たわごと、独り言

テレビ大好き、映画大好き、おしゃべり大好き、あなたは?

キッチン ~三人のレシピ~

2010年09月04日 19時02分57秒 | 映画
ダンナ達が蕎麦打ちに興じている間 映画を観ることにしました

先日録画し忘れてビデオ屋に「コーヒープリンス一号店#12」を借りに行ったのですが

全部出払っていて 観たいのに見れない…

でも気分は韓国モードだったのでつい見る時間もないのに借りてしまったDVDです



シン・ミナと「宮」のチュ・ジフンが出ているとあらば それだけで目の保養になるかも


それにしてもお洒落な映画

キッチンとはいえ生活感のないスタイルブックのような家

美男美女のまさしくモード雑誌みたい


最初のSEXシーンだってちっともHじゃないしきれいなもんです


天真爛漫という言葉で片付けてしまっていいものか 若妻モレ

小さい時から兄貴と慕っていたサンインと結婚してそれを愛と信じて疑っていなかったのに

はずみで関係を持ってしまったドゥレと同居することになり 三人の生活が始まりました

やがて徐々にドゥレに魅かれていく気持ちを抑えきれなくなってくるモレ

でも夫も好き まぁ正直過ぎて ある意味立派


ドゥレもモレへの気持ちをぐんぐん募らせて それだけでもこちとら胸キュンです


こんな関係に終止符を打つのがモレの妊娠

夫との子供と信じて疑わないモレ 妊娠によって二人の仲を疑うサンイン

うがった見方かもしれないけど サンインは子種がない?

映画では触れていなかったけど そんな気がしました


三人の関係は壊れてしまったけど まだどうなるか分からない終わり方が曖昧でちょっと残念


最後まで生活感がなかったけど フランス映画のような恋愛主体のお洒落映画を思わせてくれました

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皇帝ペンギン

2010年08月13日 16時36分39秒 | 映画
この暑い夏にふさわしい涼やかな映画を見ました

どこにも行けない行かないこの休みダンナと二人で映画鑑賞と言う訳


「皇帝ペンギン」と「皇帝ペンギン~撮影日誌~」の二本立て


過酷な南極でのペンギンの生活を記録したドキュメンタリー?、でも声が入っているからドラマ仕立て?

ちょっと違和感を覚えつつも愛らしいペンギンの赤ちゃんに癒されました


それにしてもなぜペンギンはあんな酷い条件の地に住むことにしたのでしょうか

餌をたらふく食べて行く先は営巣地のオアモック 100キロも延々よちよち歩いて行くんです

まるで殉教者の列のよう


そして互いの相手を見つけるところから始まります

オスの数が少ないからメスがオスを奪い合う… 意外でした


そしてカップル誕生  カップルのラブラブな仕草はついにやけてしまいます

卵が産まれても素早くメスからオスへバトンタッチしないと卵が凍ってしまいます

不器用なオスだと見ていてもハラハラ ほんのちょっとのところで卵が死んでしまうと切なくなります


オスが卵を温めている間メスが100キロ先の海まで餌を食べに行く

その間オスは何も食べずにひたすら卵を温め続けて待ちます


海にたどり着いたメスの生き生きとした泳ぎ

餌を取るその泳ぎはCG加工かと思うほど迫力に満ちています

陸地のペンギンと違って海の中のペンギンはスピーディで美しい


お腹いっぱい食べても 自分が食べられてしまうことも有り そうすると帰りを待つ赤ちゃんも餌がもらえず死んでしまう


なんとも切なくただペンギンの一生を追った映画でしたがそのシンプルさがより心に残りました


そのあと続いて「皇帝ペンギン~撮影日誌~」を見ると

その撮影の様子が実に迫力ある映像として見られます

撮影隊もまた過酷な状況の中で命をかけての密着撮影 

いつも思うのですがカメラマンて本当にすごい 見る方は「わー すごーい」で済んじゃうけど撮っているほうはどんなもんだか

だからこのシリーズは止められない


リビングでのんびりとこの凄い映像を堪能させてもらって申し訳ないかも  改めて正座

ダンナもわたしもこういったシリーズが好きなので楽しませてもらいました





あんまり見過ぎたせいかDVDついに異音が発生

今度はおまえか


やばいかも…


  

