハンの周りをハエが飛び回り

武蔵みたいに箸でつまむのかと思わせながらハエたたきでぺしっ

受けました

でもそのつぶれたハエを箸でつまんで捨てるのは…




なかなかいいとこ見せないんだけど

やっと見せてくれるカンフーシーン

寄ってたかっていじめられるドレ(ジェイデン・スミス)を管理人ハン(ジャッキー・チェン)が助けるシーン

いじめっ子をやっつけるのもすべて受け身でかわす 

相手が自滅するよう動いて自分は攻撃しない

ジャッキー・チェン カッコいい


そしていじめられっこドレがホント 可愛い

いじめられ方も半端じゃないし 結構まじやられてる?って感じだった

だからひ弱なドレがハンに鍛えられてめきめき上達していく様は見ていても気持ちがいい

ま、なんで万里の長城でやる?みたいな部分はあるけど

中国のきれいな映像がアメリカ的なのかな


美少女?があまり可愛くないのも好感持てる


リメイク版なんだそうだけど とても面白くって一気に見ちゃいました

結構長尺だったけど それを全然感じさせ無い位引き込まれるくらい



ドレを演じた黒人の男の子

ウィル・スミスっぽいなと思ったら やはり彼の息子でありました

う~ん 血筋? 子役は大きくなると難しいけど

いい感じになってくれるといいんだけど

親がどう出るかにかかっています  頑張ってね






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ダンシング・チャップリン

2011年04月23日 23時44分44秒 | 映画
封切り二日目にいそいそと出かけました

予想以上の混雑 さすが草刈民代 人気がありますねぇ

ご夫婦でテレビに出まくって宣伝していましたからね


1部2部と休憩を挟んでの二部構成


バレエとは無縁だった周防監督が 大輪の薔薇 草刈民代を通してバレエの魅力にはまっていくさまが

一ファンの目線で好感が持てます


チャップリンの動きってバレエだったんだ…


それがこの映画を見た印象です


一人のバレエダンサーとして見たルイジ・ボニーノは落ち着いた魅力的な男性ですが

物真似でなくチャップリンに変身した時 まさしくチャップリンなんです

なで肩に肩を落とし ちょっと右に傾いた後ろ姿 チャップリン以外の何物でもない


天才ローラン・プティがチャップリンを彼の中に見出したのも当然です



1部の練習風景 これが重要なポイント

ダンサーが苦労して踊る様が2部のシーンでこう表現したかったんだと得心させてくれるんです

とにかくこんなバレエ映画見たこと無い


周防監督ってやっぱり凄い…

あのローラン・プティと堂々と渡り合っているんですもの

「二人の警官」と「警官たち」で周防監督が公園で撮影したいと主張したのに対し

ローラン・プティは「それなら私はやらない」まで言い張って どうなってしまうかとハラハラさせられましたが

こと映画に関しては譲れない周防監督


結果 暗い室内から離れた鮮やかな緑の公園のシーンは

見るものをホッとさせてくれるコミカルで美しい演目でした


バレエを好きな人はもちろん 今まで興味がなかった人にも楽しんでもらえる素晴らしい映画だと思います



あの名作がバレエならではの表現の中で違和感無く魅せられてしまいました
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ツーリスト