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借りぐらしのアリエッテイ

2010年07月25日 22時51分45秒 | 映画
映画館のポイントが貯まったのでタダで見るチャンスが出来ました

お金払うほどではないけど一応押さえておきたい映画が「借りぐらしのアリエッテイ」です

でも劇場に行かなければ席が確保できません

前もって予約は出来ないんですよね


一回目買い物前早めに行ってと考えた時は家を出る直前まで席の状態を確認して行ったけど

午後の回はやはりお子様連れで満席… あきらめました


二回目は翌日の早朝を狙って行きました 12時に待ち合わせの約束なのでその前にと言うことです

8時40分の回しかとれませんでした


やはりお子様には大人気 ジブリって名前だけでも見ようかなって思うんでしょうね



わたしにとって「床下の小人たち」は子供の頃の一番のお気に入りだったのでそちらの期待度のほうが大


そういう意味ではちょっと物足りなかったかな


脚本がいまいち テーマがよく分かんない…


でも美術はやはり老舗ジブリ 素晴らしい

安心して見ていられる


アニメの方もいつものジブリ節 以前見たようなキャラはファンサービス?


新人の監督さんと言うことですがそんなに変わらない気がしました

と、言うよりも最近のジブリ お話が中途半端 最初の頃のようなメッセージが伝わってきません

時間不足? 千と千尋の時も感じたけれど行きつくところまで行っていない感じが物足りない


ジブリファンの下の娘でさえ 「う~ん微妙… 対象が曖昧」と辛口


ところで音楽は久本譲さんじゃなかったんですね

これはこれでいい感じ

いつもいいの見つけるんだなって思っていたらこれも売り込みだったって聞いてちょっと…


小さな小人の話 細々したものを利用するところとか水の描き方なんかはこだわっていて楽しく見ることが出来ました


帰りにもう一度読みたくなって「床下の小人たち」買って帰りました

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アリス・イン・ワンダーランド

2010年07月11日 15時53分29秒 | 映画
ようやく観に行くことが出来ました

一緒に行きたいと一番騒いでいたダンナ

あっさりと「オレ行けないから一人で行って」


もうこんな時期ともなると上映時間は夜のみじゃん

でも結構人は入っています



実はわたし3Dが苦手 あのメガネが重くって疲れてしまう

案の定疲れて途中手で支えて見る始末です




アリス・イン・ワンダーランド本編はさすがティム・バートン 暗い画面が綺麗

青虫の吐く煙、手前を飛び交う虫 こういう細かな物は3Dならでは 画面に深みを与えてくれます


あとの3Dは …  はったり? やはり慣れって怖い 初めて3Dを見たときの感動はありません

細やかなデティールは好きだけど飛び出す画面を強調されてもね…


映画自体はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の雰囲気をよく出していると思います

旧作のアニメ「不思議の国のアリス」のディズニーならでは話の持って行き方に違和感があったので

より原作に近いイメージはあると思いますが イマジネーションは型通り


アリス(ミア・ワシコウスカ)は清楚で可愛くてアリスのイメージにぴったり どんどん綺麗になっていく

狂言回しの帽子屋(ジョニー・ディップ)は何とも中途半端な扱いだったし

白の女王(アン・ハサウェイ) どす黒い口紅と黒いマニキュア 動きはアニメのお姫様そのもの

絶対最後にどんでん返しがあると思わせた位怪しかった…

赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)はある意味可愛かった

CGの小動物たちはさすがに素晴らしい 特に蛙ちゃん