2011年04月16日 11時14分06秒 | 映画
シニア料金で映画が見られるようになって大いに楽しむつもりが

自粛でそれどころではありませんでした


やっとその気になったのでお出かけすることに


せっかく出たからには1本料金で2本見るつもり

あまり前評判は大したことはなかったけれど

楽しむにはいいかしらと選んだのがこれ

ツーリスト です

「ナイト&デイ」のトム・クルーズとキャメロン・ディアスみたいな

いわゆる巻き込まれ型活劇物

でも前者よりはひとひねりあるかな


何よりアンジェリーナ・ジョリーの魅惑的な妖しい役どころが魅力的

若き日の浅丘ルリ子のようなメイク 叶姉妹かと言うゴージャス感が 巻き込まれてもいいと思わせてくれます


ジョニー・デップ いつもと違ってもっさりした田舎教師風情が可愛い

パジャマ姿での屋根の上の逃避行なんてお茶目


お話自体は… ま、いっかぁ~

楽しめればいいのよ

すぐにベッド・インしないのもなるほどね だし 

お家の画面では味わえないハラハラドキドキが映画の醍醐味です


最後に「な~ンだぁ~」

つっこみどころは満載だけど娯楽映画ってこんなもんでしょ


気分転換には最適です


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魔法にかけられて

2010年12月04日 23時46分11秒 | 映画
ディズニー映画で育ったと言っても過言ではないわたし

子供のころから夏休みのお楽しみは渋谷のパンテイオンで見るディズニー映画でした

「白雪姫」「眠れる森の美女」「シンデレラ姫」などのお姫様物の数々

「101匹わんちゃん」あたりから卒業してだんだん違うって思い始めて見るのがつらくなってきましたが

「魔法にかけられて」はまさに王道のお姫様物のパロディ


アイロンかけながら観るには日本語版でぴったり

楽しみました




アニメの中のお姫さまが魔女の策略で現代のN・Yに紛れ込むお話

運命の人 王子様を探すお姫様

天然ぶりは笑っちゃいます


お人よし過ぎてホームレスにティアラをとられたり 果ては怪しげなお城の看板によじ登ったり

幼い娘を連れたバツイチの弁護士に助けられて何とか夜を過ごしますが

やもめ暮らしの汚れた部屋を片付けようと白雪姫さながら歌で助けを求めると

白雪姫の時は小鳥や小鹿、ウサギなどが部屋の片づけやパイ作りを手伝ってくれましたが

ここはニューヨーク 集まってきたのは 鳩、ハエ、ネズミにゴキブリ わ~バッチイ


彼らの協力で部屋はみるみる片付きます

でも気持ち悪いよね

もちろん片付けてもらった弁護士だってそう思うでしょ


部屋の入り口でつっかえるほどの広がったスカートのお姫様ドレス

お部屋のカーテンで勝手に作ったドレスに着替えたお姫様

何着もやってくれちゃう

でもこれって大事なポイントだったんですよね


先入観のないお姫様 汚いとか悪い人とかそんな概念一切無いし

愛を信じてやまない

それが次第に周りの人たちを感化していくんですからディズニー健在です


姫を探しにN・Yに後を追ってきた王子

合わせまいと邪魔をする魔女の使いと姫の味方のリス


可愛い


クライマックスの舞踏会ではビビデバビデブーのいい魔女がいないけど

現代の魔法 カードでお買いもの 素敵に変身


そこに登場したのがお待ちかねの魔女 さすがのスーザン・サランドン

これほど魔女にぴったりの人は他にいないんじゃないかしら

大女優の迫力満点


でもその後ドラゴンに変身したら可愛すぎて全然怖くないの

尻すぼみな終わり方にはちょっとがっかりでした


王子様とは結ばれず 真実の愛に目覚めたお姫様


最後にはみんなが収まるところに収まってハッピーエンド

パロディとはいってもやっぱりディズニー 


いまどきの終わらせ方に笑っちゃったけど 楽しかった


わざわざ映画館では見ないでしょうけどテレビで見るには十分楽しんだかな

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ナイト&デイ〈ネタばれあり〉

2010年10月27日 18時12分48秒 | 映画
久々のキャメロン・ディアスのラブコメ

とっても楽しめました

アクション物の体をなしていますが中身はしっかりキャメロン・ディアス目線のラブコメです

38才にしてなおチャーミングで有りナイスバディ

う~んやるもんですねぇ 

婚期遅れで若干焦り気味

いい男トム・クルーズと運命の出会い この機を逃す手はないとばかりぐいぐい迫ります


危険な男と知りつつも 危ないことに巻き込まれつつ

最後にはいい男ゲットのために自ら飛び込んでいく

お騒がせキャラのキャメロンの面目躍如といったところでしょうか


肝心なところは全て寝ている間と言うのも

アクション映画じゃないから許されること?



それにしてもトム・クルーズ カッコいい

48才にして アクションばっちり 笑顔を絶やさず撃ちまくり

カーアクションあり、バイクチェイスあり おまけに料理まで

まったく女性なら誰でも憧れちゃう理想の男を演じてくれています

なんであの年であの腹筋…

ガンガン人は死ぬんだけど血生臭くないのがお約束



キャメロン・ディアスも撃ちまくるんだけど 直接は殺さないところがヒロインたる由縁?

細かいところは気にしないで楽しめばいいのかな



怪しいトム・クルーズをキャメロン・ディアスが信じる決め手が

トムの実家 


戦死した息子の写真はまさしく彼だが

なぜか注文したことのないものが届いたり、何度も高額賞金のくじが当たったり

老夫婦 おかげで息子がいなくても暮らしには困らず仲良く暮らしている

「泳ぎが得意だったのよ」の母親の言葉に

彼が生きていることを確信 ついでに親孝行な彼を信じることに


平和な安穏とした生活に戻らずに

冒険のハラハラドキドキの生活に身を投じるんだから

こりゃやめられないわ


映画館で大きい画面で見てこそ楽しめる映画です

しかしその大画面でのアップにも耐えられるキャメロン・ディアスはやはり大した女優さんですね
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スープ・オペラ 〈ネタばれありです〉

2010年10月20日 19時30分29秒 | 映画
坂井真紀さんは好きな女優さんの一人です

若干古臭い衣装は叔母さんの作ったもののようで

それがとっても清楚なルイ(坂井真紀)の雰囲気に良く似合います

住んでいる家もレトロで懐かしい作り

そうそうこんな古めかしいいわゆるモダンな家? 憧れだったなあ


たんたんとしたルイの日常はルイを育ててくれた叔母のトバちゃんと二人っきりで一生続くようだったのが

突然のトバちゃんの結婚話で一変

トバちゃんが家を出てルイは一人暮らしを余儀なくされます


ルイが周りの人たちに振り回されながらも

ガラからとった美味しいスープを丁寧に作り、きちんと食事を食べる生活を続け

それに魅かれるように魅力的な初老の男トニー(藤竜也〉笑顔のチャーミングな年下の青年コウスケ(西島隆弘)がやってきて

不思議な三人の共同生活が始まる


なんかとても気持ちのいい映画でした


そしてトニーが父親かと思わせながら結果を出さないのもいいな

でも平泉成が父親だったら… それは嫌かも



コウスケがルイによって自信を取り戻した時 ルイを自分の所有物のように扱って

ルイがそれに違和感を覚え 断固拒否したのは 気持ちとても分かります

新婚当初ダンナがわたしのこと呼び捨てにしたらいやーなかんじだったし

いまだわたしたちは名前にさん付で呼んでいるくらいですから


きちんと自分と向き合って暮らすルイならばまたいつか戻ってくるであろう男たちも

淡々と迎えるでしょうし


35歳独身でも不幸ではない 良い生きかた だなって感じました


それにしても今の若い男の子たちは女性に甘えてすっかり骨抜き 草食系男子そのものですね

それに対して年取ってもぎらぎらのおやじ二人



そして女性陣のかっこいいこと 懐深く男の甘えさえ受け止めるんですもの




ルイの真っ直ぐ伸びた背筋は「ターン」の牧瀬理穂を彷彿させます

凛とした日常を大切にする女性は素敵

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