細かなところは楽しめるのですが話の本筋がよく見えてこなくってちょっといらっとしました


好きなところはアリスが大きくなったり小さくなったりその都度サイズの合わなくなった服を着替えるところ

アニメの時は服もそのまま大きくなったりしていたので

子供心に「それは無いでしょ」と突っ込みを入れていたので納得


わざわざ観に行った価値はありました

結局この映画は「とびだす絵本」だったのですものね

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NINE

2010年03月31日 19時23分02秒 | 映画
予告を見てこれは絶対大画面で観たいと思ったけど

う~ん 微妙…


予告で出たミュージカルの部分はさすがです

歌も素晴らしい

いつまでも耳に残るリフレイン


何といっても存在感があるのがソフィア・ローレン

あのお年であの美貌 並みいる女優たちを押しのけてのオーラ

女優よね~


そして対するジュデイ・デンチ

いい女優さんです 彼女が出るとその場に深みが出ます


ベネロペ・クルス、二コール・キッドマン、 マリオン・コティヤール

そうそうたる女優陣の出演なれど、やっぱり何だかなぁの感は否めません


ストリップまがいのダンスを見ていると女優って大変な仕事だななんて気が別のほうに行っちゃうくらい

イタリア映画っていつも思うんだけど馴染めません


いっそのこと舞台のダンスと歌に徹しちゃえばよかったのに

何度も言うけど歌とダンスシーンは本当によかった
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アバター

2010年02月24日 18時47分53秒 | 映画
予告で見る限り「う~ 気持ちの悪いキャラ」

全く興味をそそられなかったのですが

同じ意見だった友人が彼氏に強引に誘われて観てきたら

「と~ってもよかったのぉ~」

「キャラの気持ち悪さなんて全然気にならない」

興奮気味に薦めてきました


なので早速観てきました

最初はやはり違和感がありました

3Dもディズニーの三段マルチのような、もしくは並行方とか交叉方等で見るような絵が浮き上がって見える

そんな感じの3Dでしたが

バンドラの森になってからの映像の美しさに圧倒されっぱなしでした

奥行きの深さ スケールの大きさ 細かな物の描写

どれをとっても3Dの技術なしでは表現しきれるものではありません


飛び出す映画 そんなくくりでは語れない素晴らしいものを見せてもらった気がします

特に私が気に入ったのはふわふわ浮くクラゲのようなエイワ、そのやわらかな動き

森の中のちっちゃな虫が手前を飛んでいるところ

落ちてくる火の粉 これらがさりげなく3Dで描かれているのがより深みを与えてくれているような気がします

話の内容としては未開の星を侵略する人間とそれと戦う原住民

族長の美しい娘と恋に落ちともに戦う主人公

など かなり手垢の付いたストーリーではありますが

森の描写の美しさで見せられてしまいます



それにしても出てくる星の生物があまりにも地球的なのには噴飯もの

ロボットみたいなのとか空に浮かんでいる岩など「宮崎駿か」と思わず突っ込みを入れてしまいました

大きな木めがけてミサイルを撃ち込むさまなど

きっと広島に原爆を落とした時もアメリカ人は原住民を淘汰する位の感覚だったのかな

そんなことを連想してしまいました

マシンガンに対抗して弓で戦う民族などまさしく

アメリカ大国と侵略される小国の図式です



長い長い映画でしたがちゃんと最後まで見ましたけれど

あの重たい3D用のメガネは何とかならないものかしら

メガネの上にあのメガネをかけて薄暗い画面を見ているとすごく疲れます


家庭で見るテレビも3Dの時代が来るって言うけれどメガネなしじゃなかったら普及はしないでしょうね
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Dr.パルナサスの鏡

2010年02月04日 19時11分31秒 | 映画
テリー・ギリアム監督の作品

それだけで妖しい世界が広がることはわかります

好きなのよねぇ~ 

こういうのこそ映画館で観るにふさわしい映画はないだろうなって思います


ヒース・レジャー亡き後親友 ジョニー・デップ コリン・ファレル ジュード・ロウ

この三人が鏡の世界でのヒースの役を演じていますが

全く違和感がありません


むしろイメージが広がって怪我の功名じゃないけれどいい感じに仕上がった


一度見ただけでは分かりづらいという相変わらずのギリアム節ではありますが

中世のようなおどろおどろした馬車や

なんともいえないアンティークでチープな簡易劇場

それに出演する若者と娘が昔風の二枚目とぽっちゃり丸顔のめちゃ可愛い女の子がぴったり


謎めいていて 怪しげで それでいて荒唐無稽

一人一人が魅力的です


草笛光子似のセレブのおばさまの妄想は笑っちゃいました

みんなが心にもっている欲望って画面にすると生々しくなってしまうけど

ギリアム監督の皮肉っぽい感性が結構つぼにはまってしまいました


またじっくり観なくっちゃ


最後の最後までちょっと遊んでいるのがギリアム流

エンドロールが終わっても席を立たないでね


またそのエンドロールだけど「A Film from Heath Ledger & Friends」が泣けちゃいます

みんないい奴ってか


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カールじいさんとデート

2010年01月03日 18時46分36秒 | 映画
今日で正月も終わり

珍しくダンナ「近場でちょっと出かけようか」

そんなわけで映画を見に新宿ピカデリーまで足を運びました

昨日のうちにオンラインで真ん中のいい席を確保しておいたからよかったけど

すごい人出 映画館は大賑わいでした


見たのは「カールじいさんの空飛ぶ家」

もちろん3D 熟年夫婦二人で見るっていうのもなんだけど

まあ何年後かのわたしたちの姿ってことで


でも決して子供だましではありません

ピクサーの短編もほのぼのしていて楽しかった こうのとりのお話です

もう一度見たくなるほどしみじみいい作品でした

ピクサーって人間嫌いなのかと思うほど人を醜く描くけど

今回は年寄りと子供が主なので可愛く描けていました


特に好きだったのはカールじいさんと奥さんとの出会いから亡くなるまで

もうそこだけでうるうる来ちゃいました


宮崎アニメの飛翔感とはまた違った風船のゆるゆるした動き

影の使い方の素晴らしさ 服地の質感 床の材質感

どこをとってもすごいとしか言いようがありません

基本的にCGアニメは好きじゃないけれど今回は脱帽です

有名なタレントを吹き替えに使わず上手な声優さんをちゃんと使っているとこも買い

細かなストーリーの粗さはは目をつぶっても十分楽しめました

これは映画館で見る価値ありです



仲のいい夫婦でリーダーシップをとっているほうが先に亡くなると

残されたほうは喪失感でどんどん負の方向に行ってしまう

それを断ち切って新しい出会いを大事にする

これがテーマなのかな だとしたら奥さんちょっと可哀相…

生きているときに夢かなえてあげてよね


二人で冒険できたら最高なのに  と、ちょっと思っちゃいました

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2012(ネタばれあり)

2009年12月01日 19時17分49秒 | 映画
大きい画面で見たい映画

ちょうど手頃なものがなかなかなくって

テレビでさんざん見所を見せていた「2012」を見ました


この間見た「ノウイング」とかぶってる…


地球上のあちこちで起こる災害

地球上の生物がすべて死に絶えてしまうと言うスケールの大きな話なのに

なぜか主人公一家の話になっちゃって

似たようなハラハラドキドキに途中飽きてくるほど

ぼろぼろ人がや車が落ちて行ったり建物が壊れていく様をCGで

これでもかと言うほど見せてくれるのは圧巻でしたけど

テレビのCMでガンガン流しちゃったのが残念


見所だったのに


過去のいろんな映画の要素がふんだんに入っているので焼き直しの感は否めません

デイ・アフター・トゥモロー ポセイドンアドベンチャー諸々


最後はノアの方舟か…

そういえば子供の名前もノアだったな


せっかく見に行ったのに残念でした


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WALL・E (ウォーリー)

2009年11月23日 01時11分51秒 | 映画
E・Tみたいなウォーリー、クリオネみたいなイヴ

まずキャラクターが可愛い


何より荒廃した地球がすごくリアリティーがあって

とくに都会のゴミ屋敷状態などアニメでこの汚さが出せるなんてそれだけで唸ってしまいました


CGアニメってやっぱりこういうメカものに合っていますね

人間を描くとどうもプラスチック粘土のような質感とキャラが異質で不気味に見えてしまいます


音楽も「2001年宇宙の旅」を使ったりオマージュとして嬉しい限り

特に前半セリフがほとんどなく仕草と表情だけで表現しているのが素晴らしいと思いました


でもいいのはここまで

後半になってでぶでぶの能天気な人間が出てきた時は心底がっかりしてしまいました


お掃除ロボットの「MO」なんて本当にいいのに…

人間がお気楽アメリカンなのには「地球ってもうだめじゃん」って気になってしまいます

あのたるみ切った精神と身体で汚れた地球を直せるのかってね

あそこまで汚して逃げる前に地球をもっと大事にしなくちゃ

地球のためには人類がいないのが一番なのかも…

なんて刹那的にもなってしまいます


壮大なテーマが純愛にとって代わられた?





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